第1190回 通常例会 「会員卓話:鈴木昭夫君」

開催日時 2016年9月23日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 「R-O-T-A-R-Y]
卓話者鈴木昭夫君
ビジター春日井和良君(名古屋大須R.C.)渡辺観永君(名古屋大須R.C.)
お客様
司会進行石川勝雄会場環境委員

会長挨拶

 先週のガバナー正式訪問例会、皆様お疲れさまでした。無事終了しほっとしています。ガバナーのBe the Rotarian, Find A Rotarianが良く理解出来たと思います。お互い研鑚に励みましょう。

 さて、本日からいよいよ会員卓話が始まります。私は会長指名を受け、会長方針を「とっておき、ロータリー」に決めさせて頂いた切っ掛けは、本日の卓話を行って頂く、鈴木昭夫 穂積堂代表の移動例会そば打ち会場での一言でした。昨年12月11日行われたそば打ち体験移動例会のことでした。最終段階の打上げたソバを細切りにし釜上げしていよいよ試食です。私は穂積堂の釜上げの所で箸を持って構えていました。
一口たべてびっくり、美味でした。

 見ているといろいろの人が打ったソバを使って釜上げしているが、全部美味でした。他の釜上げの所へ行って、食して見ました。それなりに味は良かったが、穂積堂の手にかかったソバと違う。何故か?不思議に思い尋ねたら答えは一言“冷やし方だよ”でした。これぞ長年にわたり食の味を追求されていて達人の域に迫る人の“技”と思いました。

 太い、細い、長い、短い、色々のソバを釜上げして冷やすわけですが、我々では簡単には行かなかった。私共のロータリークラブは各々の分野ですばらしい技術、知識そして情報を持っている人の集団と思います。ロータリー例会ではとっておきの卓話を頂き、豊かな楽しい人生を共に送ろうと「とっておき、ロータリー」とさせて頂きました。

 本日は鈴木昭夫 穂積堂代表よろしくお願い致します。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
57 34 44   88.00 100

スマイル委員会報告

【春日井君・渡辺君(名古屋大須RC)】
 本日おじゃまします。小林さんありがとうございます。合唱ではいつもおせわになっております。

【中根勝美会長】 
 本日は名古屋大須ロータリークラブ渡辺カンエイ君、同じく春日井(カスガイカズヨシ)君、お越し頂きありがとうございます。どうかごゆっくりして下さい。
 さて、本日は「とっておきの話」第一号穂積堂鈴木君です。どうかよろしくお願いいたします。

【中根勝美会長】
 昨日は雨にもかかわらず2016-17年度第1回ゴルフコンペ参加の皆様ご苦労様でした。敬老の精神をお持ちのゴルフ同好会の皆様ありがとうございました。不労所得¥2,000-スマイルします。

【細川和好幹事】
 ガバナー補佐訪問、ガバナー訪問お疲れさまでした。鈴木昭夫君には会員卓話をお願いします。甘い話だと嬉しいです。 【KIRARA俳句】読経後の 甘味冴えたる 秋彼岸

【太田五九郎君】
 昨日は大雨の中、第1回中根会長杯ゴルフコンペに参加して頂き大変有難うございました。そして中根会長より沢山の志をゴルフ部会に頂きました。皆さんは大雨の我慢コンペでしたが、私はメンバーとキャディに恵まれ何とか優勝を果たす事が出来ました。沢山の商品と賞金を頂きましたのでささやかですがスマイルします。

【大髙敏睦君】
 9月14日に、次年度ガバナー補佐第1回研修会があり正式に委嘱状を受け取ってきました。大変、ひ弱な私ですので、メンバーの皆様のご支援を頂けます様、宜しくお願いいたします‼尚、分区幹事には鈴木義和君と、岩瀬清彦君には副分区幹事をお願いしましたので、合わせてよろしくお願いいたします。

【鈴木昭夫君】
 本日は最初で最後の卓話をします。おわびに栗きんとんを皆様にスマイルします。

【会報委員会メンバーより】
 昭ちゃん、会報委員会のメンバーとして卓話頑張って下さい。  長谷・榊原

【岩瀬清彦】
 鈴木昭夫君、卓話楽しみにしています。

 

卓話

 テーマ「人の人生と和菓子、今・昔」 (講師:鈴木昭夫君)


気持ちよく歌う鈴木君

流暢な話しっぷり

みんなも聞き入ってる
(♬や〜ると 思えば〜 どこま〜でやるさ〜 それ〜が男の〜 魂じぁ〜ないか〜・・・♬♪ と、人生劇場を歌い出し、卓話は始まった、見事な歌いっぷりであった。)

 私は碧南高校商業科卒業です。卒業の時に一生あんを練り続けると一言書いたが為に、50年間「あんこ」を炊き続け今日に至っております。今日、皆様方にお土産として持って頂くのは、まだまだ発展途上のつぶあんでございます。これは小倉トーストや色々な物に使えますので是非ご賞味下さい。

 今日は和菓子の今昔という事でお話させて頂きますが、ここで私の和菓子の技術を見て頂く程の技術はございませんので話をさせて頂きます。
 私が高校を卒業した頃、自家製造のあんこを作っている和菓子店はごく稀でした。西尾でも高山製あん、小林製あん、内藤製あんの3件の製あん所がありました。そこからこしあんを頂きお店で練るだけという楽な仕事です。しかしそれでは和菓子の味の差別化が出来ないということから各お店で自家製あんを作り始めました。そういう事からあんこを塗り続けて今に至っております。あんこは非常に難しく、自分の目標としていた伊勢赤福、あのあんこの味、色、香りをずっと目標に今まできておりますが、なかなかあのあんこに至るまでになりません。

 赤福さんは北海道ホクレンから一等米の小豆、普段市場に出るの2等で殆ど1等は赤福さんに送られております。豆も最高の豆を使って赤福のあんこが出来ております。以前からずっとそういう物を求め続けていますが、まだまだそこまでに至りません。一生涯現役でいたいという事で仕事をしております。製あんは若い者がするものであり、年寄りがする仕事ではありません。暑い中非常に重労働ですが、それを穂積堂の味として出していきたいと頑張っております。

 今日は人生と和菓子について、和菓子の始まりは男と女の出会いから始まります。昔は各町内に世話好きのおじさんおばさんがみえました。お見合いの話が始まっていくのですが、現在はなかなか出会いがないという事から結婚相談所へという事もあります。昔の場合は男の親が相手の女性の家に行き、手土産にと饅頭が始まっていきます。2~3度デートすると結納という儀式があります。和菓子は結納飾りのお返しに紅白饅頭とお赤飯を帰りに持って帰られる為に用意されました。結納が終わると次は結婚式。

 昔は和菓子屋にとって結婚式と葬式はおいしい仕事です。今は殆どありません。結婚式の引き出物、引き菓子、赤飯、砂糖が和菓子屋の仕事です。昔は落雁は鯛の大きな型に固めた物が昔は30~40箱出ました。それが段々と飽きられ、落雁の中にあんこを入れました。多少食べやすくなりました。それから練り切り、練り饅頭、水引き。木箱の上に羊羹があり、下に鶴亀、高砂おじさんおばさん等おめでたい物がそこに詰められ、それにお赤飯、砂糖、記念品でした。

 そして結婚式が終わりますが、今は全く和菓子業界ではゼロです。水引きを作る事、作り方も今の若い人は知りません。結婚式が済むとベビーが誕生し出産祝いです。出産の7ヶ月位前の戌の日に腹帯をします。三河地方では紅白のお餅を帯祝いとして親戚に配ります。配る意味は出産祝よろしくねという事ですが、今はないのでやはり出産祝いはもらえません。出産祝い、帯祝いがお餅から砂糖に変わってきました。最近は帯祝いもありません。その後出産となり出産祝いを皆様から頂きます。

 そのお返しとして紅白饅頭とお赤飯、そこで子供の名前を入れて配られるます。しかし最近は御祝いをもらいっぱなしです。返す事をしない。半分でもいいので返して下さいというのが私達の願いです。男の子は31日目、女の子は33日目でお宮参りです。これも最近は日曜日の天気の良い日にやられます。そこで我々が引き菓子を作っていたのが、男の子は兜や鯛、女の子は鈴の水引きですが今は殆どありません。本当に寂しいものです。後継者に伝承するにも注文がなければ出来ません。そのうち段々消えていってしまいます。

 そして1歳の誕生祝い。誕生餅、一升餅と言って三河と尾張ではやり方が違います。この辺りでは一升のお餅を1歳の子供に背負わせます。尾張は紅白の足型の餅上に子供を立たせます。素直に歩けるようにという願いが両方にあります。ところがこの一升餅が最近凄く注文が多いです。これがパソコンのwebの中で言われている様で、それが変わってきて餅の上に子供の名前を入れて欲しいという要望もあります。また三河でも安城へ行くとお鏡さんの様な一升の餅を子供に抱かせるの等、色々な地方によって色々なものがあります。

 そして子供が成長していく過程の中で初節句があります。女の子が3月3日、男の子が5月5日。初節句も子供が素直に成長するようにと願いからで、三河のこの辺ではいが饅頭、尾張ではありません。これは岡崎の伊賀から出たとか色々な説がありますがあくまでも子孫繁栄、素直に成長する願いからで、これは女の子の下半身、陰毛が成長する様に発芽する。米を付ける事によって発芽するという説もあります。

 男の子の節句はちまきと柏餅。ちまきは男のシンボル、柏餅は女性の性器、子孫繁栄という説もあります。和菓子は常に長寿、子孫繁栄の願いがあります。それを伝承していくには今の時代は大変であります。柏餅は全国どこにでもありますがいが饅頭三河にしかなく、全国へお嫁に行った人達が食べたいということで地方発送をしている状態です。

 その次は入園・入学祝、卒業、就職祝いです。ここにも赤飯、紅白饅頭が付いてきます。これも最近は核家族という事で数が少なくなってきました。また最近は貰っても返さないという人も多く、饅頭はどんどん減ってきております。それが終わると次は成人式。成人になる子には必ず皆さんお祝いをあげるのですが、そのお返しとして紅白饅頭とお赤飯は付き物です。これはまだなんとか維持しております。

 成人式が終わるとずっと間が空き、次は人間の死に至った時に葬式饅頭があります。配送初七日、お務めがあり、七日七日のお参りがあり、東本願寺では四十九日で忌明け。実はこの東本願寺で三河だけの三十五と短縮されております。忌明けが終り、百箇日、一年の法事をやられる時にここでも和菓子が付いてきます。2年目で三回忌があります。今は親戚が呼ばれるのは三回忌までです。西尾は文十さんと澤村さんがありますが、最近出来た所は家族葬が主流で、葬式に人を呼ぶ事がありませんのでお返しの葬式饅頭は殆どありません。またそういった所も契約をしていないと一般の和菓子屋ではゼロです。

 ではどうやって生きていくのか。もう店で売るしかありません。それで3年・7年・13年と昔は法事の度に注文がありました。昔は儲かったのですが今は厳しいです。以前は死んでから50年まで法事の注文は頂けました。50年というと代が変わっておりますので、そんな中で段々和菓子の需要が無くなってきました。

 今日皆様方にお配りした栗きんとんは季節物で今しか味わうことが出来ません。年中ある物はあれは偽物です。本物の熊本の栗を使って今日でかした物を絞って皆様方にご賞味して頂きたいと持参しました。一口食べてみて下さい。中津川に負けません。栗きんとんの話をしますが、川上屋・すやにしても大手は全部四国で全国の栗を集め、そこであんこにしてそれを中津川に持ってきて分割して絞るだけなんです。ですから熊本の栗と言える栗きんとんはありません。岐阜の栗はねちゃねちゃで栗きんとんには不向きです。だから他所の栗を入れて混ぜていくと栗きんとんが出来ます。栗によって非常に味が変わってきます。

 私は穂積堂の代表取締役とありますが3年前に単なる会長になりました。その時点で給料は頂いておりません。でも社員よりも一番働いております。それだけやっても会社の負債は多く、その負債を抱えた者がロータリ―にいて良いのか。社会奉仕をするためには会社で利益を上げ、国に税金を納めるのがロータリアンの指名ではないだろうか。今、債務超過の苦しい中で、このロータリーの会費が払えない中で本当に続けていって良いのだろうかと皆様方に問いたいです。


ガバナー委嘱状授与

 次年度ガバナー補佐を勤められる大高敏睦君に正式な委嘱状が授与された。会員のみなさんの絶大な協力依頼をされ、豊富を述べられた。

委嘱状を会長より授与 豊富を語る・・ 記念のツーショット

各委員会報告 (その1)

・ビジター:名古屋大須R.C.イベント案内

・幹事報告:細川幹事

・出席報告:青山委員

・スマイル報告:筒井委員

・社会奉仕報告:鈴木委員長(ジャズ例会の案内)

・堀田君:地区青少年委員会の代理出席した報告

ビジターのお二人 細川幹事 青山出席委員
筒井スマイル委員 鈴木正司社会奉仕委員長 堀田君(青少年委員会代理出席)

各委員会報告 (その2)

・ロータリー財団報告:高原委員長(地区委員会出席の報告)

・国際奉仕委員会報告:太田委員長(韓国・台湾の視察の案内)

・ゴルフ部会報告:西冨部長(第1回中根会長杯コンペの結果報  告)

・職業奉仕委員会報告:新海委員長(出前授業の案内)

・親睦委員会:山本委員長(秋の家族例会案内)

・炉端会:野口部長(次回の例会案内)

高原財団委員長 太田国際委員長 西冨ゴルフ部長
新海職業奉仕委員長 山本親睦委員長 野口炉端会部長

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]