KIRARA RC

2017〜18年度 会長 酒井進

2017〜18年度 会長酒井進

 25周年記念事業の一環として、周年事業の実行委員長を中心に、KIRARAロータリークラブの現状を総括して頂きました。
 総括には、設立時の高邁な意思の紹介に始まり、当クラブの長所、短所が見事に描かれています。2年が経過をしましたが、この総括に書かれている内容こそがクラブ運営の指針である、と受け止めています。その中から、特に心して臨まなければと考えています事を紹介させて頂きます。

 一つは、クラブ発足時のスローガン「チャレンジ・オリジナリティ・そしてバランス」初代鳥山会長の方針です。10周年・20周年の節目の年の会長の方針としても掲げられてきました。KIRARAのバイブルと言っても良い明訓です。折に触れ、自らの立ち位置を確認するかのように3度に渡り会長方針とされてきました。周年以外の会長方針にも、常に会長の心にあったと想っています。KIRARAとして、ローターリーの目的遂行に外してはならない活動指針として、常に振り返り、行動を積み重ね続けて来たと、会員として自負と誇りを抱いています。

 本年度の私の方針「誇り」には、そんな想いを込めました。

 もう一点、総括にKIRARAの誇るべき事業として、青少年の育成を継続的に行ってきていることが指摘をされています。具体的には、中学生の海外派遣、会員による中学校への出前授業等、次世代を担う若者に向けた事業です。年度は変われど惜しみない汗が、流され続けています。他に誇れる活動と思います。

 ここで、少し個人的な話しをさせていただきます。40歳そこそこで当クラブに入会をさせていただきました。今思えば、右も左も判らない若輩者でした。例会場で、例会での講師の卓話で、親睦活動の中で、クラブの事業を通して、様々な事を「学ば」せて頂きました。今、大変感謝をしています。
 ローターリーに関する書物に「入りて学び、出でて奉仕せよ」と言う言葉が出ております、「奉仕せよ」は少々きつ過ぎ感がありますが、自分に出来る範囲で次世代の為に何かをしておきたいとは望んでいます。

 以上の想いより、会長方針を「歩もうロータリーの誇りとともに」といたしました。ぜひともご一緒下さい。


国際ロータリー

2017〜18年度 RI会長  イアン H.S.ライズリー

2017〜18年度 RI会長イアン H.S.ライズリー

数年前、知り合った人からある質問をされました:
「ロータリーとは何ですか?」シンプルであるはずのこの質問に答えようと口を開きかけたところで、思わず止まってしまいました。どこから説明してよいか分からなかったのです。ロータリーとは何かを、私が知らなかったわけではありません。問題は、ロータリーがあまりに大きく、複雑すぎて、簡単に説明できないことでした。ロータリーとは、会員制の団体、クラブを基盤とした団体、奉仕を行う団体であり、町ごと、地域ごと、そして全世界で活動する団体です。その会員は、地域社会のメンバー、事業人、職業人であり、現役で仕事をする人もいれば、定年退職した人もいます。そして、世界のほぼすべての国で活動しています。120万人の会員一人ひとりが、独自の目標と優先を掲げ、一味違った経験をしています。一人ひとりが、ロータリーを独自の解釈で理解しているのです。

私にとってロータリーとは、「どのような団体か」ではなく、「何をしているか」で定義されます。すなわち、ロータリーが私たちに与えてくれる可能性、そして、その可能性を有意義かつ持続可能な奉仕によって実現する方法によって、定義されるのです。ロータリーには、112年の豊かな歴史があります。この間にロータリーは、徐々に成長し、成熟し、会員と地域社会の変わりゆくニーズに対応しながら、ある意味で大きく変わりました。しかし、その根底にあるものは同じです。それは、地域社会と世界に変化を生みだしたいという願い、そして、ロータリーを通じてそれを実現できるようになった人が集まった組織だということです。「ロータリーとは何ですか」という問いに、私たちは行動をもって答えます。奉仕を通じて変化をもたらすことによって。

組織として、私たちは、ロータリーとは何か、何をするのかを世界に理解してもらうことが、いかに重要であるかを認識しています。同時に、各クラブがロータリー奉仕を独自に定義することが、かつてないほど重要であると自覚しています。ロータリアンである私たちは、これまでよりも柔軟に、クラブの例会、活動、発展の方法を決定でき、また、もっと多くの女性や多様な会員を迎え入れて、地域社会の特色をクラブに映し出すことに力を注いでいます。長期の計画、持続可能な奉仕、全レベルでのリーダーシップの継続性を重視することで、ロータリーが世界有数のボランティア組織であり続けるよう努力しています。

2017-18年度、「ロータリーとは何ですか」という問いに、私たちは「ロータリー:変化をもたらす」というテーマで答えます。それぞれどのような方法で奉仕することを選んだとしても、その理由は、奉仕を通じて人びとの人生に変化をもたらせると信じているからです。新しい遊び場や学校をつくる、医療や衛生設備を改善する、紛争仲裁者や助産師を研修するなど、私たちはその活動が、人数が多かろうが少なかろうが、誰かの人生をより良くしているのだと知っています。ロータリー入会のきっかけが何であれ、私たちがロータリーにとどまり続けるのは、ロータリーで充実感を得ることができるからです。この充実感は、毎週、毎年、「変化をもたらす」ロータリーの一員であることから湧き出てくるものなのです。

「ロータリー:変化をもたらす」


幹事:高須光
幹事:高須光

【幹事 方針・抱負】

 今年度、酒井会長から指名を受け幹事を務めさせていただきます。
 入会して20年目を迎えましたものの、ここまで気儘にロータリーライフを楽しんでおりましたので幹事の指名に大変驚いておりますが、いただいたチャレンジを力むことなく努めてまいります。

 酒井会長は、青少年育成、地域貢献そして環境問題に強い意識を持っており、会長方針「歩もうロータリーの誇りとともに」とあるように青少年育成などこれまでのキララロータリーのよき伝統の継続をとても重要と考えておられます。
 本年度は、大髙ガバナー補佐を輩出することとなる中で、西尾市内中学生小笠原派遣事業、高校生ジャズ演奏会、出前授業など多くの青少年育成事業を中心に対外事業を計画しております。
 これらの事業が円滑に進み、会員の皆様にとりまして1年間充実した楽しいロータリーライフとなりますよう運営に励んでまいります。

 当クラブも高齢化が進んできました。
 会員の皆様には、新入会員をぜひ確保できるようご協力をお願いいたしますとともに、この1年何かと不手際な点が多いと思いますが、温かいご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。