第1198回 通常例会 「会員卓話:杉浦加代君」

開催日時 平成28年11月25日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 それでこそロータリー
卓話者(有)福寿会 専務取締役 杉浦加代君
ビジター名古屋大須RC2016-17会長 照井 栞君       同2017-18幹事 春日井 和良君
お客様
司会進行大山勝男君

会長挨拶

 先週お話しをしました高浜市住民投票が実施されました。結果は、投票率36.66%で50%未満は高浜市投票条例に基づき不成立でした。当日の投票資格者数35,556人の36.66%ですから13,000人強の人の投票による意思表示内容は不明となりました。市長は、当初の計画に基づき進めて行きたいと述べられています。

 市民全体が関係する中央公民館に関することであり、充分広報されたが半数以上の有権者数が投票に出向く動機付けにはならなかった。これもNIMBY(ニンビー)シンドロームの一種なのか。

 それに引き換え隣国の抗議デモは何だろうか。行政の方向性と不正追求とは質的に異なるのか。国民性の関心度の違いなのか。来月国際奉仕委員会で隣国韓国訪問がありますから見聞してまいります。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
57 33 41   83.67 100

スマイル委員会報告

【名古屋大須RC会長:照井栞君】
【同次年度幹事:春日井和良君】
 11月23日和っと大須 大須大茶会ではおいしい西尾のお茶を皆様に楽しんでいただけました。お陰様で大成功でした。ありがとうございました。

【中根勝美会長】
 「ピンピン長生き、ころっと往生」これはだれもが望む往生の仕方と思います。その願いのため全国にピンコロ地蔵やポックリ寺が数多くあります。理想的に逝かないときのために、本日は杉浦加代君の卓話をしっかり聞きましょう。

【中根勝美会長】
 名古屋大須ロータリークラブ、照井栞会長、春日井和良次年度幹事のご両名ようこそお越し頂きありがとうございます。私共ロータリークラブは日頃よりご懇意を賜っています。ありがとうございます。本日はごゆっくりして下さい。

【細川和好幹事】
 名古屋大須RC照井栞会長、春日井和良次年度幹事、先日の御供茶式は壮観でした。
  【KIRARA俳句】 慈悲香る大須の茶湯北の風・・・茶湯(ちゃとう)は仏前・神前に供えるお茶の事です。

【太田五九郎君】
 ガバナー補佐杯優勝!しちゃいました。団体戦も入賞しちゃいました。選手の皆さんありがとうございました。
「来年はベストグロス優勝ねらいます。」

【大山勝男君】
 「寒風に耐え 紅いっ点の つわぶきの花」  この時期花の少ない季節がら我が家の庭先につわぶきの黄色い花が目を和らげてくれております。

【犬塚万弘君】
 過日ガバナー補佐杯ゴルフコンペにおいて、木彫の獅子頭の置物を頂戴いたしました。こんなに感激したことは、近頃ありません。毎日眺めて楽しんでおります。大事にします。ちなみに順位が七位ということでラッキーセブン賞でした。

【岩瀬清彦君】
 杉浦加代さん卓話楽しみです。いずれ介護でお世話になるかも・・・。眠ってはおられません。

【小林豊君】
 照井様、春日井様ようこそKIRARAへ23日大勢でおじゃまし大変お世話になりました。春日井様とは来年大津でお会いしましょう。

卓話


杉浦加代君その1

杉浦加代君その2

聞き入る会長・幹事
 皆さんこんにちは。岩瀬さんから何度も何度もお電話を頂き申し訳ありませんでした。実は私、車椅子になって2ヶ月にもなるのですが、今迄車椅子でセンターに通っている状態でして、ここにも1ヶ月半程休ませて頂いていました。車椅子というのは良い物ではないなという事をつくづく感じました。皆さんの中にも介護の方に足を踏み入れている方もみえるんじゃないかと思います。怪我をする。転ぶという事が一番いけないので、今日は介護についての話をしていきたいと思います。

 介護の中で私共の施設は認知のある方をみております。これを私がきっかけにしたのは、始めるちょっと前にあるご夫婦がみえました。そのご夫婦の奥様が認知でそれを旦那様がみておられたのですが、旦那様が怒っているのです。奥さんの方は自分は認知だと思っていないので、やる事成す事、旦那様からすると腹が立つのでしょう。その怒っている姿を見た時にこれはちょっとおかしいなと思い、市の方へ連絡したらどうですかという話から始まりました。

 その人を迎えに行く時に歩けるかという事が重要になりました。2~3日後に転倒し歩けなくなりました。病院へ連れて行くと良いのですが、旦那様はいつもの通り寝転がっているだろうと思っていました。それが原因で歩けなくなってしまい、そこで私共のセンターで引き受けてくれないかと依頼があり、迎えに行く事になりました。お家へ伺うと家の中はめちゃくちゃでとても大変な状態でした。それを私は片付け、歩いて出てこれないので私が背中におんぶして車の方へ連れて行きました。それを1ヶ月位続けた頃車椅子が来ましたが、車椅子に乗るにも大変でした。

 皆さんピンピンコロリンが一番良いと思ってみえると思います。私もそう願っていますが、なかなかそういう訳にはいきません。家族の思いは、自分の親や妻、ご主人として見れなくなります。怒れて仕方がなくなってきます。怒れば怒る程、認知が進みます。その内言葉の中に「殺せ」と出てきます。あまりにもお父さんがギャンギャンと言うので、自分では分からなくなってきて殺せと喚く様になります。そういう姿を見たり話を聞いて、私も色々勉強させて頂き、介護を受けなければいけない人達、そういう人達にどういった態度をとっていったら良いか。それを考える様になりました。これが一番大事な事です。

 私が一番最初から思うのは、思いやりと優しさでその人達と接する事です。他で蹴ったり叩いたりと酷い方がみえますが、うちに来て少し経つと、とてもニコニコしながら温和に過ごしてみえます。やはりものの言い方だと思います。相手を頭ごなしに否定する言い方はやめるというのが原則だと思います。怒る事は本当にいけない事だと思います。

 皆さんの中でお父さんやお母さんをみられた方は沢山いると思います。あんな事があった、こんな事があったと思い出されると思いますが、家族の中でお父さんお母さんをとるのにどちらを大事にすると思いますか。平均にお母さんの方です。ここにおられる方は男性なので今日の話を聞いて頂きながら思い出して頂ければと思います。

 ある立派な方が他の施設でサービスを使ってみえました。ご夫婦で入っておられたのですが、私共の方にご主人だけお預かりしました。とてもプライドのある方で、どんな言葉遣いをしたら良いかスタッフで考えました。そこで会長と言葉を掛けさせて頂きました。とても気分良く1日を過ごされたのですが、名前を呼ぶとちょっと嫌な顔をされるのですが、認知が進むと名前を忘れていってしまうので、時折名前も呼ばせて頂きました。

 以前のサービスはご夫婦で入っておられたので、ご主人がこちらに来て奥さんが大変な事になってしまいました。そこで奥さんもこちらで預かることになりました。その奥さんがまた大変な方で、1日7時間、座るのは食事とおやつの時だけ、それ以外の時間は施設の中、30メートル位の所をずっと車椅子で歩いていました。その時に平気で他の方にぶつかっていくので、そこで転んだりするのでなるべく通路を開けるようにはしておりますが、ご本人が分かっているようでわかっていないのでぶつけられた人はなんでぶつかってくるんだと喧嘩になります。その時に私達はどちらを説得しなければならないのか。これはご本人ではありません。座っておられる方にこういう病気だから申し訳ありませんとぶつけられた人に言います。そうすると気持ち良く納得して下さいます。その向こうで相手に酷いことされると嫌だよねと本人に少し言います。そうすると直ぐに私が悪かったねと返事を返してくれます。

 やはり良い事、悪い事は徹底して言わなければならないし、スタッフにも伝えていきながら、怒るだけではいけないのです。その人のどこを褒めて、どこがいけないかを考えよう。帰りのミーティングの中でスタッフと話をすると色々な話が出てきます。若い人は認知症の母親を持った人は少ないので、そこまで真剣に考えられるのかなと疑問に思っていましたが、本当に真剣に考えてくれ、色々な提案をしてくれます。そういう話し合いの中で解決の糸口がやっと見つかり、次の日から実行をしていくのですが、認知症のかたはその日その日で本人の状態がすごく変化があり、顔色を見てその日の状態を判断します。お風呂等もその時は嫌だという日も午後まで待てば入れるようにもなります。その人によってリズムがあります。それに私達ものせるようにし、行動をします。

 家族は早くお風呂等に入らせたい為にとても急かします。急がせると本人も感情が高ぶり、手が出たり足が出たりします。その様な時に助けを求めてる来るのが私共の様な施設です。その様な時は相手の 意思を汲み取りながらゆっくりと会話をします。するとなんとなく落ち着いてきてズボンを脱がせることが出来ます。しかし本人は年はとってもまだプライドがあり見られたくないという意識もあります。また便が出て汚れている時は見られたくないと意識もあります。しかしそれをゆっくりと会話をし、本人に納得させるとお風呂に入ってくれる様にになります。ですから何でもかんでも感情に任せて焦らせない。特にお父さんお母さんがみえる方は気をつけてもらいながら、少し遠回しに優しく言って頂けると本人は落ち着きます。頭ごなしに言うともっともっと酷くなっていきます。時には物を投げたりもします。相手に怪我をさせてはいけません。私も考えながら物事を言う事、相手の心を掴む事がとても大事だと感じております。

 私共の施設には85歳から102歳までの方がみえます。102歳の方はまだ這って歩こうとします。トイレも行くのですが立てないので便座に座る事が出来ません。その方をみられている方は80過ぎの息子さんです。奥さんはかなり前に先立たれ息子さん1人で介護をされています。便座に座る事が出来ないのでトイレの床が便やおしっこで汚れています。そんな状態ですが最後までみたいと息子さんの意志が強く、私共も出来るだけの事をしようと思いました。本人が車椅子に座れなければおんぶでしてでも何とかして車椅子に乗せてあげることをしようとスタッフのみんな一生懸命やっています。スタッフは利用者さんからのありがとうという言葉が本当に嬉しく、私の耳にも入ってきます。これが一番の宝で、この介護の仕事をして良かったなと思う瞬間です。

 西尾には特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、療養型の施設、認知症対応型・グループホーム、小規模・多機能、10人位の人数でそれぞれの状態に合わせて時々お泊まりをするという施設、有料老人ホーム介護付き、その他にもお泊まり型デイ、リハビリを兼ねてしてくれる施設等色々あります。西尾市には全部で55件あります。その中で私共の所へ1日30人位ですが来て頂いております。本当に良い人達ばかりです。

 先日、スタッフから介護の方に席が空いてますよと言われました。車椅子の状態で正にその通りだったので、それではいけないとリハビリを頑張りました。そのお陰で今では少し立っていられる事が出来る様になりましたが、沢山の時間をかけて歩くという事が苦手になりました。それを挽回しなくてはいけないと思い、犬の散歩を兼ねて毎日15分位歩く様にしています。歩く事は少しだけでも良いです。とても大事ですので皆さんも家に帰って飲んでテレビ見て寝るのではなく、朝起きたら必ず散歩をして下さい。そう言いながら私もしていないのですが、利用者さんが凄く元気なので皆さんの力をもらう事が本当にありがたいと思っています。またうちの施設に一度見に来てくださるととても勉強になるかと思います。

 朝はまずパズルをします。60から70ピースのパズルを30分位で完成させてしまいます。その方は最初は10ピースから始めました。完成すると凄く褒めます。次に20ピースに増やしていき、その度にとても褒めます。その褒めるということが認知を少しでも遅らせ、 体操はスクワットを中心に行います。腰掛けから立つのですが、私はそれを30回やると足が張ってきてしまいます。それを50回やられる方もみえます。これも毎日の積み重ねだと思います。機能訓練は歩く事でも30メートルを3周行なったりします。その他にも魚へんのついた漢字を言ったりだとか、頭の体操もしたりします。毎日の繰り返しというのは本当に凄い事なので、声を掛ながら少しでも認知を遅らせる運動や訓練をしております。

 しかし私共は機能訓練加算は頂いておりません。お金でその人の状態が良くなるとかこうなるとかとは思わず、その人の為にどうしたら良くなるのかというのがまず頭に浮かんだので、どうしたらその人の為になるのかという事を考えながら常にサービスを行っております。ですから機能訓練加算や口腔ケア加算は頂かないというのが私のポリシーです。以上の事を聞いて、まごころさんは良いなと思ったら是非来て下さい。待っております。

 痩せる事も大事です。運動と頭の体操をしっかりして下さい。これは健康の秘訣と認知防止の秘訣です。

 以上でつたない話を終わらせて頂きます。聞いて頂きましてありがとうございました。

・ビジター:名古屋大須RC

・幹事報告:細川幹事

・出席報告:青山委員

・スマイル発表:後藤委員

・親睦委員会案内:柴川委員

・お城同好会:青山部長

・地理研究同好会:堀田部長

・ゴルフ部:太田部員

ビジターのお二人 幹事報告:細川幹事 出席報告:青山委員
スマイル発表:後藤委員 クリスマス例会・
新年例会案内:
柴川委員
お城同好会:青山部長 地理研究同好会:堀田部長 ゴルフ部:太田部員
ガバナー補佐杯報告

ロータリー財団各種表彰

・ベネファクター:犬塚万弘君

・ポールハリスフェロー:
  石山進君・細川和好君
・PHF+6:大山勝男君

・PHF+1:37名

べネファクター表彰
犬塚万弘君
ポールハリスフェロー表彰
細川和好君
マルチプルポールハリスフェロー表彰
PHF+6大山勝男君
マルチプルポールハリスフェロー表彰
PHF+1表彰風景(1)
マルチプルポールハリスフェロー表彰
PHF+1表彰風景(2)

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]