第1160回 「商工会議所の戦略」

開催日時 2016年1月22日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 R-O-T-A-R-Y
卓話者西尾商工会議所 会頭 杉田芳男氏
お客様
司会進行青山弦八君

会長挨拶


 みなさん、こんにちは。今日はビジターはありません。今日の卓話は、西尾商工会議所会頭であらせられます(笑い)杉田芳男様です。よろしくお願いします。

 今週、伊勢度会ロータリークラブに行ってまいりました。11年ほど前から交流が始まったそうですが、現在の会員数は14名だそうです。私たちは事務局の鈴木さんを入れて19名で伺ったので、ビジターの方が多い例会でした。会長が挨拶の中でクイズを出してみんなが解答用紙に答えを書くなど、とても楽しい雰囲気でした。14人でもロータリーが成り立つんだと思いました。

 当日は、雨が降っていましたが、伊勢神宮にお参りするときには雨も上がり清々しい気持ちでお参りすることができました。外宮と内宮にお参りし、お神楽を奉納して、キララのメンバー全員のご多幸をお祈りしてきました。朝の雨は、私たちのような穢れたメンバーを清めるための清めの雨だったと思います。

 西行法師は伊勢神宮を訪れて「何事の おわしますをば 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」と歌を詠みました。仏教の僧侶でもある西行の歌には、日本人の宗教観がよくあらわれていると言われています。神宮の森は、私たちのような小さな存在にたくさんの恵みを与えてくれる自然への敬意を感じさせてくれます。

 西行といえば、高杉晋作は東行と号して、「西へ行く 人を慕うて 東行く 我が心をば 神や知るらむ」という歌を詠んでいます。東へ行くという言葉の中には、東にある江戸幕府を倒すぞという決意が込められているそうです

スマイル委員会報告

【磯貝総一郎会長】
 今日は西尾商工会議所会頭の杉田芳男様のお話です。皆さん心してお聞きください。

【三浦隆司幹事】
 本日は杉田会頭、会議所の戦略のお話楽しみにしております。
先日、家に入ったら狭い玄関にバラが咲き乱れておりました。うちのカミさんにバラをありがとうございました。

【丸目藤二君】
 明後日の24日、あいやさんへ勤めさせて頂いてる娘の結婚式です。勤めだして2年足らずで長期休暇することになり申し訳ない気持ちで一杯です。相手は4月より岡崎商工会議所勤務の岡田くんといいます。セミナーなどで見かけたら声かけて下さい。

【太高純治君】
 次女が出産して孫2号ができました。

【大山勝男君】
 我が家の庭に沖縄の花ハイビスカスが先日の雪にもめげず、今だに黄色の花を付けていてくれます。元々ハイビスカスは夏の花ですが、南向きで軒下で北風が遮られている環境とは言え頑張っていてくれます。昔から屋敷内に黄色い花があると縁起がいいと言われており、今年は何か良いことがあるといいな〜と、妻も欲張りごとを呟いています。

【地理研同好会】
 伊勢度会RCへメーキャップと伊勢神宮の外宮、内宮参拝に総勢19名で行ってきました。会費の余りをスマイルします。

卓話


卓話者紹介:加納P委員長

卓話者:杉田芳男 会頭

商工会議所 小嶋さん

商工会議所 松野さん

 今日はこの1年会議所がやってきた事、やっていきたい事をみなさんにお話ししたいと思います。会議所で一番パソコンがわかる小島です。西尾市でも屈指のナレーションの上手い松野です。今日はこの精鋭を連れてきました。お願い致します。

 今、会議所の会員数は約2,000です。先般1,950位でしたが、プレミアム商品券の時に第3次産業といわれるサービス業の方に沢山入って頂きました。それだけプレミアム商品券の効果はあったのかなと思いますが色々問題もありました。あれは本来行政がやるべき仕事でした。どこの市町も行政がやっていました。会議所の職員に話をしまして、是非会議所でやってくれと西尾市の商工の発展の為という事もそうですが、2割のプレミアムがついたことは過去にありません。

 全体では1億というお金が国から降りてきていますのでそれをキャッチしない手はないという事で、職員がシャカリキでやってくれました。その点では職員に感謝をしております。会議所が勉強という形で商品券の仕事を受けてやりました。

 現在会議所を背負ってくれているのは自動車関連の工業の方が圧倒的な数を占めますし色々な意味での支えをして頂いております。それで今年は従来の商、町作りや観光をやらない訳ではありませんが工業の方にも国・県・市の女性共々、西尾市の職員共々、色々な所で発表、会社を表に出させて頂いた事が27年の大きいイベントでした。日本史の中にも出てきますが、渋沢栄一が1878年に東京商工会議所を作りました。製造業がコアとなっております。次に多いのが建設、設計や水道・電気等も含めた建設業です。この様なバランスで約2,000社、事業所があります。

 私が掲げてきたのが観光振興、3町を取り込んだ事が面積的に、蒲郡と繋がった事も非常に大きく、岡崎・蒲郡・西尾との観光、県外からいらっしゃる方は市の境は関係ないので、三河南部での観光をやっていきたいと思っております。ぼちぼちではありますが3つの会議所が観光協会を中心に行き来をしております。西尾には文化・歴史・海・山がありますのでこれを生かさない手はありません。実際に吉良では沢山の海外の方がいらっしゃっているという事もありがたいと思っています。

 助成金についてですが現在24の商工会議所がありますが、西尾商工会議所がエントリーして4番目に助成金をゲットしております。少額で50万みなさんの方で用意をして頂くと50万頂けます。100万の事業ができるという事で、サービス業、3次産業の方に店内の改装、エアコンの交換や照明の交換、看板の書き直し、ホームページを作る、駐車場の整備をする等の細かいですが半分頂けますので、どうかみなさん思い当たる所があればこれは会議所で非常に勧めております。

また実績の中でも大変喜んで頂いております。この様に助成金をいかにゲットするかが鍵となります。補正予算が今日明日で出ると思います。そうすると1月末から2月頭にどっと助成金が出てきます。その情報をかなり早く、新鮮な物を会議所がゲットしております。設備や助成金等がありましたら御相談下さい。少しでもお役に立っていきたいと思います。

 諸団体との連携では西尾市をいかにPRするかにおいてJC、会議所内の青年部、若手経営者が120名位のメンバーがいます。女性会も120名位います。この様な横の連携を図りながら西尾をPRして色々なイベントに積極的に参加して頂ける様にやっております。

 職員のレベルアップ。職員にあなた達の給料は誰が払ってくれるのですか?会員のみなさんが払って下さる給料だ。会員のためにいかになるかという事だけを考えてくれ。だからレベルアップをしなければいけない。先程言った助成金でも本当に身近な物を早く情報としてお届けする事が会員の皆様のお役に立つ事だと言ってあります。この原点を職員が良く理解してないと単なる仕事になってしまいます。
 
 西尾物産展ですが、工業の方は最終商品をお持ちでないので、例えばギアの一部を作っているとかネジの一つを作っている事をみなさんにお示しするだけでなく、この会社はこの様な物を作っているんだよ、この商品はここに使われているんだよとお示しする物産展をする事により就職の応援の一貫にもなるのではと思い、積極的に工業の方にもご参加頂けるようお願いをしております。

 西尾茶の自動販売機はみなさんのおかげでちょうど100台の設置になりました。今まで西尾茶のドリンクが5,000ケースだったのですが最近では12,000ケースまで買って頂ける様になりました。ドリンクの中では一番上手いと思います。目隠しでテイスティングしてもみなさんこれが一番美味しいと言って頂けます。また1本売ると1円の協賛金を頂け、これが年間約90万円位の財源となります。

 会議所としてもみなさんから頂戴する会費もさることながら自分で稼げる事を少しでもやっていき、しかも地場産業、西尾という名前を併せ持って売ろうと一生懸命やっております。みなさんの所で自販機設置を考えていらっしゃる方がおみえでしたら会議所までご一報を頂けたらありがたいです。

 なかなか助成金というのは面倒くさい、やり方がわからないという所からお教えをして達成に務めています。国がジャッジするのでこちらにはジャッジする権利はありませんが、書き方があります。見せ方もあります。押さえるツボもあります。それを可能な限りご一緒に申請をして助成金を頂ける様にしています。

また補助金はまだまだ沢山あります。業種・業態でどこかにはまるような気がしますので、ある意味では早い者勝ちです。予算がありますので早く申請する事が重要です。また建設業・設計・電気の方によくお話しするのですが、この様な情報を元にして営業をして下さいとお願いをします。営業のツールにして頂くとそれを見てやってみようという事になり、それが活性に通じると私は思いますので、御自分が使わなくても情報を営業のツールとして頂けたらありがたいと思います。

 プレミアム商品券は会議所で初めてトライをした訳ですが、色々問題がありました。一番の問題は3町側には2つの商工会がありますので商品券は自分達で出したい。旧西尾は西尾でという事で見えない垣根が出来てしまいました。旧3町側の言い分は、全西尾でやると旧3町側のお客さんが全部西尾に来てしまって地元にお金が落ちないから垣根を作ってくれという事でした。

 色々な御意見があると思いますがそれはお客様目線に立っていないんです。単に自分のテリトリーだけを守りたいという事です。次にやるとすればお客様目線でこのプレミアム商品券をもっともっと西尾の方からお誘いして全西尾でやりたいと思っています。12月末で終った訳ですが、換金率が98.1%、最終は99%に近いと思います。1%の方が無効になってしまいました。

 もう1つの問題点は例えば1万円の靴を買おうかなと思った時に2割ですから1万2千円の靴を買って頂くと思いきや、割と生活用品の中で殆ど換金されました。圧倒的に食品に関わる毎日の生活の物が殆どでした。その他に最初売り出した時に商品券が余ってしまい再販売しました。

 その時はフィーバーしてしまい朝4時から並ばれる方もみえました。ところが数に限りがありますのでここで終りですと言った時にその方は「あら、残念ね並んだのに」で終りました。これが尾張だと「バカヤロー、俺が並んだのにどうしてだ。俺も税金を払ってるのに、もれなく皆に渡せ」と尾張の会議所には電話がしきりに鳴ったそうです。ところが西尾はそういう電話が1~2件あっただけだで殆ど穏やかに終ったそうです。ですからトラブルめいた事が何もありませんでした。

 税理士・弁理士・弁護士の方を会議所で顧問契約をさせて頂いております。ちょっとした疑問や悩み事等は電話をかけて頂くと日にちによって税理士・弁理士・弁護士さんが来て下さいますので、この様な形で対応をしております。

 2回目となりますが東京ビッグサイトにてオートモーティブ ワールドへ市の助成金をもう少し何とかとお願いをしてかなり大きいブースで工業の方12社で参加をして頂きました。少しでも物作りの西尾の力量・技術をPRする場に今後もしていきたいと思います。

 国に対する要望・陳情というのは各会議所が東京へ上がってちまちま言っても殆どダメです。どうすれば良いか、産業界が連名で陳情する。こうすると全然薬の効き方が違うという事が良く解りました。組長が言って頂く事もそうですが、公対公はダメです。民間対公なら物が言えます。ちょっとこの手法を学びましたので地元で大手の方に参画して頂きそこで連名で民間がこう言っているんだと、近隣市町のみなさんと一緒に行くと本当の発言力が出てきます。そうしてこの23号線も4ヶ月早く開通をしました。

 名浜道路というアイデアがありますがこれは現実には殆ど不可能です。今23号線が1日の計画だと6万台という話だったのですが現実は9万4千台と凄く通っています。ですから23号線の4車線化を早くやるという事しか国は考えてないようです。名浜道路に関しては防波堤にしたらどうかという話もありましたが現在は殆どありません。三遠南信道路は豊橋に国土交通省出身の官僚が2~3人いるそうです。その力で道路が非常に早く出来たという事です。官僚がいるかいないかこれも実は大きな事で、誰が決めるか、誰が判を押すかとなるとその点では三河は良い先生がいない様に思います。

 チャリティーゴルフ大会ではありがとうございました。大変助かりました。うなぎを全部かっさらっていってちょっと評判が良くなかったですけど。

 地味ですが頑固な物作りをされている方にスポットを当ててみました。事業所が大きいかどうかという事よりも、そういう事をやっているんだ、凄いねと思って頂ける方をなるべく選定をしてやっております。
今年は60周年で9月にあります。会館が50年の時に出来たのでもう10年経ちます。

 最後に非常に話題になりそうな話を一つ、駅西にホテルが出来ますか?出来ませんか?という話、コンベンションホールを作ったらどうですかという話があります。ホテルとしてはエントリーはあるそうです。70部屋位のビジネスホテルで夕飯は出さないという規模なら作っても良いという業者はあるそうですがコンベンションホールはダメ、抱き合わせはダメだという事です。

コンベンションホールは是非欲しいというみなさんのお声を聞きながら、市の方と西信さんと調整を頂きどうしたら出来るか、200名位のコンベンションホールで1階が観光協会やコンビニ、ホテル客用の物、行政の証明書を取る事務所を入れたらどうか等様々な意見があります。会議所を建てた時にみなさんの浄財が8,000万、積み立てと市からの助成や国からの助成で4億5千万位で出来ています。ですから会議所の軸足としてはコンベンションホールを会議所みなさんのから寄付と、市の助成を頂き、西信さんからも応援を頂くという形でコンベンションホールを作っていきたいという軸足でいます。

 ただそれには色々なハードルがありますが、現状のままの何も無い状態は避けようという思いはあります。会議所としては落下傘の様に降りてきた業者さんに全部持っていかれてしまうのはダメです。可能な限り西尾市の業者の方にエントリーをして頂き作っていこうと思っております。リーマンショックの時には話が頓挫してしまいましたが、今の気運のある時に作っておかないともうないのかなという気がしますのでまたみなさんにお願いの筋を会議所からあがるかと思いますので、その時には西尾市にはやっぱりあってよかったと、あるべきだという様になったらと思います。

 会議所のやりたい事、今の当面する話題、関心事をお話ししました。

今週のトピックス:小笠原オリエンテーション

25周年の今年度、メイン記念事業の「小笠原諸島に中学生派遣」事業が具体的に動き出しました。1月23日の土曜日、選ばれた中学生9名と父兄・関係者が一同に集まり、初顔合わせの第1回オリエンテーションが開催された。場所は磯貝会長が運営する、身体障害者養護施設「ピカリコ」(平口町)で行われた。

 中学生の他に浅岡教育長をはじめ、クラブメンバー等10数名が出席された。地元紙やCATVキャッチなどのマスコミも取材されていた。中学生達は最初は緊張した様子であったが、すぐに打ち解け、和やかな雰囲気のうちに閉会された。

会場の「ピカリコ」 募集ポスター 関係者との記念撮影
取材するマスコミ 冒頭に挨拶する磯貝会長 熱心に聞き入る中学生

各委員会報告

会長挨拶:磯貝会長 幹事報告:三浦幹事 出席報告:杉浦君委員長
スマイル報告:犬塚委員長 司会進行:青山弦ハ君

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]