第1184回 通常例会 テーマ「多民族・多文化との触れ合い・共存」

開催日時 2016年8月5日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 奉仕の理想
卓話者異文化・国際交流コーディネーター青井英美(えみ)氏
ビジター新美 孝 君(碧南R.C.)
お客様
司会進行杉浦正昭君

会長挨拶

 ロータリー財団が誕生し本年度は、100周年を迎えました。
本年度RI会長、ジョンF・ジャーム氏は「ロータリー財団は非常に優れたプロジェクトを支えて来た。ロータリアンはしばしば、人に知らせることなくこれらの活動を実施します。

 しかしロータリー財団100周年の今年度は、地元の人々にロータリーの活動を広く知らせよう。ソーシャルメディアを通じて活動を知らせ、ロータリーの存在を知ってもらい、多くの入会者を集め、より良い未来を築くプロジェクトに参加して頂く機会が訪れている」と宣言されています。

 ロータリーに1917年「世界によいことをするための基金」の設置がされ、1928年に「ロータリー財団」と名付けられて今を迎えています。今年度は各クラブで「ロータリーデー」を設けて地元の皆様にロータリーの良いことを紹介する様RI本部より通知が来ています。 私共クラブも今年度は「ジャズコンサート」の計画をしていますがそれに合わせてシナジー効果を狙いロータリーデーを実施してはどうかの意見も私共に来ています。

 これからいかにすべきか役員・理事と協議して行きたいと思います。
 ロータリー財団寄付については皆様既にご存知ですが、大きく分けて3種類あります。
1,年次基金寄付 2,恒久基金寄付 3,使途指定寄付 です。

これらの寄付の内、年次基金寄付は3年本部で管理された後に、シェアシステムで分配活用されます。
 50% 地区財団活動資金 → 地区補助金
 45% 国際財団活動資金 → グローバル補助金
  5% 管理運営費
に区分され使用されます。

 私共クラブが毎年実際使用しているのは地区財団活動資金より出される地区補助金です。今後グローバル補助金申請をして許可を得れば地区補助金を受取ると同時に同額を国際財団活動資金よりグローバル補助金が交付されるシステムです。

 我々が行っている年次基本寄付は5%を除き3年後補助金として還付されるわけです。
還付システムを活用して社会奉仕充実を計るべきです。
「財団NEWS8月号」によりますと本年6月末の暫定年次基金は
  日本  $11,916,197-
  世界 $121,684,630-
です。ロータリアンの数で除すると日本で世界でロータリアン1人が平均昨年度年次基金寄付をどれだけされたかわかります。

また寄付総額世界上位3ヶ国はアメリカ $136,524,080-日 本$15,238,437- 
インド$15,210,206-です。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
57 33 46   91.19 97.87

スマイル委員会報告

【中根勝美会長】
 青井英美様、本日は卓話にお越し頂きありがとうございます。
昨今は価値観のちがい、宗教のちがい等から即(そく)破壊的行動に移る人が多見されます。
国際交流を通じ異文化の理解が必要です。
すばらしいご経歴のもと一層のご活躍を期待いたします。

【細川和好幹事】
 青井英美様の素敵なトークが楽しみです。卓話の難易度は、お手柔らかにお願いします。
   (KIRARA俳句)異文化に 思いを馳せて 暑気払い   *卓話で頭をシャキッと!

【磯貝総一郎君】
 全国から1300人近くが名古屋に集まり、障害者施設の全国大会を行いました。
無事に終わりほっとしています。

【鈴木善和君】
 中国雲南省昆明より帰国しました。良い仕事ができたと?思っています。

【犬塚万弘君】
 妻の誕生日花束をありがとうございました。これが届かなかったら大騒動になるところでした。
皆様のご想像におまかせします。

【酒井進君】
 暑くて言葉が何も浮かんで来ません。

【岩瀬清彦君】
 青井英美さんようこそキララへ
美人と伺っていました 本当でした 卓話を楽しみにしています。

【三浦隆司君】
 本日、当エムアイシーグループの北側駐車場で、地域の皆様に謝恩の「大納涼大会」を夕方6:30からおこないます。会社の福利厚生の参考になるかと思います。遊びに来て下さい。オール無料です。

卓話

テーマ「多民族・多文化との触れ合い・共存」(異文化・国際交流コーディネーター青井英美 氏)


卓話開始前

青山英美氏(1)

(2)

(3)

講師紹介:山本P委員長
 みなさんこんにちは。青井英美と申します。よろしくお願いします。
 みなさんとても明るく、ニコニコされていて、仲良く和気あいあいとされていて私もリラックスさせて頂きました。私は異文化コーディネーターや国際交流コーディネーターという形でご紹介頂きましたが、形上はカルチャークラブという会社を運営しております。異文化のコーディネートに値すると思います。

 この地域は車産業を中心として海外で仕事をしている企業が沢山あり、それに伴って色々なプロモーションビデオ、企業の紹介ビデオやパンフレット、パワーポイントでプレゼンテーションをしたりと企業が海外に進出する事に付随した仕事があります。私の会社もそういったコーディネーションをさせて頂いております。この地域ではアイシンAWさん、デンソーさんがトヨタのカーナビを作っている大きな企業がございます。

 カーナビは日本語で道を案内しますが、海外や世界戦略をしており、ただ道を紹介するのではなく道路状況をまとめなくてはいけない、インフラと一緒に作業を進めていき、相手国のインフラとの関係を強めるためにもカーナビ戦略を企業として力を入れておられます。私たちの会社では色々な言語、30カ国を入れさせて頂いております。英語、アラブ諸国ではアラビア語で録音させて頂いております。世界中に色々な言語でナレーションや録音を名古屋で全部録音をさせて頂いております。

 それではどういった所に異文化コーディネートが必要になるかいうと、アラブ諸国にカーナビメーカーさんがマーケティング戦略をする時、日本では割と可愛らしい女の人の声で録音をしており、最も好まれる声のトーンになります。それをアラブ諸国にそのまま持っていくとサウジの国ではパブリックに公に女の人の声を聞く事は宗教上の理由で許されておりません。そこでリサーチを依頼され、アラブの国ではどんな声が好まれるのか。また彼らの文化背景を無視すると商売が成り立たないという事は沢山あります。

 例えば台湾の方に台湾語があります。公用語は北京語を使っておりますが、中国本土にカーナビを出した時に日本のメーカーが好む美しい北京語で録音を十何年続けていたのですが、彼らにしてみるとアレルギーが出る位聞きたくないそうです。台湾の人からすると、ある意味侵略されて統治されたというイメージが残っていて、綺麗な北京語は聞きたくないと仰られます。歴史と文化は通じていて大事な関係にあると思うのですが、文化面の配慮をいち早くし、企業にも提案させて頂き、企業の方からも様々な相談を受けるような事を仕事としております。

 中部地区は日本の中で一番たくさん企業のプロモーション映像が作られております。トヨタさんの生産ライン、新しく出来た技術等は今まではパンフレットで見せていたのですが、今は映像で瞬時にメールで動画配信が出来ます。社長さんのメッセージから全部映像にしています。企業の方々はその映像を非常に大事にされており、その映像配信のお手伝いやプロモーション映像の制作をお手伝いをさせて頂いたしています。

 その映像にも文化背景を少し取り入れております。企業さんがミーティングをしている映像では、男性ばかりのチームだとどうして女性の活躍する場がないのかと言われてしまいます。そこに1人でも女性が活躍していると違っていて、日本だとわざと女性を入れなかったりするのですが海外の人から見ると変だなと思う事ある。これも文化背景の違いだと思います。その様なコーディネーションもさせて頂いております。

 異文化は色々な国の文化を知るということ。相手の国の文化に対する尊敬がありますが、グローバル社会の中では他国の文化を知る事はビジネスでも非常に関係が深く、ビジネスをしていく上で文化面の背景を知らず何かをするということは近代あり得ない事になっています。私共の会社もカルチャークラブという名前を付けて、22年位前になりますが会社を設立しその様な仕事をさせて頂いております。

 山本さんが紹介して頂きました、ハワイの文化、海外の文化を日本へ紹介するという事もさせて頂いております。旅行会社さん、航空会社さんが沢山の日本人をハワイに運びたいという企業としての活動が背景にあります。その中でもハワイは超人気の所で、年間沢山の人達が訪れておりますので、これ以上要らないかというとそうではなく、テロ等があると急にハワイへ行かなくなったりしますので、常夏の島ハワイでもそういった事を常に考えていて、何かあった時に観光産業がドンと落ち込むのではないかという恐怖がいつもあるようです。

 戦力としてハワイの新しい魅力、ハワイの奥深い魅力をどうやって伝えられるかということを常に考えております。2014年ではハワイへ年間150万人の人達が行くといわれております。今年はもっと増えていると思います。殆どの人達がオアフ島のワイキキへ行っています。ここはある意味全部作られた所で、白い土を外から持って来て埋め込んだり、泥沼だった所に観光産業の為の場所を作ったと所です。

 そこに大きな建物が立ち、観光的なホテルが建っています。ワイキキから一歩離れてハワイの本当の文化や風習、ハワイの人達が大事にしている信仰心、そんな事も知って欲しいということで、そういうことを知る事により、ワイキキを訪れ買い物をし、ホテルリゾートをした人達も文化面や歴史に興味を持ってもらうことにより、その奥深さの魅力に惹かれてリピーターになるのではないか。そういった番組をやって欲しいといわれ、文化面の紹介する番組がハワイアンエイトカフェという番組です。

 殆どの日本の番組はハワイのパンケーキが美味しいよとかこのホテルに行くとマッサージやスパがあるよとか、ロコモコが美味しいとかそういった情報ですが、私達の番組は殆どその様な情報を発信しておらず、ハワイには100年の王朝があったとか、その王朝の時代にハワイの言語が全部使ってはいけないとアメリカに言語を取り上げられてしまった悲しい時期があるとか、今再びハワイの言語や文化を取り戻し、みんながそれを学ぼう、再生しようとするそんな話ばかりしております。

 その中で出てきているのが吉良のワイキキビーチで見かけるフラという踊りがあります。これがハワイを代表とする真髄というような文化です。日本ではフラは美しい踊り、女性からするとダイエットや美しくなるため、時にはセクシーに見えたりする踊りということで今もの凄く人気です。日本では6000近い教室があり、5万人~10万人位いるといわれているフラを習っている人達たちがいます。ハワイの文化で大事なのはこのフラです。私達はフラをパフォーマンスとして美しいと捉えるのではなく、色々な角度からフラの魅力を伝えています。最近、ラジオですが 映像配信も行っており、カメラをスタジオに配置しフラを踊る様子を動画で配信して全国から見て頂き、全国のハワイに興味を持っている人達に見て頂いています。

 このフラは古典フラというのがあり、美しいドレスを着て優雅に踊る前に元は神に捧げる踊りでした。日本の奉納の舞に近い踊りで、少し原始的な自然の葉を体に巻きつけ神との対話のために男性が踊る踊りだったのです。フラは日本の神事と同じ様に男性のみが許された踊りだったのです。神聖な場所で神に捧げる踊り「カヒコ」があり、踊りを始める前に神様と対話をし、お祈りの儀式をし神事が始まります。

 そういった事も見た事もない人も多いので、番組でそういうものを紹介させて頂いております。ハワイにこんなに惹かれるのはショッピングが面白いから、空気が良いからというだけではなく日本とよく似ているからという事でどんどん引き込まれていく方達も多いです。

 私達が持っている古代信仰アミニズムというもの、全ての物に神様が宿る。石にも花にも自然物にも神が宿り大事にする気持ちがあります。ハワイにもある古代信と似ている所があり、おどりや祝詞を捧げる部分、色々な所で似ている所があります。その部分に惹かれ、私達の中に共通に自然に対する崇拝の気持ちがあり、ネイティブハワイアンという人達を見直す作業をしているのがフラの文化です。フラを美しいからと始める人も自然を崇拝して神と対話をするきっかけとして踊りで表している。

 そのような事に気付いていくと、異文化の理解というのは素晴らしいと言うことでリピーターに繋がっていって、類似点や自然崇拝的な考え方が彼等の中にあるのか、フラは美しい物だという事を知ってリピーターになっていく。文化面を知るという事と同時にリピーターが増えていく事をこの番組でスポンサーの方はそれを背景に願っています。私達もそれに沿って文化面と歴史ということを掘り下げていくことをしています。文化面を常に掘り下げていくというのはビジネスとも結びついていくし人と人との交流、相手の国の文化面と連動をしているという事でとても大事に文化というものを基準に仕事をしております。

 相手の文化を知るということはとても大事なことですが、昔は海外で出ていって海外の異国の人達と歴史・背景・宗教観等を勉強していくことが海外へ出ることだったのですが、最近は日本にとても沢山の外国の方、去年は2000万人位の方が観光で訪れるようになりました。その中に約80万人位の方が正規のビザ(在留許可)を取って日本で住み仕事をされています。

 今後異国の文化や異国の風習・宗教観を持った方達がこの日本で仕事を皆さん一緒にしていく時代が来ており、入国管理局は余り沢山の人が来ると色々な問題が多いからという事である程度コントロールしながら、厳しく検査をしながらコントロールをしようとしていますが、止められない程の外国の方が日本に来ています。

 私が外国人のビザのお仕事をするようになったかと言うと、元々は放送局に勤めていたのですが、放送局にいる人間も外国の人が何のビザで来ていて、何の目的で来ているか知らず、テレビに出演させています。その人達をキャラクターとして見ていて、その人の背景や在留許可やどういったビザで来ているかをほとんど知らずにいます。7~8年位前は殆ど知らなかったと思います。

 特にテレビ局のプロデューサーはそういう事に対して知らないので、テレビ局ではキューガールといいますが、可愛い外国の女の子達を使うことが多かったです。名古屋で一番国際交流が多いのは錦だと思いますが、そういう方達は興行ビザで日本へ来ていて、どこかが招聘したエージェントがありそこの人達の女の子です。その女の子達に勝手に声をかけてはいけないし、声をかけたら怒られてしまいます。

 その背景に招聘した人達はかなり分厚い書類を出して入国管理局に申請し、その仕事しかしてはいけません。興行というのはお店にいる人達興行となります。お店の接待業というビザはありませんが、店にステージがあればそこで歌ったり踊ったりするということでタレントさんとして来ている。その店に招聘しているのでそのお店のみでダンスや何かをしても良い。本当は接待業はしてはいけないのですが入国管理法違反になり、入国管理局が入ると強制送還になったりお店が営業停止になります。資格外の事をお店または雇用主がさせている場合は営業停止になったりします。

 放送局も資格外申請をしていなかったので、規格の違うビザを持った女の子達を番組に採用したという事で入国管理局からも注意があり、招聘していたエージェントさんが新聞社に電話し、この放送局はこんな事をしているよと新聞に載ってしまった事があります。正当に行っている企業や自治体さんは正規のビザを取行かないと入国管理法違反という法的違反になるので、そこを気をつけながらいかないといけないということもあります。

 私達は警察の方々にも27種類のビザを持ってこういった講演をさせて頂いております。殆どの交番にいる末端の警察官の人達は外国人=不法滞在者と、とても失礼な対応をすると外国人の人達からすごくクレームが来ております。これも一つの現象であり、警察官の方も外国人が何のビザで来ていて、どんな背景で来ているのかということを知るには、外国人にビザの事を聞かなくてはいけない時代、知らなくてはいけない時代が来ています。ここに27種類のビザの項目が書いてありますので、ビザの事も頭に入れて頂けたら良いと思います。

各委員会報告

幹事報告:細川幹事・・今後のプログラム他
出席報告:石山副委員長
スマイル報告・各種お祝い:杉田委員、堀田委員長
地区国際奉仕会議報告:太田委員長

細川幹事 石山出席副委員長 杉田スマイル委員
堀田スマイル委員長 8月誕生日の会員 太田国際委員長

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]