第755回例会 大岡宗弘氏(一色うなぎ漁協組合長)「一色町の養鰻業」

開催日時 平成19年4月27日(金)12:00~
開催場所 西尾信用金庫 中央支店 2F
合唱曲 それでこそロータリー
卓話者大岡宗弘氏(一色うなぎ漁協組合長)
お客様碧南RC 矢埜隆君
司会進行鈴木善和君

会長挨拶

 だいぶ春も本番という事でみどり川の桜も葉桜となりまして、こういう時ですと新緑目に青葉とよく言われておりますが、最近は今時の言葉で山々の緑をもえぎ色と表現するようです。日本語も流暢になってきたなと思います。そんな中でトヨタが世界一というニュースが流れたり、ガソリンがバイオに、食料が燃料に変わるという大変良い事なんですが、悲しいかなこの日本は食料自給率が5割を切っておるという事で、ジュースも近々1割位上がるというニュースも流れております。 今日、明日で鐘供養が行われます。この鐘供養の中で代表的なのが和歌山県日高郡の道成寺なんですが、こちらの鐘供養が有名です。ここには伝説がありまして熊野詣での途中に安珍というお坊さんがたまたま泊まった宿に清姫というお姫様がおりました。女性からの一方的な想いを安珍和尚に訴えたがお坊さんですのでかたくなに拒んだ。そしたらこの姫が蛇になって和尚を追っかけたと。その逃げる日高川の途中のお寺の鐘の中に和尚が逃げ込んだら鐘もろとも焼きつくしてしまった。まさに女性は気をつけなきゃいかんなという感じがしみじみと致します。この伝説はこの前歌舞伎にも行きましたが、能や歌舞伎の道成寺という演目で有名な劇となっております。

 だいぶ春も本番という事でみどり川の桜も葉桜となりまして、こういう時ですと新緑目に青葉とよく言われておりますが、最近は今時の言葉で山々の緑をもえぎ色と表現するようです。日本語も流暢になってきたなと思います。そんな中でトヨタが世界一というニュースが流れたり、ガソリンがバイオに、食料が燃料に変わるという大変良い事なんですが、悲しいかなこの日本は食料自給率が5割を切っておるという事で、ジュースも近々1割位上がるというニュースも流れております。
 今日、明日で鐘供養が行われます。この鐘供養の中で代表的なのが和歌山県日高郡の道成寺なんですが、こちらの鐘供養が有名です。ここには伝説がありまして熊野詣での途中に安珍というお坊さんがたまたま泊まった宿に清姫というお姫様がおりました。女性からの一方的な想いを安珍和尚に訴えたがお坊さんですのでかたくなに拒んだ。そしたらこの姫が蛇になって和尚を追っかけたと。その逃げる日高川の途中のお寺の鐘の中に和尚が逃げ込んだら鐘もろとも焼きつくしてしまった。まさに女性は気をつけなきゃいかんなという感じがしみじみと致します。この伝説はこの前歌舞伎にも行きましたが、能や歌舞伎の道成寺という演目で有名な劇となっております。

出席報告
会員総数 免除・休会・病欠 ・海外 計算会員数 出席数 MU数 欠席数 暫定出席率 修正出席率
58 1 57 33   24 57.89  

スマイル委員会報告

大高会長:会員の皆さんもう4月最後の例会になりました。いつもご協力ありがとうございます。今日はゲストに一色漁業組合長の大岡様にお越し頂きました。未知なる鰻の話を期待しています。
宮地幹事:昨日は、年度末の委員会で久しぶりのステーキでした。議論が白熱しましたので味わうゆとりがありませんでした。次年度はついて回りです、宜しく。

大高会長:会員の皆さんもう4月最後の例会になりました。いつもご協力ありがとうございます。今日はゲストに一色漁業組合長の大岡様にお越し頂きました。未知なる鰻の話を期待しています。
宮地幹事:昨日は、年度末の委員会で久しぶりのステーキでした。議論が白熱しましたので味わうゆとりがありませんでした。次年度はついて回りです、宜しく。

卓話

一色町の養鰻業(大岡宗弘氏(一色うなぎ漁協組合長))

 日本の中で100歳以上のお年寄りが2万8千人位いると聞いております。その中で一番印象に残っている食べ物は何ですかと聞くと、一番始めに鰻がきます。二番目が白いご飯。三番目が肉という事です。長生きをするなら鰻を食べて頂くという事かなと思っております。
 現在の鰻業界の現況を少し話させて頂きます。現在私共の生産する鰻は日本の中で2万トン位で輸入が8万トンです。その中で台湾産が15%、中国産が65%です。国内の養鰻業の推移ですが、1971年では2,441件あった生産者が現在では445件になってしまいました。これは国内の自然淘汰があったかもしれませんが外国からの輸入、安い鰻の為に生産者が倒産、廃業という状態でございます。現在鹿児島が国内1位、2位が愛知県、3位が宮崎県、4位が静岡となっております。その鹿児島が7,400トン、愛知県が6,000トン、宮崎県が2,800トン、静岡県が1,600トンです。そうしますと今浜名湖産といって食べている物は本当に少ない、全国の8%しかありません。愛知県は30%、一色町は25%を作っております。そういう点では今現在日本一の生産量を一色町が持っております。日本の養鰻業の発祥というのは、服部倉次郎さんが東京で始めましたがなかなか上手くいかなく、浜名湖で始めたのが最初です。浜名湖は風光明媚でシラスウナギが沢山捕れる。餌である魚、お蚕さんの蛹が餌になっておりましたので非常にあっていたという事です。一色町は明治27年に愛知県の水産試験場が出来ました。それが移転した後地元の人が借りてボラや鯉という物の中にてんびり、鰻の呼び名ですが最初はシラスウナギ、クロコ、ヨウダイ、ボクという出世魚です。一色町の養鰻業がなぜ良いのかと言いますと、一つには徳倉六兵衛さんという大家さんが昔おりましてその方が新田を持っておりました。その新田は塩害がありまして畑作や稲が出来ない。それなら鯉や鰻を飼育した方が良いんじゃないかという事で自分の手代を豊橋の養鰻業者に手習いをしてから始めたという事です。当時の養殖の条件が暖かな土地、水の確保、餌の確保、鰻の原料の確保でした。矢作川で沢山のシラスウナギが捕れたそうです。私が聞いた話ですと川裾に帯になっていたということです。えら病というえらに寄生虫がつくのですが、鯉や金魚にも発生するのですがそういう物を除去するのにどうしても塩水に浸ける事が必要になるので大体養鰻業というのは海岸にありました。一色町も伊勢湾台風が終わった後耕地整理をしました。その時には稲作は曲がり角に来ておりましたので、その時までは50~60人でしたが伊勢湾台風後には200何十人と養鰻業者が増えました。その他に配合飼料の普及や昭和44年に大きな病気が発生しまして路地からハウスへ転換した事が一色町に有利に働いたようです。
 一色町が日本一になったのは昭和58年、これは愛知県が全国で日本一になりました。ここ7年位は鹿児島に抜かれました。どうも愛知県は自動車の県でこういう第1次産業の補助金が少ないです。鹿児島はそういう点では地場産業という事で非常に厚い補助金がありましてそういう点で負けたというのが現状です。昭和37年に117件あったのが昭和50年に265件、これが最高です。現在は110件で6,000トン位を全部ハウス養殖しております。シラスウナギは昔は矢作川で捕れたのですが今は80%を他の地区で買っております。そのシラスの飼育技術が一色町では非常に発達しております。養鰻水道というのが大きな役割を果たしておりまして、他の産地は地下水を使っておるのですが、矢作川の水を導入する事によって住みやすい水、養分が沢山ある、酸素も沢山あるという事で非常に生育が良い。天然に近い、柔らかい鰻が出来るという事が一番。同じ水を110件の人が使っておりますから技術移転がスムーズに行くという事が一色町の力だと思います。もう一つの特色は協同出荷ではなくどこへ売っても良い事になっております。値を高く出してくれた所へ売る、組合が普通の企業と同じように運営をしていかないと鰻を売ってくれないんです。ですから価格的にも全国の鰻のトップクラスを走っています。一色の値段が日本の値段になります。それだけ組合、仲買さんの力も強くなっております。
 一色の鰻が少しずつ売れてきたのにはJAS法がありまして、現在売る鰻については必ず産地を表示しなくてはいけないとなっております。東海3県ではなんとか知名度が普及してきました。今後ともそういう形で少しでもブランド化を図っていきたいと思っております。その次に品質向上。昔は歯ごたえのある鰻が好まれたのですが今は柔らかくて口の中でとろける様な鰻が好まれるのでそれに応えるように努力しております。一つ外へ出て頂きましたら鰻を食べて頂きたい。そこで産地を聞いて頂きたい。美味しかったとほめて頂くと鰻屋さんも喜びますし、鰻も沢山売れますので一つよろしくお願い致します。
詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]