第1106回 「酒造りについて」

開催日時 2014年11月14日(金)
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 我等の生業
卓話者山崎(資)代表社員 山崎厚夫氏
お客様
司会進行杉浦正昭君

会長挨拶

 今日は一段と寒さが凍みる季節に成ってまいりました体調管理には充分注意して下さい。

先週は休みを頂いて海外研修会に参加して参りました10月31日突然に日銀は大規模な追加的量的緩和を発表し、株価上昇となりましたが海外旅行者にとって円/ドル相場が急激な円安傾向となり為替レートの上昇にて色々と苦労しました。

 それではゲスト及ビジターの紹介をします。ゲストは尊王蔵元の山崎合資会社代表社員の山崎厚夫様です卓話でメンバーを酔わせて下さい。我々の同好会に日本酒をたしなむ会として炉端会が有りますが炉端会は各地のお酒を持寄り飲み比べをしておりその中で山崎合資会社様の「幻々」も話題になっております、昔から「お酒は百薬の長」と言われておりますが「適量で有れば体によいと云われます、適量と言っても個人差が有り、適量以上飲酒をすると体に悪い影響も有ります。

 自分の適量はどの程度か知る事がお酒と上手に付き合うコツです、飲むときには肝臓の負担が大きいので解毒作用のあるタウリンを多く含むサザエ、ホタテ貝、マグロや肝機能を高める豆腐、チーズ、鮭等、またアルコール分解に必要なビタミンB1の豊富な落花生、枝豆などを酒のつまみとして食べるのが良いと思います、悪いつまみとしては肝臓でアルコール分解する時脂肪の合成を進めるフライドポテト、唐揚げ等のフライ物は避けた方がいいと思います そして週2日は休肝日を設定して肝臓を休ましよう。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
58   43   86 100

スマイル委員会報告

[後藤会長]
 尊王蔵元山崎様ようこそKIRARAへ。酒の造り方勉強し、おいしい酒飲みたいと思います。今日は卓話よろしく

[鈴木幹事]
 kirara の酒飲みの一人です。正しい酒の飲み方のご指南お願いします。

[山本プログラム委員長]
 山崎さん、今日はようこそKIRARAへ。地元酒メーカーとして、おいしい酒つくり続けてください。

[太田五九郎]
 尊王社長さまようこそKIRARAへ。今日は、地元唯一の酒造りのお話楽しみです。いつもお世話になっている、プラマー太田です。

[野口要二]
 日曜日まで、岩瀬文庫で写真展やっています。はじめちゃん美味しいお酒をありがとう。来週ろばた会です。宜しくお願いします。

[杉浦正昭]
 例会場と事務室へシンビジューム飾らせて頂きました。少し明るくなりましたかね。










卓話

テーマ「酒造りについて」(山崎(資)代表者 山崎厚夫氏)


チョット緊張している山崎厚夫氏のあいさつ

紹介者の山本プログラム委員長

大正6年に商標「尊王」平成元年に「尊皇一級酒」誕生
 お手元に資料をお配りさせて頂いております。会社の沿革が書いてございます。明治36年(1903年)に創業しており、当初から法人で立ち上がっております。今年111年目が終り112年目となり、114期となります。当時は幡豆村、しばらくして幡豆町、そして3年前に西尾市に合併という事になりました。創業当時は日進という商標を使っていた様で、尊王というブランドは大正9年から使っております。

 尊王の由来は山﨑家の菩提寺である祐正寺が西幡豆の駅前にありまして、そちらの本堂に幕末の頃から掲げられていたと思われる尊王奉仏という変革がありそこから尊王という2文字をもらい尊王というブランドを使える様になりました。当時は大正時代という事で「皇」を使わず「王」を使っていました。昭和6年から高級酒に尊皇を使い始め、今でも2種類の尊皇があります。割と年配の方ですと昔は2級酒がうちの主力商品でしたのでそちらには尊王が使ってあります。本醸造酒以上の物には尊皇が使ってあります。

 お酒は風土の産物です、我が社は三河湾国定公園に囲まれて風光明媚な幡豆にあります。本物の味を求め続けて妥協無き職人魂が我が社の誇りです。2002年私の父が病気で亡くなり、急遽私が36歳で社長になる事になったのですが、その時は酒業界も日本酒の売れ行きが落ち込んでいる状態でした。毎年売れ行き、会社の業績も下がって行きこのまま行くとどこかで終わってしまうのではないかという先行きが見えない時にバトンタッチをし、また丁度会社の創業100周年を迎える年でしたが何一つやれずに100周年が終わってしまったという残念な年でした。

 110年の時には小さいながらも記念的な事が出来たので良かったと思っております。また2001年から地元の人間が杜氏となり、100%地元人でお酒を作る事に切り替わりました。その杜氏をやっている人間は元は営業部長をやっていた者でして4年の経験しかありません。私も以前は国税庁の醸造試験場におりましたので酒造りの理屈は頭の中では解っていましたがこれが現場で通用するかどうかという事が一番心配でした。それがある程度上手くいったと言うか、酒造りというのは微生物の管理という事が間違いない事で、理屈通りに事を運ばせればそれなりの物が出来るというという事が解ってきました。

 それで私も自信を持ててきまして、それなら今迄やってこなかった新しい事も、理屈が通る話ならやってみようという事になってきて色々なお酒を造る様になりました。越後杜氏が来ていた時は酒米も北陸地方の米を沢山使って酒を作っていたのですが、愛知県人だけになってきたのでそれなら米も全面的に愛知県の米を使おうと方向転換をしまして、そこから地域性、愛知の酒、原料米も原産米を使う方向にしました。今ではごく一部の高級酒だけには兵庫県産の米を使っていますが、90数%は愛知県の米を使っております。

 製造工程のこだわりという事で・自家製米、当社では精米機を所有し原料米を玄米で仕入れ当社で精米をしています。・手造り麹、麹造りは酒造りの要です。これを昔ながらの手作りで職人が泊まり込みで作っております。・低温発酵、低温貯蔵、この地域は昔ながら温暖な土地で平均的に温度が高いので、冷却をしなくてはいけない季節が多いので、うちの蔵では戦前からアメリカから冷凍機を輸入しまして、建物も断熱効果のある蔵で部屋を冷やして酒造りを行ったりしています。これらをだんだん改善していき、平成11年に全ての酒を冷蔵庫で貯蔵出来る様にしました。

 また幡豆町内で栽培した米を使って、全て幡豆町内で完結した酒「三河鳥羽の火祭」を発売しました。これは鳥羽の火祭りが平成16年に国指定重要無形民俗文化財に指定された事で、このお祭りを一般に広める為のツールとして出された商品でした。

 簡単にやろうと思えば既存のお酒に火祭りのラベルを貼れば出来てしまうのですが、重要無形文化財に見合う様な物を作らないと長続きはしないなという思いがありましたので、鳥羽地区の神社の付近の田んぼで氏子の方に米を作ってもらってその米でお酒を造れば本当の火祭りのお酒になるのではという話を当時の町長にお話をしたら、トントン拍子に話は進み幡豆地区での米の契約栽培、酒米の栽培の指導を受けながら栽培が始まりました。最初は5反程しかなかったのですが今では数百俵程の米をこの地区の5人の農家の方に作ってもらっています。ラベルも縁がありまして斎藤吾朗先生にお願いして絵を書いて頂きお酒が出来ました。オール西尾のお酒が出来ましたので自信を持ってお勧め出来るかなと思っております。

 当蔵では酒蔵開きというのを平成20年(2008年)の秋に初めて開催しました。これは町づくりの団体、幡豆・三河湾ねっと主催の友引市から派生し、第2会場で酒蔵開きを年2回行う様になりました。創業から100年間、一般の方を蔵に入れるという事自体やってこなかったのですが、回を重ねるごとに人は増え、現在では千人超える位の規模になってきました。その友引市も名鉄促進事業の中から生まれてきたイベントなので名鉄に乗って来て頂くという事が目標で、それも1回500人位の方が乗って来てくれる様になりました。

 これもなかなかやめるにやめられない様になってきまして、とにかく電車があるうちは続けていこうと思っております。その酒蔵開きに酒とお水を振る舞っていたのですが、お酒を飲まない様な方も来られるという事で甘酒を振る舞う様になりました。それが結構人気が出てきまして商品化の要望が出てきましたので現在では商品として販売をしております。その甘酒の原料米が夢吟香(ゆめぎんが)という最近愛知県で開発した新発売の酒米です。お酒にこの米を使いたいという事でお酒の研究開発をし、今後夢吟香を使ったお酒が出来れば良いなと思っております。

例会30分前

二宮君と榊原君がスマイルの受付? 会長と紹介者、例会前のご挨拶と打合せ
卓話者山崎様と山本P委員長 やっぱり和食弁当が美味しいです。 みんな張り切ってロータリーソング「我等の生業」を斉唱

各委員会報告

幹事報告する鈴木善和幹事 出席報告する里野泰則委員 KIRARAスマイル報告は杉浦加代委員
地区社会奉仕会議報告の榊原(利)委員長 RLI2760分科会研究報告の磯貝会長エレクト 「お城研究会」の案内をする秋山正純君
青少年委員会報告の細川和好委員長 会員増強経過報告、伊藤則男委員長

米山功労者

「理事長 小沢和彦」米山功労者の証書 米山功労者賞を受けた清、榊原、長谷、中根君。

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]