第1153回 三河安城RC合同例会

開催日時 2015年11月18日 水曜日
開催場所 安城グランドティアラホテル
合唱曲 それでこそロータリー
卓話者ライズ・エイジア 代表 上田敏博氏
お客様
司会進行三河安城RC会場委員会 斉藤光正氏

会長挨拶


 みなさんこんにちは。こんな立派な会場でいつも例会をやっている三河安城ロータリークラブのみなさんは本当に幸せだなと思います。私共は西尾信用金庫中央支店の2階の会場で行っていますので、この様な立派な会場ではありません。しかし非常に和気あいあいと楽しいクラブ運営を行っていると思います。

 今回は元々青年会議所で富田君と一緒に理事長をやったという縁があり、そんな関係もあり共同で事業をすることが出来ました。

 今回の事業につきましては、本当に三河安城ロータリーのみなさんにおんぶにだっこみたいな、我々はついて行くだけみたいな形でさせて頂きましたがとても楽しい4日間、フィリピンで事業をすることができました。

 これも小さな縁がどんどん広がっていく世界の表れかなと思います。1つの縁を大事にする事によって大きな夢が叶っていく、そういうロータリーの世界を垣間見たような気がします。今日は報告を楽しみにしております。最後迄楽しみたいと思います。ありがとうございました

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
57 35 22   57.9 100

スマイル委員会報告

[磯貝総一郎会長]
三河安城ロータリークラブの皆さんフィリッピンでの事業を一緒させて頂き有難うございました。
特に大見幹事、成田国際奉仕委員長にはお世話になりました。とても楽しい体験でした。

[フィリッピン参加者一同]
三河安城ロータリークラブの皆さん、フイリッピン、マニラでは大変お世話になりました。
国際ロータリアンの一員として感動に満ちた奉仕活動の場に立ち会うことができました。

卓話

フィリピン最貧困地区デイケアセンター建設報告


上座に卓話者と両国際委員長

三河安城RC成田国際委員長の卓話者の紹介

卓話者ライズ・エイジア代表の上田敏博氏

卓話タイトル

手作りの礼状を持つ三河安城RCの大見幹事

全体の雰囲気
 NGOライズエイジア・マニラ・ファンデーション代表 上田敏博氏

 みなさんこんにちは。今日は三河安城ロータリーさん、西尾KIRARAロータリーさんの合同例会にお呼び頂き誠にありがとうございます。

 今日はフィリピンの最貧困地区トンドにおいてサンディワアン・デイケアセンターの建設で先週、三河安城ロータリークラブの方、西尾KIRARAロータリークラブの方と2015-2016合同国際奉仕事業として行って参りました。今からその話をする前に、私が何者かという事、自己紹介をさせて頂きたいと思います。
 私は今から27年前、青年海外協力隊員としてフィリピンへ派遣されました。その事がフィリピンと関わるきっかけとなりました。2年半の活動で私が出会ったのがゴミの山、そして3日に1人の割合で子供が亡くなっていく状況をなんとかなくしたいという思いがありました。

 帰国してからセーブ・ザ・チルドレンの職員になりフィリピンへ事務所を開設するという事で再び18年、子供の権利を提唱しながら教育・医療を進めていこう、社会的弱者の子供達、女性の方に対し進めていこう、支援していこうとなりました。対象地区はスモーキーマウンテン、ゴミの山。ストリートチルドレン、路上さまよう子供達やお父さん・お母さんを早くから亡くした子供達。また児童労働、15歳以下の子供でも働かなければ生きていけないという事で、子供達を支援するだけではなくそのお父さん、お母さん達に職業訓練をする事により収入を得る為の指導等をしました。

 そして8年後21世紀が始まろうとしていた頃、スモーキーマウンテンが撤去されなくなるという事で団体がフィリピンを撤退してミャンマーに事業を開始する事になりました。私はこれから子供達が自立をする為には教育が必要であると思っていました。その為に何かをしたいと思っていました。そんな矢先にセーブ・ザ・チルドレンが撤退、日本に帰って何が出来るか、自分で出来る事をと思い、フィリピンに永住権を取りライズエイジアという現地法人を立ち上げました。そういう事で21年間フィリピンに住んでいました。

 7年前に親の面倒を見る為にやむを得ず帰国をし、日本をベースにしながら、フィリピンを行ったり来たりしながら支援を続けています。フィリピンのマニラは日本から4,000km離れており、飛行機で4時間位です。ルソン島・ピサヤ諸島・ミンダナオ島等の7107の島からなり、北海道位の面積です。

 今回の事業のスモーキーマウンテンはマニラの飛行場からそんなに離れていません。1954年から1995年迄ゴミの山として、ゴミがどんどん増えていきました。またフィリピンの法律上ゴミを焼却してはいけなとなっていたのですが、経済がどんどん向上してきて田舎でも電気が通り電化製品が欲しくなるようになりました。電気代がかかる様になるし、新しい物が欲しくなる。そうして田舎に住んでいる人が収入を得る為に都会へ出て来ます。しかしフィリピンではコネがないと仕事に就けないという状況があり、都会に出てきたが一旗揚げる事が出来ず、田舎に帰る事も出来ない。

 都会に住み続けて生き延びなければならない。それが次第にイスラム街となっていきます。ゴミの山にゴミがどんどん捨てられている。そのゴミの山にゴミを拾いに行く。これがスモーキーマウンテンです。自然発火で白い煙が出ていたのでアメリカにグレート・スモーキー山脈国立公園がありますがアメリカ人がこれが本当のスモーキー・マウンテンではないかと命名したそうです。広さが21ha、昔は綺麗な海でした。そこには3,500世帯があり、1家に7~8人位の人達が住んでいておよそ2万人の住人が住んでいました。

 この様な掘建て小屋の家に住んでいます。ゴミを拾って暮らしているのは2万人の内の約7割、大人も子供もゴミを拾っていかなければ生きていけません。ビン・缶・鉄を拾って換金し、米を買ってその日暮らしの生活を送っています。しかし子供達は決して卑屈ではなく、自分達がゴミの山でゴミを拾って換金したお金で御飯を炊いたからと、外を歩いている外国人の私に対し家で御飯を食べていけと招いてくれのです。親も一緒になって招いてくれる。私から何かしてあげるのではなくしてもらっている。そういう事を考えた時に本当に何かしてあげなくてはいけない。子供達は一生懸命生きている。その笑顔を返してくれることだけで私はやりたい、それが活動の原点となっています。

 しかし3日に1人の割合で子供が亡くなっています。薬を買うお金がない、病院に連れて行くお金も無いということで亡くなっていきます。仲良くなった子供が亡くなってしまいました。一人の子供の命も救えない。それで何か教えられた感じがし、自分が生きている間に何かしてあげたい、そんな事に気付かせてもらったのがゴミの山の子供達でした。そこで私は子供達の育ちの夢と希望を応援したいとライズエイジアを立ち上げました。

 活動としてはサンディワアン・デイケアセンターという幼稚園の支援、3歳~6歳児500名の子供達への教育支援、栄養給食を提供しました。次にサンディワアン・レーニングセンター、小・中・高等学校を中退したり学校へ行けない子供達、義務教育を受けれない子供達に対し学ぶ機会をという事でコンピュータを取り入れ、自分のペースで勉強を進め、最終的に試験をし合格すればその学年がクリアされ最終的に中学校迄の卒業証書が確定出来るというプロジェクトも行いました。小学生奨学金事業として親のいない子供、シングルマザーの子供、親の収入の少ない子供を対象に学校へ行けるチャンスをという支援事業を行っています。

 また寺子屋でミュージカルを一緒に作りました。次世代に文化の伝承を目的としフィリピンの民族舞踊をゴミの山の子供達と一緒に作ろうと、2000年には日本へ招き、2003年は岡崎で、2005年には愛・地球博、2006年フィリピン国交正常化50周年事業としてツアーも行いました。ちなみに来年は国交正常化60周年という事で天皇陛下が来年フィリピンを訪問されるという事です。そんな中、フィリピン政府は観光に配慮した活動をしております。ゴミの山の子供達は環境をテーマに民族舞踏をしているという事で、土地135haを貸与しみどりの森未来計画として木の植樹活動を行っています。

 その他に私は青年会議所さん、ソロプチミストさん、ライオンズさん、ロータリーさん等々を受け入れてコーディネイトしております。実はサンディワアン・デイケアセンターがベニグノ・アキノさん(アキノ大統領の息子さん)が大統領に立候補した時に貧しい人達の為に住居を提供すると公約しました。そうすることで私がすすめている幼稚園が撤退しなければいけなくなりました。2011年に土地をあげるからそちらに建てて下さいと2012年12月に取り壊しになりました。

 土地をもらったのですが事業の運営費、建設費がありません。色々な所に頭を下げて回った所、西尾KIRARAロータリーさんと三河安城ロータリーさんに出会いました。今年4月6日に国際奉仕事業のプレゼンテーションをここで行いました。計画の中に入れて頂き7月20日に署名をさせて頂きました。そして今回の合同国際奉仕事業として2015年11月7日~10日迄サンディワアン・デイケアセンター竣工式が執り行われました。

 そして現地のロータリークラブとの交流と第3880地区のロータリーセンターの訪問も行いました。サンディワアン・デイケアセンターに来て頂いた20名の方に内部の塗装をして頂くという事で、みなさん暑い中ペンキを一生懸命塗って頂きこの様に綺麗に塗り上がりました。そして竣工式に子供達に沢山集まってもらい、日本の旗、フィリピンの旗で迎えて頂きました。三河安城ロータリークラブの会長さん、西尾KIRARAロータリークラブの会長さんから挨拶を頂きました。そしてサンディワアン・デイケアセンター建物引き渡し調印を行いました。また子供達も様々なプログラムを見せてくれたり、子供達から感謝の手紙や盾を頂きました。

 そのお返しとして、西尾KIRARAロータリーさんが音頭をとって頂き、幸せなら手をたたこうを子供達と一緒に歌って日本の文化の交流をしました。その後竣工祈念プレートのお披露目をし取付けました。そして竣工祈念植樹を行い、食事をして頂いた後に、子供達の栄養給食の参加としてロータリアンの皆様方に配給をして頂きました。また子供達に一生懸命勉強して下さいという意味を込め、支援物資のノートと鉛筆を配給しました。そして最後に記念撮影をして終了となりました。

 サンディワアン・デイケアセンターは報告を受けた限りでは中も外もペンキを塗り終えたと聞いております。みなさま御支援、御理解感謝申し上げます。子供達よりMaraming salamat po(マラーミン サラマッポ)タガログ語で「どうもありがとうございました。」という意味となります。


各委員会報告

●三河安城ロータリークラブ 富田会長
 みなさんこんにちは。西尾KIRARAロータリークラブのみなさまようこそおいで頂きましてありがとうございます。今日と明日にAPECがマニラで行われます。今年の国際奉仕事業はKIRARAロータリーさんと三河安城ロータリーで 行いました。フィリピン、トンド地区が最貧スラム地区になります。ここに共同事業として幼稚園を引き渡して参りました。ここは電気・水・着る物・食事・食料・仕事もないという最貧のスラム地区です。子供は色々と夢を持ちますが、ここに生まれた子供達の夢の1つが大人になる迄生きていたいという悲しい夢を持つ地域です。そこで子供達を育むお手伝いをしているのが本日ゲストでお迎えしております上田敏博氏です。彼のご縁で今回の奉仕活動が出来ることになり、本当に彼のお陰だと思っております。もちろん会員の皆様方、西尾KIRARAロータリークラブの皆様方から本当に色々な御理解、御支援を頂き出来た訳です。またこの合同例会ですが、私共17年になるのですが親クラブ以外とは初めてとなる合同例会です。色々と不手際や慣例の違うことがあるかもしれません。もし失礼なことがございましたら高い席からではございますがお詫びを申し上げます。どうぞお許し下さい。最後迄どうぞ例会をお楽しみ頂きたいと思います。

当クラブの誇る美人受付嬢 司会は三河安城RC会場委員会の斉藤光正氏 三河安城RC富田会長の挨拶
磯貝会長のあいさつ 三河安城RC大見幹事の報告 三浦幹事の報告
三河安城RC出席委員会報告は深津氏 出席委員会報告は杉浦君 ニコBOX報告は三河安城RCの矢田氏

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]