第1244回 通常例会「「AI革命」がまさに今始まる」

開催日時 平成29年12月8日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 我等の生業
卓話者丸八証券(株)西尾支店長 白井教仁君
ビジター西尾R.C.柴田高広君・西尾R.C.杉田明弘君
お客様
司会進行高須 匀 君

会長挨拶

 師走に入り、寒さと忙しさが日に日に増してくる気がします。株価の動向も気になるところです。

 1年の締めくくりは12月31日と決められていることが沢山あります。期限を決めないと物事終わっていきませんし、スケジュールを決めて日時を決めないと、これも、物事は進んでいきません。ローターリーの事業もプログラム委員会がプログラムを作成して、3か月先の事を決定して頂いています。私はそのスケジュールに沿って、脇目も振らずに遮二無二走り続けています。

 12月に入る前までは、それでもローターリーの例会前までに、例会の事前準備のような事に時間を割くことができました。ところが、先週も今日も、準備なしで例会に臨んでいます。皆さんも経験済みとはおもいますが、出掛けようとする、その時に人が訪ねてくる、それも、ぞんざいに扱えない人で、出掛ける事をなかなか言い出せずに時間はどんどん過ぎてゆく、余裕を持たせたはずのスケジュールも綱渡り状態となり、平静さを装いながら、冷や汗をかいている。そんな、12月を過ごしています。

 昨日は分区の会長・幹事会が開催をされました。多くのクラブの会長は次年度が動き出したと言うことで、気楽な事を言ってみえました。気楽になった姓か、酒・魚がおいしかった姓か解りりませんがよく飲みました。宴の後始末が大高さんにのしかかっていくのかと、少し心配をしています。我々のクラブは気楽な事を言っている訳にはいきません。重要なイベントがさしせまって来ています。準備の方は担当の方達によりまして、着々と進ん出来ています。これから皆さんに、具体的に担当してもらう役割が発表されてゆく段取りになっています。次年度も準備に着手をされました。春を迎えるまでは、クラブ全員の方がなんらかの役割を担って頂く事になろうかと思います。

 他クラブの会長さんの気楽さが羨ましくないと言えば、うそになりますが、自分に与えられた「お与え」とパニックになりそうな時には一呼吸置くようにして、出来るだけ平常心を保つよう心掛けながら事に当たっていければと想っています。「死ぬ気でやる」つもりはありません。皆さんとワイワイやりながら楽しんででいけば最高だと思います。現在の心境をお話ししまして、本日の会長挨拶とさせていただきます。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
54 29 43   87.76  

スマイル委員会報告

【会長 酒井進君】
 何が原因か解りませんが、気がせいています。

【幹事 高須光君】
 白井教仁君、卓話楽しみにしていました。
 今の株価の乱高下の状況がどうなるか、一言ご教示お願いいたします。

【西尾ロータリークラブ 会長柴田高広君・杉田明弘君】
 来年、西尾ロータリークラブは創立60周年を迎えます。
今日はそのイベントのご案内に参上させていただいています。なにとぞご協力をお願い申し上げます。

【杉浦正昭君】
 例会場に花2つ

卓話

「「AI革命」がまさに今始まる」(丸八証券(株)西尾支店長 白井教仁君)


講師:白井教仁君

会場全景

AI革命とは!

聞き入るメンバー
 こんにちは。本日はよろしくお願い致します。今日、AIという言葉がメディアに登場しない日はありません。今日は投資という観点でAIのお話をさせて頂きます。

 社会の産業構造を大きく変える、人生を変える大きな革命が今起こっていると思います。この革命に乗るか乗らないか、打ち負かされるのか、逆に利用するのかしないのかで全く変わってしまう大きな可能性を秘めているのがAI革命だと思います。今までもマーケットには色々なテーマがありました。訪日外国客数が増えているということでインバウンドテーマ。アメリカ大統領トランプさんが誕生したことでインフラが大きく変わるのではという事でインフラのテーマ。大きな地震が発生することによる復興関連の復興テーマ。円高・円安など色々なテーマがありました。今迄のテーマとAI革命ではテーマの規模・次元が違います。インフラファンドで人生は変わりませんが、AI革命をよく理解する・しないで人生が変わってしまう位の大きな変革だと思います。

 今回のAI革命は産業革命に匹敵するような構造変革です。日本の江戸中期から明治維新位迄の間に産業革命がイギリスで起こりました。一言で言うと動力革命です。今までは人や馬等が物を動かし、物を作ったりしていたのが、水蒸気を使って機械で物を作ったり動かすという時代が来たというのが産業革命です。この産業革命の大きな時代の流れを捉えるか捉えないかで凄く大きな変化も出てきました。
 この東海でも豊田佐吉さんがこの変化に気付き、自動織り機を作ってトヨタ自動車の基礎を築きました。逆に変化に乗れなかった会社もあったはずです。どんな時代でも変革を捉えるか捉えないかで全く違う結果が現れてしまうという事です。

 IT革命はどういうことが起こってるかと言うと、1990年代から2000年台初頭にIT革命が起こりました。AI革命が今まさに始まるとありますが、2016年3月に始まったと考えております。まだ始まったばかりなのですが、IT革命は1995年に号砲がパンと鳴りました。Windows95が世に出たことによりパソコンとインターネットが簡単に繋がるようになりました。これがIT革命の幕開けと言われております。IT革命の時代といえば今は1996年だと思って下さい。1996年はIT革命でその後大きくなったAmazonもまだ世に出てきてない時代です。2016年3月に囲碁の世界で韓国の大名人にセドルさんという方がいるそうです。Google の子会社が開発したAIの囲碁ソフト「アルファー碁」に初めて人間が負けたということがありました。これがAI革命の号砲だと言われております。人間で一番重要なのは変化が起こった時にいち早く適切に行動出来るか・出来ないかだと思います。私は残念ながら2016年3月の「アルファー碁」が名人に勝った時もそれは凄いな位にしか思いませんでした。Windows 95が出た時も同じ様な感覚だったと覚えております。そんな中で日本のある経営者はこれは凄い事が起こっていると行動に移した方がおりす。ソフトバンクの孫正義さんです。孫さんはペッパーくんを2015年に世に出し引退しようと思っていたそうです。孫さんは60になられますが、ペッパー君を世に出し、これが鉄腕アトムのようなロボットになるには30年位掛かるとその当時思っていたそうです。 ちょうどその時にアルファー碁のニュースが流れてきて、これは鉄腕アトムのようなロボットは10年のスパンで来るかもしれないと思い立ち、また社長に復帰したそうです。その年の8月には全てのコンピュータとインターネットがつながるIOTの時代が来るということでイギリスのアーム社を3兆円以上の資金を使って買収し、その年の12月には10兆円ファンドを作りAIの中心銘柄であるNVIDA(エヌビディア)・Uber(ウーバー) 等に等に出資して現在に至っております。AI関連の市場がどれだけ大きくなるかという分析ですが、2015年が21億米ドルだったのが2025年には1267億米ドルになり、10年間で60倍になるだろうと言われております。10年間で60倍になるというのは単利で考えると、5%強伸びるという事です。新興国の経済成長率が平均で4.8%と言われてますからそれ以上の規模だという事です。1267億米ドルといいますと大きく聞こえるかもしれませんが、日本円に直しますとたった14兆円です。世界の自動車産業は今現在800兆円産業と言われております。これからの自動車産業は自動運転や電気自動車の時代が来ます。自動車産業だけで800兆円ですから、その何割かは AI技術に取って代わるという事ですから、14兆円ばかりの規模ではないと思います。AI革命は産業社会の構造を大きく変える革命で産業革命の再来と言われていますが、それ以上にIT革命の何倍もの規模が来ると思えば1996年のIT革命の入り口だと思えばIT関連の株式を買うと思います。今は始まったばかりのAI革命の関連株式が最も投資効率が高いと思います。

 AIの進化が全ての鍵になるという事ですが、ロボティクス(完全自動車工場、自動運転の車、機械とAIが融合したもの)、ビッグデータ(データとAIの融合、データをAIが分析することによって新薬の開発であったりとか色々な物の開発に役立つ)、IOT(インターネットとAIが融合したもので顧客ニーズを捉えた革新的な商品開発ができるようになる)、フィンテック(金融とAIが融合したもの、仮想通貨)一番有名なのがビットコインです。ビットコインは今月の18日シカゴの先物市場でも取引が始まるということで非常に今、人気になっております。仮想通貨もどんどん出てきましてイーサリアム、リップル等が有名です。ビットコインは時価総額で28兆円を越えております。日本企業のトップ、トヨタ自動車の23兆円思えばもの凄い規模で市場が伸びています。AIの応用融合によりロボティクス、ビッグデータ、IOT,フィンテック等全ての出身がAIであり、AIの進化が既存製品の品質向上だけでなく、従来想像もできなかった全く新しい製品・サービスが誕生する可能性を秘めているということです。

 AIが身近な所迄来ていますが、人工知能のスピーカー、全米で3000万台以上が売られていると言われております。日本の感覚では5件に1件はAIスピーカーがあるということです。日本もようやく楽天やLINE等がAIスピーカーを売り出していますが、音楽の再生はもちろん人が話しかけて情報の検索や配車サービス、ネットショッピングサービスが着々と拡大しております。拡大してるということはそこにまた新しいビジネスが誕生するということです。このAIスピーカーで先駆したのがAmazonです。2014年に発売した AIスピーカーがAmazon Echoです。この大ヒットによりAmazonは膨大な音声データを得ることになりました。この音声データの解析によりAmazonのAI技術が急速な発展を遂げたといわれております。

 現在AIが一番進んでいる業界は医療の世界です。人間では歪み等が出てしまいますがAIにはそういったことがありません。だからAIの技術はこれからも必要ではないかと思います。医療分野のAIは短期的には一番大きなビジネスになるではないかと思います。愛知県でも藤田保健衛生大学病院にダヴィンチという外科手術の支援ロボットが2台あるそうです。腹腔鏡手術や内視鏡手術等に大活躍をしていると言われております。

 AIは今回で第三次ブームと言われてます。1960年代の第一次AIブームは探索と推論の時代で、数学の定義の証明やパズル等を解く事は出来ておりました。次に1980年代の第二次AIブーム、これは知識の時代と言われ、医療診断や有機化合物の特定が出来るようになりました。AIの冬の時代もあった訳わけですが現在第三次AIブームの到来と言われておりますが、過去2回と大きく異なるのは技術革新によってコンピューターの処理能力が飛躍的に向上したということ、もう一つはビッグデータの蓄積が飛躍的に増えたということで2007年から2010年にかけて向上しているのが分かるかと思います。2007年にAppleのiPhoneが生まれた事により飛躍的に向上しました。大きな時代の変化がある時には必ず何か新製品やイノベーションを起こすものが登場しております。iPhoneが何を変えたと言うとそれまでのガラケーは電話が進化したものでした。iPhoneは電話じゃなくパソコンです。パソコンが電話機能を持って世に出てきたという事です。スマホはコンピューターで、この能力は1970年代に月に人間が行ったNASAのアポロ計画の時に使われていたコンピューターよりも能力が高いそうです。
産業構造が大きく変わるということでもう一つはディープラーニングです。このアルゴリズムが出てきた事によって大きく変わったと言われていますが、ディープラーニングは深層学習と訳されているものですが、人間ドックや試験などのシートに点々の数字があります。3という字を点線からはみ出さないように書くことによって人間が3という字をどういうものかをコンピューターに教え込んでいます。今までは人間が教え込んだものを処理するだけで人間が押し込めないものは処理できませんでした。人間が教えたものをコンピューターが処理するだけなので、人間がなんとなく可愛いなという感情をコンピューターでは理解ができなかった。ディープラーニングの世界だと可愛いという事はこういうことかなとコンピューターが考えるという事です。まさに感情をコンピューターが持つというアルゴリズム理論が実現したということです。

 AI革命が2010年位から凄く伸びたかというと、スマホが出た。コンピュータの処理能力が凄く高まった。ビックデータが出たというよりもそれ以上にディープラーニング、コンピューターが自分で答えを探すということを始めたからだと と思って頂けたらと思います。
 このスピードでどんどんディープラーニング、AIの技術が進化を進めて行けば2045年、AIが人間の知性を超えると言われております。これはシンギュラリティ、技術的特異点と言われてますがこれを迎えると言われております。
 AI革命により業績が拡大されるAI関連企業はIT革命の時に儲けのチャンスとその儲けの規模というものを認識頂けたと思います。Microsoftは722倍となっています。IT革命の勝者は何と言っても Microsoftだと思います。MicrosoftがIT のインフラ土台を作る会社です。722倍は100万円が7億2100万円ということです。次にAmazonこれらはITのインフラを使って成功したインターネットコマースの会社です。これが645倍、100万円が6億4500万円です。Appleですら、10年で10倍になっています。時代の大きな変化が起きた時には企業業績が劇的に拡大して株価も大幅に上昇するということです。今始まったばかりのAI革命においてもIT革命の時の様なマイクロソフト・ Amazon・Apple と同様に劇的な業績拡大を遂げるAI関連企業が多数生まれることが期待されております。

 AI関連銘柄の紹介としてテスラです。 電気自動車を作ってる会社ですがまだまだ小さい会社です。トヨタの100分の1、200分の1しか車を作っておりません。テスラは常にデータをアップデートする、最新の車を提供できるというのがテスラの最大の魅力です。今までの自動車販売はリニューアルやモデルチェンジ等で新しい物、新しい物を売り出してお客様に買ってもらう。しかし買った瞬間に古くなってしまうというのがこれまでのトヨタ・日産・ホンダ等がやっているビジネスモデルです。テスラはインターネットから最新のバージョンアップのボタンを押すだけでソフトをダウンロードできる。常にまっさらな最新の車が作られるということです。テスラは自動車ビジネスを変えます。今まで私達が考えていた自動車の秩序を変える会社だと思って頂けたらと思います。まだまだ儲かっていません。利益も出していません。配当も出してないです。でもテスラはアメリカの自動車メーカーの時価総額ではフォードやGMよりも大きな会社になっています。今後テスラは自動運転の分野の最先端技術を生かして大きな企業に大変身するという可能性を秘めた夢ある会社です。

 NVIDIA という会社が載っています。 NVIDIAは目から入ってきた情報を処理する半導体を作っています。コンピューターの目や頭脳となる部分をダントツに作っている会社がNVIDIAです。まだ車の自動運転ができておりませんが、今後車が自動運転になった時に必ずこの NVIDIAの半導体が入ってきます。画像処理半導体をGPUと言いますが、このGPUを作っているのがNVIDIAという会社ですが、完全自動運転を作る為のプラットフォーム、2018年の後半から供給を開始するとリリースをしております。近い将来このNVIDIAのGPUを使った運転者なしのロボットタクシー等の時代ももうすぐではないかと思います。

 セールスフォース・ドットコムという会社を紹介させて頂きたいと思います。こちらはAIを使った色々なコンサルティングをしている会社です。どういう商品を売り出せば儲かるか。この営業社員はちゃんと働いているのかどうかという事を全部AIで感じるシステムを作ったのがセールスフォース・ドットコムです。日本でも有名なライザップの顧客管理もセールスフォース・ドットコムがシステム管理をしているというところです。
 5億4200年前から5億3000万年前の間に突如人類は目の誕生により今日に見られる動物の元が得られました。現在ディープラーニングの進化により目を持った機械が誕生しました。機械・ロボット・AIの世界でのカンブリア爆発が起こると私は信じているのですがいかがでしたでしょうか。

 以上で私の卓話を終わらせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。

各報告

会長挨拶:酒井会長

幹事報告:高須幹事

出席報告:清委員長

スマイル発表:廣中委員

ビジター:
西尾R.C.会長 柴田高広君
60周年実行委員長 杉田明弘君

親睦活動委員会:山本副委員長
クリスマス家族例会確認・新年例会案内

「四つのテスト」唱和
市川 治 君
会長挨拶:酒井会長

幹事報告:高須幹事
出席報告:清委員長 スマイル発表:廣中委員 ビジター:
西尾R.C.会長 柴田高広君
ビジター:
西尾R.C.60周年実行委員長
杉田明弘君
親睦活動委員会:山本副委員長
クリスマス家族例会確認・新年例会案内

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]