第1103回 第2回「エンパワーメント」

開催日時 平成26年10月17日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 それでこそロータリー
卓話者(社)中部産業連盟主席コンサルタント 大竹裕一氏
お客様
司会進行高須 匀君

会長挨拶

 今月は職業奉仕月間という事でロータリアンである我々は自分の職業、地域や個人レベルで現行の尺度を振り返る為、毎月一回、四つのテストを唱和をしていますが私なりにこの四つのテストの事を考えてみました。

 この四つのテストは1932年ハーバート・テーラーが提唱された考え方で、彼は不況から脱出して会社を再建する為には合理的な手法が必要だと考え従業員が正しい考え方を持って正しく行動すれば会社全体の信用は高まると考え、社員全員が簡単に覚える事が出来る主要を作り出し、四つのテストが考えられました。近年米の偽装や産地偽装問題、食品原料偽装問題等々が発生しております。四つのテストでは商取引をする為の当事者同士が納得出来る基準を示したものだそうです。

・真実かどうか
 商取引の商品品質や納期、契約条件等に虚偽がないかどうかという事が大切な基準であるという事です。
・みんなに公平か
 全ての取引先に対し公正か、ルール違反は無いか。談合・価格協定はないかという事です。
・好意と友情を深めるか
 この商取引が公正か、ルール違反はないのか。同業者・取引先との友好を築き円滑に行える事が出来るか。労使双方の信頼関係をどうやって深める事が出来るか。
・みんなのためになるかどうか
 株主・顧客・信用先・協力会社の関係者全てにおいてみんなのためになっているかどうかという事を言っています。

 この四つのテストを自分なりに考えてみた訳ですが職業奉仕月間で皆さんもう一度自分の経営のあり方を考えてみる事も必要だと思っています。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
58 30 42   85.71  

スマイル委員会報告

【後藤利之会長】
 大竹様、今日も宜しくお願いします。今日は青少年奉仕委員会による幡豆中学校の「出前授業」が行われます、講師の皆様ガンバッテ下さい。

【鈴木善和幹事】
1.旋回の大竹裕一先生のプレゼン興味深くお聞きしました。本日も宜しくお願いします。
2.本日の幡豆中学校での出前授業の講師として参加されるメンバーの皆さん頑張って下さい。

【杉浦義利君】
 無事退院しました。体調も戻りました。又遊んで下さい。よろしく!

【丸目藤二君】
  先週の例会休みました。豪華客船と云われる「飛鳥II」に乗ってきました。
  全くの別世界を体験してきました。機会あればみなさんも是非乗船してください。

【鈴木経男君】
  入院のため来月から3ヶ月休みます。お願いします。

卓話

テーマ「エンパワーメント」((社)中部産業連盟主席コンサルタント 大竹裕一氏)


大竹裕一氏今日は宿題覚えてますか?「誰も返事がない」

「エンパワーメント」についてお話しします。
 エンパワーメントというのは 勇気づける、動機付ける、やる気にさせる、力を発揮する様にさせるという意味です。前回は価値・マネジメントという事でお話をしましたが基本的には戦略を考え新しい価値を作り出す創造という部分がありそれを計画化し組織化する。その後の動機付けという所がエンパワーメントという事になります。このエンパワーメントをどうするかという部分が非常に重要な部分で、動機付けをするのはコミュニケーションもありますがどう違うのかと言いますと組織化後の動機付けというのは1対1の関係です。

 1対1で相手がどういう人間であってどういう力を持っていてどういう風にしたらもっと自分の力を発揮するのかという観点でやるという点が基本になります。この手法はかなり研究されていてノウハウになっています。しかし多くの企業では相手に対し、叱ったり注意したりしているが本当に動機付けになる様な部下の育成、気付き、目標に向い仕事に取り組ませる話し合い等は非常に少ない事が解っています。きょうはそのノウハウについてお話ししたいと思います。

 前回コーチングのお話をしましたが、何人かやられた方はみえますか?動機付けをする場合に承認・誉める・叱るという手法があります。誉める叱るというのは成果が上がれば誉める事が出来ますし失敗すれば叱る事が出来ます。失敗も何も無い時にどうしたら動機付けが出来るのかというと承認するという方法があります。承認という事は認めるという事ですが部下の行動を良く観察していないと出来ません。何か行動が変化した時に具体的な事実を確認してやらないと価値がなくなってしまします。

 ではやる気というのはどういう風に出てくるのかと言いますと、やる気・自尊心・自信に大きな関係があります。この3つがあると非常に業績が上がります。ではどうやって自信をつけさせ自尊心を持ってくれる様にするのか。1つに目標の設定の仕方にノウハウがあります。これはアメリカの心理学者が出した結果ですが目標というのは自分が描いている能力以上の目標でも能力以下の目標でも動機付けられないとあります。能力より少し高い目標を設定して達成感を覚えさせさらに頑張ってみようと思わせる事が重要で、この目標値の与え方が重要になります。また人間の悪い方を強調すれば益々悪くなり、よい方を強調すれば益々良くなると言われていますので何か得意な分野を探してやって自信をつけさせ次のテーマを与えてやる事が重要になってきます。個別に対象となる人間の観察を良くして何が出来るのか、何が苦手なのか、良い所を伸ばしてやって自信をつけさせる事が出来ないと上手くいきません。

 基本的に色々な仕事を自分が出来そうだと自信を持っているとやる気になり業績が上がります。自尊心・自信があるメンバーは高い・難しいプロジェクトに挑戦しようとする傾向があります。具体的な事実を指摘し能力を評価し仕事を任せると非常に成功の確立が上がります。部下の行動が変わったという時に認めてあげるという事、誉める事がなく叱る事もない部下、平均的な部下を対象にしてエンパワーメントするというのが一番重要です。会社の中でも平均的な部下というのは全然社長とも喋った事もなく、コミュニケーションをとった事もないという事が多く発生していますので一番重要なのは行動を見てテーマを与えて挑戦させるという事をやっていくとそれによって人が育つという事になります。継続的にその人を観察して継続的に科学的にデータを取って改善テーマを設けて何らかの改善を他の人と結びつけてやっていくだけでかなり大きな成果が出て来ます。

 誉めるという事について人前で誉められると嬉しいという人とこっそり誉めて欲しいという人といます。人前で誉めると嬉しいという人は子供の頃から皆に誉められてちやほやされている人、こっそり誉めて欲しい人は非常に自尊心が高く、猜疑心も強く少し構えている人、そういう人達にも誉めてエンパワーメントする具体的なポイントは事実に焦点を置く、行動が変化した時に直ぐに言う事です。それには継続的な観察が必要ですが、多くの部下がいるとなかなか無理なのでターゲットを何人かに絞り1日の仕事を見て確認をすると行動に変化が出て来たり、目標を与えた時に声を掛けるという事をするとその中で行動が変わってきます。行動が変わった時に直ぐ誉める事が重要です。また部下のやる気がない時や元気がない時は動機付け・承認・誉める・叱る等何かやったかどうかと考えると自分の行動が明確になってきます。

 叱るという事は失敗の後の挽回の為の励まし、考えさせてもっと良いアイデアを持って来させる。実用的な対応をしてその人間を育成しようとする事で、怒るというのは感情的な反応でそれには自分にも責任があります。こんな事が伝わらないのかという部分が増幅して怒りになってしまうので叱り方は非常に重要です。叱り方は事実に焦点を置く。人格に触れず価値観を入れない。長々と叱らないの3つがポイントになります。私達は一般的に話をしていたり注意をしていたり誉めたりする時に摩擦を起こすとか防衛的な本能、防衛的な態度をしようとしますのでまずは事実を話し、どうしたんだ?君はどうしたら良いと思う?等質問をするとやり方としてはスマートでエンパワーメントになり会社全体が良くなります。

 叱る・誉めるという時は具体的な事実を確認し具体的に誉めるというのがノウハウにあります。その話し方、持って行き方が非常に重要です。また質問をするという事は指示・命令する事より重要な要素です。部下を伸ばそうと思った時にこちらから回答を言ってしまうのではなく、部下がどんな事をやっているのか、どうして失敗したのか確認して自分で考え、自分の考え方をつけさせる事が出来て来ると人間が成長して来ます。私達もコンサルティングで会社に行って社長や役員の方と話をしたりしてどうするかという事になった時に私達が先に回答を言うのではなくまず考えてもらう、答えが出てきたら気付きをしてもらう為に質問をするという事をします。質問の仕方が部下を育てる事になります。その質問の仕方には限定質問、YES/NOで答えられる質問と、5W2Hで考えて一言では答えにくい質問の仕方があります。考えさせて気付かせる質問をするというのが重要な要素になります。

今週のトピックス 「出前授業」

 10月17日金曜日、青少年奉仕委員会の今年度の主要事業である「ロータリアン中学校派遣事業(出前授業)」が例会終了後、市内の幡豆中学校にて実施された。派遣先生は8人の会員。対象生徒は同校2年生の3クラス。参加生徒は4教室に別れ、各教室二人の派遣先生が受け持った。

 各先生はそれぞれ自分の仕事の話が中心であったが、夢・趣味の話をする生生もみえ、生徒たちは普段の授業と違い、興味深く聞き入っていた様子であった。

幡豆中の先生と関係者一同で記念写真 石川逸大先生。「自分の夢を実現しよう・・」と呼びかけた。 磯貝総一郎先生。「ピカリコ」を紹介しながら障害者の話を・・。
太田五九郎先生、「ゴミ0運動」を通して地元をきれいに・・。 丸目藤二先生。「自分は何になりたいか?」本をたくさん読もうと呼びかけ・・ 神谷昭光先生、耐久ガラスは割れない?割れるんです!
杉浦加代先生「年を取ったら物忘れが酷くなるんです」 太高純治先生、「車の運転したい人~?全員でした。」 堀田義之先生、バッチリ決めて「立派な大人に成っ下さい」

三分卓話「私の履歴書」

 今日はお手元に日経新聞の記事を持って参りました。世界市場がかなり動揺しているという事で、マーケット・株・為替の事が書いてありましたので今日は履歴書をやめます。履歴はまたの機会にという事でこのマーケットの話を少しだけさせて頂きます。

 今回の世界市場の急落、ついこの間迄はみなさんいつ1万8000円行くんだろう、また為替が115円という話がありました。今回も急激な変化でみんな弱気になっていますので私個人的にはそろそろ良いんではないかなと思っています。

 なぜこれが起きたかと言いますと新聞にはアメリカの緩和の行方がどうなるのかという話やプラネッツとかが書いてありますが本来の中身は3つありまして1つはIMFによる世界経済の見通しを下方修正した事。3%の所を2.7~2.5%にスローダウンしたという話が先々週位に出ました。この話が出た後に株価が下げられました。

 2つ目はヘッジファンドによる売却です。ヘッジファンドに投資している人が決算・決済・返金・解約してくれと言われるとお金を作らなければいけない。そういうヘッジファンドの売りが10月中旬には毎年ありますが売りが先行して急落という形になりました。もう1つは今月末、量的大緩和が終るという事でこの3つの事から今マーケットが揺れています。世界株価を見ますと欧州、南欧は国際の利回りが急上昇しております。急上昇というのは危ないという事です。

 日本はEUに輸出相手国が多く中国も多いですが今ダメになってきているという状況で連鎖反応を起こしています。それをアメリカが一手に引き受けて今迄は景気を支えていました。そのアメリカも小売り売上高がどんどん減ってきたという話が出始めました。またドル高によるアメリカ経済に与えるマイナス影響、消費の伸び悩みという話がありますが、決算発表を見てからだという話があります。全体的には世界がアメリカによって支えられて本来ドル高円安で、為替もアメリカが容認していました。アメリカは日本と一緒に世界を支えようとしましたが日本が円安にも関わらずマーケットが反応しなかったというのが現状です。

 ではこれはどこ迄続くのかという事ですが為替は105円~110円の間、年末の株価は私個人的には1万6600円~7000円という形で見ています。何があったらそうなるのかと言いますと、日銀総裁への催促相場、GPIF、年金のお金で株を買っていますが割り振りを発表する事によって外債の枠がいくらになるかによって円安を誘因します。

 円安を誘引するという事は株を揚げるという事になります。こういう政策が出ないとしんどいかなと思います。1つの目安としてそういう政策がいつ出るか、消費税10%の話題等色々な材料が出てきたらマーケットは良くなるのではないかと思います。そろそろそういう材料的な物が出て来ると思いますのでチャンスかなと思います。

私の過去を知っても面白く無いので、旬の経済情報を・・ 三分の予定が15分「今度のファンド」今が買い時です。

各委員会報告

出席報告と退院報告で杉浦義利君久々の出席「元気ダョ~」 スマイル報告は杉浦加代委員 細川青少年奉仕委員長、「出前授業、皆さん宜しくお願いします」

例会30分前

「だるま寿司」の弁当です。 だるま寿司の大将と女将さん 今日の卓話、紹介者の山本俊明君と講師
病み上がりの義利君と杉田君、笑顔で楽しそうです。 新入会員?鈴木経男君「照れるな~ダメヨ~ダメダメ」 ダブル鈴木で打合せしてるの・・?
皆さん例会開始前、やや緊張・・ 榊原章君久しぶりの出席。 アクティにしおまつり 2014のご案内

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]