第1258回 移動例会「中学生世界遺産(小笠原)体験の報告会」

開催日時 平成30年4月6日金曜日
開催場所 西尾商工会議所 大ホール
合唱曲 奉仕の理想
卓話者小笠原派遣の中学生9名
お客様西尾市教育委員会 尾崎教育長・同 浅岡氏・各保護者の皆様
司会進行例会:犬塚万弘君  報告会進行役:岡田義雄君

会長挨拶

 3月28日に西尾を出発出発して4月2日に帰って参りました。6日間の体験の旅でした。6日間全体を観れば、後程の報告会で発表させて頂きますが。新たな発見あり、感動ありと、満足のゆく事業であったと、自負しています。形は変われど青少年の育成の為の事業はKIRARAローターリークラブの中心の事業として継続されるべき、と考えています。

 ただ、非の打ち所なく、遂行できたかと言いますと、ある1点に焦点を当てると、眉をしかめざるを得ない行動とか、想像外の出来事に頭が真っ白になってしまい、一瞬パニックッて冷静な判断が出来ないようなアクシデントも大小合わせて複数あった事も、事実です。非日常を体験するのだから付きものと言ってしまえば、それまでですが、報告を受けられた関係者、特に教育委員会、ご父兄には多大なご心配をお掛けしました。責任者としましてお詫び申し上げます。このあと、恐らく良いとこ取りをした報告がされる事と思いますが、報告の影に失敗も多く隠されていると深読みして頂きますと、内容がより深くなると、都合の良い事を思っています。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
54 29 34   76.09 100

スマイル委員会報告

【酒井 進会長】
 全員無事に帰ってまいりました。おみやげは、おみやげ話しのみで物はありません。

【高須 光幹事】
 小笠原体験の旅、同行していただいたメンバーの皆さま、引率の加藤先生大変お疲れさまでした。今日は、中学生の貴重な体験の報告、楽しみにしております。

卓話

世界遺産(小笠原)体験の旅報告会(派遣中学生9名)


報告会進行役:岡田義雄君

杉田青少年奉仕委員長の挨拶

引率加藤先生による報告

体験の発表その1

体験の発表その2

尾崎教育長より挨拶を頂戴しました
杉田会長
みなさんこんばんわ、とってもたのしい有意義な旅行でした。
それぞれ私にもみなさんにも一生残る、なかなか小笠原まで行けませんもんね、本当にいい経験してくれました。それぞれまたこれを糧にしてどんどん成長して欲しいなと思います。また餞別はいただけませんでしたがありがとうございます。お礼申し上げます。

一言だけ今回参加してくれた中学生に、
言っておわりたいとおもいます。
考えてきたので、言わせて欲しいと思います。
普段、見たり聞いたりしたことない体験をしていただいたと思います。
学校で学ぶことは限られていると思いますので、
今回のようなチャンスがあったらいろんなことにもチャレンジして頂きたいと思っています。
多少の擦り傷、切り傷は、あってもしかたないかなと思います。
ただ致命傷を追わないような対処の仕方は覚えて身につけていただきたいと思います。
間違いなくみなさんは、これからの西尾、愛知、日本、世界をリードをしていっていただける、
人材だと確信しております。
今回の経験を糧にして頑張っていただければと思っております。
最後に一緒に体験させていただいてこちらが感謝してます。
ありがとうございました。


この度は中学生には貴重な経験をさせていただいてありがとうございました。百聞は一見にしかずまさにそうだったなということを自分で実感をしております。中学生にとってみると本当に数メートル前にクジラがいたり、というとても貴重な体験をさせていただきました。天気が心配されるなかの旅だったんですけれども、酒井会長、杉田さんが臨機応変に特に中学生に本当に見せてもらいたものを見せていただくためにすぐにうごいてくださって、
天気もなんとか最終日は晴れ渡ったわけです、今から少しの時間ではありますけれども、
中学生から報告させていただきます。よろしくお願いします。


【一色中学校 川井康誠さん】

僕が父島に行こうと思ったきっかけは、パンフレットにのっていた、小笠原諸島の自然にひかれ、自分の目で見て、触って、体全体で感じたいと思ったからです。
父島に到着した僕は、周りを見わたしてみました。すると、豊かにしげる木々、ボニンブルーといわれる固有の青色をした海などの雄大な自然に圧倒されました。そんな父島の自然を観察していくなかで、独特で不思議な形をした木がたくさんありました。例えば、「タコの木」です。父島は、一度も大陸とくっついたことがない海洋島で、島全体は岩でできています。そのため、木々は根を深くまでのばすことができません。そのため、横へと根をのばしていったり、タコの木のように枝からたくさんの根をのばし、何本もの根で体を支えたりしています。このように、小笠原諸島の自然で生き延びるために、固有の進化をとげていき、今の形になりました。
固有の進化をとげたのは植物だけでなく、動物も同じです。父島は最初、もちろん動物はなにもいませんでした。そして、風や波と一緒にたどりついた虫や魚、自分の羽でたどりついた鳥などの影響を受け、小笠原諸島はここまで進化しました。その動物たちも、小笠原諸島で生き延びるために、少しずつ形や色を変えながら、今の形にたどりつき、そして今もなお、進化をしています。その中でも、「オガサワラオオコウモリ」は、小笠原諸島に唯一たどりつけたホニュウ類です。このオオコウモリは、今まで天敵がいなかったため、とても警戒心が弱いそうです。また、西尾市にいるコウモリと違い、果物を食べます。
次に外来種についてです。「アカガシラカラスバト」という固有種の鳥は、戦争時代に飼われていた猫がノネコと化し、森で繁殖したため、危険におびやかされています。他にも、グリーンアノールという外来種のトガゲは、固有種の昆虫も食べてしまいます。
小笠原諸島は、独特に進化した生態系を認められて、世界自然遺産に登録されました。その生態系が人間が持ちこんでしまった外来種によって、危険におびやかされています。そのため、父島の人々は、たくさんの対策をしています。ガイドさんの話の中で「他の島に広げない。」という言葉が心に残っています。僕は、この言葉をもっと、みんなに発信したいです。父島以外の島に外来種を広めないように、島民の方々の活動を応援し、機会があれば、これから積極的に強力したいです。


【一色中学校 犬塚仁己さん】

私は海洋センターでウミガメについて学んできました。海洋センターには、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの三種類のウミガメがいました。くるくるとまんまるの愛らしい目をして、つやのある甲羅をつけているウミガメを私は食いいるように見つめていました。センターの中に入ると、ウミガメだけではなく、クジラについても資料がまとめられていました。センターの人による説明によると、世界にいるウミガメの七種類中、六種類が絶滅危惧種に指定されているそうです。水族館にいるようなウミガメ達もそうなんだと思って、とても驚きました。
ウミガメ達がそんなにも絶滅の危機にいると知らなかったからです。もしかしたら、私に子供ができるぐらいには、ウミガメはいないかもしれない。日本の昔話はまぼろしとして扱われるかもしれないといろいろな不安が脳裏をよぎりました。
ではそのウミガメ達はどうして絶滅の危機においやられることとなったのか。
その原因はほとんどが私達人間のせいでした。
食料や革材として利用したり、混獲による減少、海岸の消失や漂流ゴミなど。私達が原因を作っていました。私はこれを知ったとき、とても悲しくなりました。ウミガメを知らぬ間に苦しめていたのです。殺していたのです。
ウミガメ達を苦しめないように私達にできることは何か考えました。それにはウミガメ漁で獲りすぎないように呼びかけたり、人口ふ化を推進することがあると思いました。
ウミガメ漁で獲りすぎてしまうと、絶滅が進んでしまうからです。絶滅が進まないためにも、制限されているウミガメの獲ってもいい量を守り、計画的に獲ることを呼びかけたいです。そして絶滅を進行させている原因の一つとして、海岸の消失もあります。ウミガメは卵を砂浜に産むので、護岸工事により砂浜がなくなると卵を産むことができなくなります。そのため、人口ふ化を進め、ウミガメの絶滅を進行させないようにしたいのです。
私はウミガメが大好きです。なので、ウミガメの現状を色んな人に伝え、より多くの人がウミガメを守れるように、まずは私から気を付けていきたいです。将来の子供達につなぐために。精一杯がんばりたいです。


【東部中学校 神谷さくら さん】

私が小笠原で学んだことは、海や陸の動物の進化です。
小笠原の固有種は、今ではめずらしいのが多いですが、進化前は本土から渡ってきたり流れてきたものです。そこから小笠原に適した体に進化していきました。その理由はたくさんあります。
私が一番興味を持ったのは、アオウミガメの進化です。小笠原の代表的なアオウミガメはメスが産卵のために砂浜へやってきます。
そこでメスが進化した所は、卵の産卵場所です。アオウミガメのメスは主に一回の産卵で百個程度の卵を産みます。しかしその中に無事に産まれてくることができず死んでしまう卵もあります。その原因は台風の時に海があれて波が砂浜まで来てしまうからです。
他にも理由はありますが、これが主な理由の一つです。
しかし、年々卵のふ化率が上がっています。それはメスが台風の時に波にのみこまれないように、上に上にと卵を産み始めたからです。波打際から離れたところまで行き、無事に自分の子が産まれるように頑張るところはとてもすごいと思いました。
他の種類でタイマイというウミガメも独特の進化をしています。アオウミガメの顔は丸っこいですが、タイマイの顔は細長くなっています。それはサンゴの間にいるカニや藻をたべるためです。このように同じウミガメでも、その土地や生活に合うように進化しています。
このように進化することで今の姿になりました。その過程を知ることができてとても勉強になりました。
もろくくずれやすい小笠原のガラスの生態系を守るために、私たち人間の注意がとても必要です。
このように小笠原に来て実際に見て学べることはないと思います。
この体験は一生の宝物になりました。


【鶴城中学校 吉田望々花さん】

豊かにおいしげった山々、青くすき通った海、これが私が小笠原に到着したときに目に入った光景でした。そこで島独自の進化をとげた動植物たちなどは、全てが初めて見るものでした。私はこの豊かな自然の中でたくさんのことも学んできました。
小笠原諸島は、今まで一度も陸続きになったことがない海洋島です。そのため3wによって上陸した、限られた種類の動植物しかいないということを知りました。3wとは、wind(風)、wave(波)、wing(翼)という3つの動植物の上陸のし方です。だから小笠原諸島には、たくさんの固有種がいます。例えば、カタマイマイやオガサワラオオコウモリなどです。しかし、これらの固有種は、一八三〇年に人間が住み始めてから持ち込まれた外来種によって減少しているそうです。そのため、長い時間をかけて作り上げられてきた生態系は、現在、外来種によっておびやかされているということを知りました。
これは、私たちが住んでいる西尾市にも重なるところがあると思います。私たちが住む西尾市は、昔から陸続きであるため、小笠原諸島のようなその地域独自に成長してきた固有種はあまりいません。でも、ゼロではありません。西尾市にも、ヒメタイコウチという数少ない固有種がいます。そして、西尾市には、人間によって海外から持ち込まれた外来種がたくさんいます。これらによってこのヒメタイコウチも少なくなってきています。
このように考えると、問題の大小があっても、小笠原諸島も西尾市もやらなければいけない対策は同じだと思います。
私たち人間は、とても大きな力を持っています。この力をどう使うかは、自分達しだいです。この力を使えば、もちろん固有種を守ることができます。しかし、この力を使えば、固有種を減少させることもできます。だとしたら、私は、この力を固有種を守るために使いたいと思います、そのために私は、身近なことから対策をしていきたいと思います。例えば、今回小笠原諸島で学んだことを周りの友達に伝えたり、ペットは最後まで責任をもって飼い、野生化しないようにするよう、呼びかけたいです。
今回小笠原諸島でたくさんのことを学んできました。この経験を無駄にしないようにしたいです。そして固有種がこれ以上減少しないようにしていきたいと強く思いました。今生きている固有種を未来へと受けつげるようまずは身近なことから、自分にできることをしていきたいです。


【鶴城中学校 生田優月さん】

 私は今回の体験をさせて頂き、作文用紙に書ききれないくらいたくさんの事を学ぶことができました。今回の旅で私が特に印象に残ったこと、そして私の住んでいる西尾市で生かしていきたいと思ったことが二つあります。
 一つは外来動物であるノネコの対策のことです。ノネコは農作物を食い荒らすネズミを退治するため、またはペットとして人に持ちこまれ、その後、逃げ出したり、捨てられたものが野生化したものです。ノネコは小笠原の生物達に深刻な被害を与えています。小笠原の固有種であるアカガシラカラスバトを食べてしまうからです。これにより、アカガシラカラスバトの繁殖は脅かされてしまいました。そこで、NPOや環境省の人達がとった対策に私はとても感動しました。まず、ノネコを捕まえます。捕まえられたノネコは「ねこ待合室」に一時的に預けられ、その後、おがさわら丸で本土に搬送されます。そして獣医さんに引き取られ、人と生活できるように訓練されてから飼い主に引き取られています。無駄な殺生をせずに、小笠原の自然を取り戻そうとしているのです。もちろん駆除に指定され殺されてしまっている外来動物もいます。しかし、外来動物を増やしてしまったのは人間であり、生物達に罪は無いということをふまえ、救える命は救おうと努力する人達がいることにこの活動のすばらしさを感じました。それと同時にこのような状況をもっと多くの人に知ってもらわなければならないと強く思いました。
 二つ目は小笠原の車の通りの少なさです。人口が少ないということももちろんあると思いますが、小笠原は車の通りが少なく、自転車や徒歩で異動している人が多くいました。そのため、車から出される排気ガスが少なく空気が綺麗でした。このことで生物達にとって住みやすい環境になっています。また、交通量も少ないため、交通事故が少ないです。その一方で西尾はとても車の通りが多いです。それゆえ、空気が汚染され、崩されている生態系もあると思います。小笠原の人達のように少しの距離なら徒歩や自転車で移動することにより、西尾市の生物達がもっと住みやすい環境になると思います。また、愛知県の交通事故ワーストの汚名も返上できると思います。その他にも小笠原で行っていた活動で西尾市でもできること、やらなければならないことがたくさんありました。
 小さなことでもたくさんの人や生き物、植物の命を救うことができるということを多くの人に知ってもらえるように、今回の経験に感謝して、学んだことを発信していきます。そして、西尾市が人と生き物が共存できる町になるように努力していきたいです。


【福地中学校 久野綾斗さん】

僕が小笠原に行ってまず感じたのは、「驚き」です。見たこともない植物、船を出迎えててくれた島の方々を見て、びっくりしました。また、これからの体験への期待が高まりました。
四日間、ガイドの方と自然観察やホエールウォッチング、トレッキングなどをしました。そこで、島の人々は自然をとても大切にしていることを学びました。僕は、自分も協力して、小笠原の自然を守りたいと思いました。
小笠原に持ち込まれた外来種によって、父島の固有種はいなくなってしまいました。これ以上被害を出さないための取り組みを学びました。
一つは、外来種であるグリーンアノールの駆除です。アノールは島の虫を食べてしまいます。虫が少なくなると花が増えなくなってしまいます。結果、小笠原の多くの自然がなくなってしまいます。そうならないために、粘着トラップや冊を設けて、アノールを捕まえています。僕は今いるアノールを全て捕まえればいいと思いました。でも、ガイドの方々は
「今いるアノールを捕まえることも大事だが、活動範囲を広げないことも大事。」
といっていました。僕はこの言葉がとても印象に残っています。
もう一つは、ノネコの排除です。ノネコは人が連れてきたネコが野生化したものです。捕まえたノネコは、ノネコの待合所という場所で飼い主が見つかるまで育てられます。また、飼い主に危害を加えたりしないようにしたりします。排除なので、殺したりすることはありません。
観光客である僕たちにできるは、船に乗る前に踏む種子除去シートでしっかり種子を落としたり、ガイドの方の言うことをしっかり守るなど、あたりまえのことをしっかりやることだと思いました。自然を戻すのには多くの時間がかかるけど、壊れてしまうのは一瞬です。その一瞬を引き起こしてしまうのが僕たちかもしれません。なので僕たちは今まで以上に自然を大切にし、丁寧に扱わなければならないと思います。
自然の大切さを教えてくれた小笠原、ガイドの方々、このきっかけを下さったロータリークラブの方々、旅を共にした仲間、出会ったもの全てに感謝し、西尾の自然も大切にします。



【福地中学校 倉地悠真さん】

僕は、小笠原諸島に行ったら、歴史や島の生物について調べようと思っていました。現地のガイドさんの話を聞いたり、ビジターセンターの資料館で資料を見たり、防空壕の中に入る体験をしたりして学びました。
一番心に残っているのは、最終日に行ったトレッキングツアーです。戦争の跡を回る中で、戦争中に起こったことや、その後の様子を知りました。戦争中は、とにかく大変だったことが分かりました。防空壕を作ったり、指令を出したりという話から、防空壕の目的は命を守り、指示を出すことができるようにするためと分かりました。山の洞窟には、海に向かっている大きな十二センチの大砲があり、アメリカ軍もうかつには上陸できないよう工夫されていました。また、硫黄島には、土の下に白骨化した死体が埋まっていて、今でも回収作業が行われていると聞きました。また、壁には鉄砲で撃たれた跡がたくさんあり、アメリカ兵が一万人以上上陸した大きな戦争にもなったと聞きました。そして、海には日本船も沈んでいて、舟で亡くなった人が多くいたことを哀しく感じました。小笠原諸島で戦争の悲しさが分かったので、戦争をしてはいけないことをたくさんの人に伝えていきます。
また、小笠原諸島の地質や生き物についても調べました。小笠原諸島は火山の噴火でできた島です。特に印象に残っているのは、枕状溶岩です。それは、穏やかな噴火で海底を流れた溶岩が枕のように積み重なった形をしています。粘性の低い溶岩が海底の斜面を流れたときにできるため、植物が根を張りにくいそうです。しかし、島には「タコノキ」が生息しています。島では、下に根を伸ばすことができないため、根を張り、そして茎から下に向かって気根(空気で伸びている根)を伸ばしています。その姿がタコのようなので、タコノキと呼ばれているそうです。このように、植物が知恵をしぼり、生き残る力を磨いてきたことに、僕はとても感動しました。小笠原諸島では、今も進化している生物を見ることができてよかったです。
僕は、この六日間を通し、戦争や自然のことなど小笠原諸島でしか見ることができないことを自分の目で見て、経験することができました。そして、自分の視野を広げることができたと思います。キララロータリーの皆様、本当にたくさんの体験をさせていただき、ありがとうございました。体験したことを多くの人に伝えていきたいです。



【吉良中学校 中嶋にこ さん】

私は小笠原諸島への旅を通して、好奇心を大切にし、島の人たちと関わることを目標としました。目標を意識することでネットでは知りえなかった島の自然や歴史、生活について知ることができました。
私は特に島固有の生きものや植物が印象に残りました。その一つがアカガシラカラスバトとノネコについてです。アカガシラカラスバトは約四百羽いますが、一時はノネコが食べることにより十分の一の四十羽まで減少したそうです。対策として始まったのがノネコの捕獲です。捕獲されたノネコは殺処分されてしまうと思っていましたが驚くことにこれまでの殺処分数は0匹。東京へ送られ人になれる訓練をうけた状態で新たな飼い主のもとへ行くそうです。島内で飼うこともできますが必ずケージ外へ出さないよう決められています。私の家の近くでもノラネコをよく見ます。これまであまり気にしていませんでしたが、殺処分について考えるきっかけになりました。
もう一つ印象的だったのはタコノキです。この木は島内いたるところで見ることができますが、一本一本に個性があり、力強さが感じられます。タコノキは幹からのびる枝から下へ向かって根をたらす不思議な木です。これには島の成り立ちが大きく関わっています。島は火山の噴火によりできており少し土をほると岩にぶつかります。そのため地面の下へ根をのばすことができないため。地上の枝から地面に根をたらして体を支えます。固有種は一つ一つの特徴がそれぞれ一度も陸続きになったことがない小笠原という環境に適応していることがわかりとてもおもしろいです。
六日間を通し写真ではわからない細部、質感など実際にふれ、体験して学ぶことができました。島の人たちと話すことで生活について知ることもできました。例えば、修学旅行は十日間使い京都などへ行くそうです。船での旅になるのでとても楽しそうだと思います。また、入港日は本土から物が届くため店に人が集中することなどを知ることができました。毎月ものがそろっている自分の生活は便利だと改めて感じました。また、旅を共にした仲間の積極的に学ぶ姿を見たり自分では思いつかなかった疑問や考えを共有し人としても成長できたと思います。この経験を大切にし自分のまわりへたくさん広めていけるよう頑張っていきます。


【幡豆中学校 三浦あい さん】

「節水にご協力をお願いします。」
民宿のトイレに入ってすぐ、目に入ってきました。続きを読んでみると七年前に四十年ぶりに大きな水不足が起きていたことが判明しました。
「水資源が貴重なこの島で水不足だなんて大変だ」と私は重い、小笠原の水について調べてみることにしました。
民宿の方に伺うと、去年も大きな打撃となる水不足が発生していたことが分かりました。秋から雨が降らなくなったことでダムが干上がり、給水制限がかけられてしまったほどでした。本土から遠く、島内にある数少ないダムが唯一の水資源である為、それが干上がってしまうと水はつくれません。
島内で毎日、貯水率が放送され、水が使用できない時間もあったりしました。
このことはニュースでも大きく取り上げられていたそうですが、私は全く知りませんでした。
それでも雨は降らずとうとう最後の手を使わざるを得なかったそうです。それは世界に三台しかない「海水ろ過装置」を使うことです。小笠原諸島にもともと一台ありましたが、残りの二台も外国の軍から借りてきて使うことになりました。
しばらくして雨が降るようになり、ようやく小笠原諸島の水は元にもどりました。今では普通に生活できるまでに回復しました。
回復したとはいえ、大量に水を使うようなことがあったり、雨が降らないようなことがあるとまた同じ状況になりかねません。
そんなとき、私には何ができるか考えました。でもなかなか思いつきませんでした。唯一できることといえば節水です。私一人の節水で何が変わるかは分かりません。でもその気持ちを広げたならば、未来は変えられると思います。
この旅を通して、毎日何気なく使っている水は、とても貴重な資源であるということに気づきました。私は水不足も、災害も味わったことがありません。だから本当の水の大切さには気付けずにいるのかもしれません。
たとえ気付けていなくても、水を守る取り組みはできるし、水について考え、それを広げることはできます。私はこの取り組みを西尾でも続けていこうと思いました。
今日の旅でたくさんのことを経験し、学ぶことができました。特に考えた水資源の大切さについて、これからたくさんの人に伝えていきたいです


今回は西尾キララロータリー様のご好意によりまして、
9名の子供達に貴重な経験をさせていただきましてありがとうございました。
会長さんのお話にありましたように、今回は2回目ということでこうした機会が頂けることは、大変ありがたいなと思っております。
子供達の発表にもありましたが、私達は中学校時代総合的な学習時間はありませんでしたが、今は時間ありまして、自然、環境、平和学習などを、自分で考えてやっているんですが、ここへ行けば、一発で全ての総合的な学習が学べるといった貴重な体験ができました。
ボニンブルーといった最終日に素晴らしい青い海が見れまして、行ったかいがあったなということであります。
今中日2軍監督が小笠原という名前で親善大使をされているそうですが、中日もドラゴンズブルーで今日から巻きかえしていっていただきたい思います。
ありがとうございました。

会長挨拶・幹事報告等

会長挨拶:酒井会長

幹事報告:髙須幹事

出席報告:清委員長

スマイル発表:西冨委員

例会司会の犬塚君 点鐘 会長挨拶
高須幹事 清委員長出席報告 西冨委員スマイル発表
お客様の3氏 旅を共にした仲間達との食事 いつもの会場とは違う場所での食事

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]