第1191回 通常例会「会員卓話:高須光君」

開催日時 2016年10月7日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 奉仕の理想
卓話者会員卓話 「髙須 光 君」
お客様
司会進行岩瀬 一 君

会長挨拶

 先回の会員卓話は食の達人 鈴木昭夫 穂積堂代表でした。すばらしい卓話でした。
本日は、またまた西尾KIRARAの誇る智の塊(かたまり)髙須光公認会計士です。本日も楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

 去る9月10日、2016-17年度2760地区審議会が名鉄グランドホテルで開催されました。年度会計は年度終了後3ヶ月以内に地区審議会の承認が必要のため開催され、賛成多数で承認されました。

 議題は2015-16年度の地区資金決算の承認であります。決算の詳細は事務局に資料として提出しましたのでご覧下さい。

 決算概要を申し上げますと、繰越を除き会員よりの地区資金と地区事業費は一人当たり21,000円で合計1億円です。一方支出でありますが地区事業費(地区大会等)が45%、地区運営費(ガバナー事務所運営費、ガバナー月信補助、ガバナーエレクト事務所補助等)約40%、地区委員会費8%であります。

 従って毎年の地区資金1億円は通常経費として使用されるため、地区として地区大会以外の行事は今の予算枠内では出来ません。また我々はRI本部へ1人約13,000円の会費を出していますが、これも地区同様と存じます。

 そのため、ロータリー本来の人類への奉仕活動を行うには年次寄付等が不可欠なことが判明いたします。
今後共よろしくお願い申し上げます。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
57 33 37   88.10 100

スマイル委員会報告

【中根勝美会長】
 先回は穂積堂鈴木君のすばらしい「とっておきの卓話」ありがとうございました。すばらしかったです。
今回は西尾KIRARAロータリーの誇る智の塊(かたまり)高須公認会計士です。どうかよろしくお願いいたします。

【細川和好幹事】
 高須光君、相続の会員卓話宜しくお願いします。12月から忙しくなるので、鋭気を養ってください。
 【KIRARA俳句】碧い空呑んで至極の新酒かな  ・・・税つながりで酒を詠みました

【大山勝男君】
 チンチロリーンチンチロリーン我が家には知人から頂いたつがいのスズ虫が秋の夜なべの静けさをいっそう演出してくれております。ところが6匹いた雄を雌が食べてしまいました。そして、雌は食べた雄の栄養をエネルギーにして、卵を生み付けやがて雌も死んでしまいました。
 たとえ、自然界の法則とは言え子孫を残す為ならば我が身を捧げる雄と雌の行為に悲しいのかいつもエサの世話をしていた孫娘の目が少し潤んでおりました。

【秋山正純君】
 お久しぶりです。なにげない日常生活の中でロータリーの例会に出席できる喜びをひしひしと感じております。
もうしばらく試合は続きますが、宜しくお願いいたします。

【高須光君】
 今日は30分お付き合いよろしくお願いいたします。

【岡田義雄君】
 今年度、3ヶ月100%出席で弊社商品を利用していただきます。ものすご~く豪華?!!商品を用意しました。100%を目指して皆さん頑張りましょう!!

【筒井満君】
 先日の親睦活動委員会打合せ先に抜けてしまい申し訳ありませんでした。また、本日もお先に失礼致します。

【岩瀬清彦君】
 高須さん卓話楽しみにしています。

卓話

テーマ「相続について」 (講師:髙須 光 君)


本番前にスマイルを

本番中
 
 今日は皆さんが関心があるであろう相続税について話をさせて頂きます。相続の話をするに辺り、皆さんが遺産を受け取る立場、残す立場なのか分かりません。多分残される話が聞きたいのかと思います。ざっくばらんに気楽に話をしていきますので気楽に聞いて頂ければと思います。

 相続の概略と対策についてお話しします。平成26年1月1日から平成26年12月31日までに亡くなった人の申告は、10ヶ月後の申告ですので26年10月から27年10月位迄に申告する事になります。ご承知の通り相続税が上がり、27年1月から亡くなった方が改正の対象になりますので、基礎控除は3000万円プラス相続人1人600万円、税率が最高55%になったのはこれ以降の方です。

 全国で亡くなった方が1,273,400人、これは厚生労働省の統計で、1歳にならない人からお年寄りまで亡くなった方全員がこれだけおみえになります。毎年の出生者は100万人位しかいません。毎年20万人位減っている状況です。127万3000人の中で相続税の申告をする人が56,239人。全体の4.4%です。これは全国ですのでこの地域に換算するとおおよそ改正前でも8%近く払っております。

 現状は12~15%位、結構な率で申告をされなければいけない状況です。平均の課税価格は2億407万円、税額が平均で2,473万円。相続税は全体で1兆4000億位の税収です。国の税収は58兆位あり、法人税が12兆位、所得税が18兆、消費税が17兆、相続税は消費税の1%にも満たない状況です。相続税の税収は平成5年が一番多く、バブルが弾けた位の頃で今の倍位ありました。増収のために相続税の税収を改正する大きな理由になっています。
 
 相続財産の割合ですが統計は平成6年ですが、土地が11兆、有価証券が1兆、金融預金が1兆、その他(生命保険やその他の財産)が1兆、合計で15兆円、平成26年は土地5兆円、有価証券1兆、金融預金が1兆、その他が2兆、合計12兆とかなり減っています。内訳を見ると土地が非常に下がっております。税制が改正され基礎控除が下がり、この申告が27年11月以降は新しい改正での申告をしますので25%位相続税が増えており、財産の多い方はあまり影響がないのですが、少ない方は今まで申告をしなくて良かった方が上がっており、税収とし25%位増しております。

 調査の実績、どの様に調査をしているかですが、平成26年に亡くなった方の申告ですが、実地調査をしているのが12,000件です。実地調査率が20~25。皆さんのように事業をしている方や会社の経営者は殆ど該当します。その中で申告漏れは81.8。5人に4人はみえますが、かなりの割合で否認されるケースが多いです。不正で隠したとのが12%位、税金の申告漏れは2,657万、追徴税額は540万です。申告漏れの内容が土地が400億、有価証券490億、金融預金1158億、その他1,170億です。

 特に最近は預金が多く、家族名義が否認の対象になります。名義は孫なのですがそれはおじいちゃんおばあちゃんが管理していて、おじいちゃんおばあちゃんの印鑑を使っている。これはおじいちゃんおばあちゃんの物ではないですかと言われ否認されるケースが殆どです。名義預金を気を付けて頂きたいのは、印鑑をしっかり分ける事、もらった人が管理をする事、未成年であれば親が管理をしていれば良い。

 また契約もしっかりする。未成年であれば親権者を付けて契約する。贈与の契約をする。一番良いのは税務署に申告するです。110万を超えて申告すればまず税務署は否認をしませんので、贈与だという意思表示が税務署にしてあれば問題がありませんので、税金を千円または1万円でも払えば否認がされないという事です。

 調査をする時は色々な資料を見て調査をします。この人の申告の財産が過去の所得税、不動産を売った物はかなり重要な資料となります。また過去の相続税の申告、旦那さんが先に死んで奥さんが相続となると、旦那さんの申告の時にどれだけ配偶者としてお金を貰っているかが重要であり、税務署の時効は7年なので書類を7年しか保存してはいけないのですが、内緒で持ってますので分からないだろうという事が結構分かってしまいます。

 経歴等が新聞に出ますし、法定調書、給与、生命保険をもらった資料も出ます。市役所の不動産や銀行に査察等も常時回っておりますので預金の取引業務、個人口座への手形や小切手の入金は結構見られており、調査の対象にもなっています。その中でかなりの預金の残高を持っている方は当然把握されておりますので、それも相続の資料になっております。

 申告した預金や証券会社の取引記録は取り寄せられますので家族の出入りを調べ、贈与らしい物とか何かを買った等、不明なものは比較的調査の対象になります。昔は取引記録は3年しか取ってなかったのですが、銀行は10年持っておりますので、家族間の出入りなど付け合わせて綿密に調べてから調査になります。よく動く方が調査の対象になりやすい。特に海外関係、海外に送金したり、海外に入金される方は調査の対象になります。

 最近では日本から海外へ送金しますと何の目的ですかと必ず確認をされます。そういうものは必ず税務署に記録として残っていますし法定調書として出ますので、そういう事をされている方は調査の対象になります。海外資産の関連事案としてはどんどん増えていると思います。

 無申告も868件で結構多いです。すごい財産を持っている方でも無申告だったりするのですが、税務署も必ず調査する訳ではなく、この人はひょっとしたら大きな借金があるだろうから申告していないんだろうと漏れてしまうケースや調査にもならないケースがあります。

 昔は税務署から申告をして下さい、申告をしなければどういう財産があったか回答して下さいと送って来ました。その送る対象は過去の所得税の申告の多い方、市役所での土地家屋の多い方にそういう方に別送で送っていました。今は亡くなると全員通知が来ます。今は知らなかったではなかなか通用しません。昔は預金が何億あっても申告書が送って来なかった事がありました。

 預金の残高が分からなかった。今は各支店で5000万・3000万の基準を超える残高を持っている方は分かっています。申告漏れが後から分かります。昔は分からなかったので、申告書を送ってこないとラッキーという事で申告をしなかったケースが結構ありました。

 調査の時期は、亡くなって一周忌前には来ることはありません。通常は申告をしてから1年経った所から3年経過まで、3年経ったら調査に来ないと思って頂いて間違いないです。出来れば実地調査をして欲しくないという事があれば、税理士の書面添付制度というのがあり、それを付けて出すと調査には来ません。絶対という訳ではありませんが、あまり酷い事をやっていると来る事もあります。

 来ると言っても事前に電話があり、こういうのっておかしくありませんかと質問があります。その場で回答して良ければオッケーですし、回答が悪いと実地調査になります。書面添付をお願いすると大概調査には来ません。それは調査の件数が非常に増えており、税務署は非常に忙しいので調査なんてしていられません。税理士が確認しましたよという書類を出せば省いて良いという事になり、どんどん省いています。なのでまず調査にはまりません。
 
 相続対策では相続人間で争いが起きないように上手に分けて下さい。納税資金、税金を払えるように資金は十分対策してありますか。節税は税金を減らすということ。税金面での事業承継。以上のような対策が必要になります。これらはそれぞれ関連する訳ですが、節税策もあまり早くからやっても税制改正等があり対策にならないケースもあるので、タイミングを図りながら、バランスを取りながらやって頂きたいと思います。

 相続対策として遺言を公正証書で書く場合が多いと思いますが、遺言で愛人に全部渡すと言っても遺留分というものがあり通用しません。その遺留分は手続きさえすれば放棄ができます。放棄が出来るという事で争いも減るかもしれません。死因贈与は死ぬのを条件として契約をする事です。誰かの面倒は見てくれという条件が付けられます。死因贈与となると登記料が高くなります。どんな対策にもメリットとデメリットがありますので、気を付けながらやっていって欲しいと思います。

 生命保険も誰かに相続したい、この様に分けたいという意思表示が出来ますので、生命保険の受取人を決めれば、この人に保険金が下りるという事も争いを避ける方法です。また信託の活用もできます。委託者・受益者・信託財産を誰かにあげ、管理はこの人にお願いしますという事ができますので、一代だけはなくその次の代まで選択が出来ます。信託銀行がやっている遺言信託があります。遺言通りに遺産の名義書き換えをしますというのが遺言信託です。

 納税資金対策ですが、まず財産からどれぐらいの税金が出るか、払えるかという把握が必要になります。その対策の具体例として相続の無い国へ行く。ヨーロッパは相続税を無くそうという傾向にあるそうで、日本は相続税が高い、一番高い国ではないかと思います。これを逃れようとするならば相続税のない国に永住権を取り、1000万・2000万預金をする。 相続税を無くそうとすると財産を残す方と残される相続人全員そこに移住し、5年間住み、日本にある財産もその国へ持っていけば相続税はかかりません。

ただし、日本から送金し贈与すると贈与税はかかります。アメリカに預金がありアメリカの子供に贈与する場合は税金がかかりません。ただ日本は非常に住みやすいのでそんな事が出来るどうかはわかりませんがそういうのも一つの方法です。また相続人を増やす、養子縁組をするというのも一つの方法です。財産を減らすという事ではお金を使ってしまうとか無くしてしまえば良いのですが、不動産を取得すればその評価になりますし、本宅でも作られれば1億が5千万になりますので財産は減ります。

 一時払いの終身に加入する。保険にかかってない人が条件ですが90歳までは一時払いで保険に入れ、亡くなればその保険金が貰える。1人500万円迄は非課税ですので結構これは使われる手です。つい最近迄もう本当に危ないという方が入ってたりしてたのですが、最近では告知が必要になり、危ない方は審査が厳しくなり入れなくなってしまいました。また小規模給与共済、中小企業の零細企業でないとやれないのですが、退職金も500万円が非課税なので有利です。

 その他に金の仏像やおりんがりますが、当然仏具として使っていないといけない訳で、おりんも大切だしまっていると普通の動産になってしまうので非課税の仏具にはなりません。あれは金の価値の3倍~4倍で売っています。余りメリットになりません。100万で買って売ったら25万。税金の方がかえって安いと思うのですが、結構買ってしまう方がみえますがあまり効果はありません。

 色々ありますが良い事、悪い事もありますので税理士さんに聞いてもらえれば良いと思います。相続税・贈与税の表を付けておきました。見て頂きたいのは負担率の所です。生前贈与する時にこれ位だと贈与税の率のが安いなと見て頂き生前贈与をして頂ければと思います。多少なりとも参考になったのではないかと思います。遺産を残す方は相続の対策ばかりでなく、自分の健康的な生活をしっかり楽しんでもらう事を優先して頂きたいと思います。どうもありがとうございました

各委員会報告 その(1)

会長挨拶:中根会長

幹事報告:細川幹事

出席報告:伊藤委員長

スマイル発表・各種お祝い:後藤スマイル委員

中根会長 細川幹事 伊藤出席委員長
3ヶ月100%出席 後藤スマイル委員 結婚記念日

各委員会報告 その(2)

3ヶ月ベストスマイル発表:堀田委員長

親睦委員会・家族例会案内:山本委員長

写真同好会案内:野口君

社会奉仕・ジャズ例会案内:鈴木委員長
 

会員誕生日 堀田スマイル委員長 ベストスマイル賞:細川幹事
山本親睦委員長 野口写真部員 鈴木正司社会奉仕委員長

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]