第1279回 通常例会「救急法実技」

開催日時 平成30年9月21日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 それでこそロータリー
卓話者西尾市消防署救急救命士 鈴木 徹 氏
お客様西尾市消防署 高須則充氏・鈴木章司氏
司会進行山本俊明 君

会長挨拶

 今日は西尾市消防署のから3名の方がAEDの講習と救命救急のお話をして実技をやるという事で、大変お忙しい中ご側路くださいまして誠にありがとうございました。お名前は先程プログラム委員長からご紹介がありましたので省略をさせて頂きます。また、時間がかかるという事で会長挨拶の方は手短にと言われましたので簡単にします。

 一昨日19日に天気のいいなか、ゴルフに行ってまいりました。その時行った二人の友達の話を、彼らから教えられたそんな話を二つしたいと思います。
一つは、直前になって同級生が亡くなったという事で、ドタキャンで行けなくなり代わりの人をお願するということで、一人の方がそこにはいられてコンペに行ってきました。たまたまその方が準優勝され大変喜ばれたというコンペでした。終わってからじゃんけん大会がありまして、そこで私の友達二人が最終4人に入りまして、3位決定戦の相手が84歳のおじいちゃんで、じゃんけんをすることなくその方に3位を譲りますと友達が言ってくれました。すぐできるようで出来ないなと思っていい友達だと思いました。そしてもう一人は実力でじゃんけんに勝ってみごと1万2千円分の商品券をゲットして帰ってきました。
帰り道、そのドタキャンをした友達から電話がかかってきて、今日は楽しい一日だったと報告をしていたら、「ドタキャンしてしまってごめんね。ところでキャンセル料は払ってもらったのかな?」というような電話でした。これも代わりの方が参加したのでキャンセル料は発生しませんのでいいですよと話をしました。このように同級生が亡くなってドタキャンしてしまったという事に対してちゃんとしたフォローをし、キャンセル料の事まで心配して電話してくれました。
そんな二人の友達のことを自分自身、自分もこういう時は彼らを見習わなければいけないなと思ったことをお話をして、会長の挨拶と代えさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
54 30 38   79.16 100

スマイル委員会報告

【大須賀慶一会長】
 西尾市消防署救急救命士の鈴木 徹様、高須則充様、鈴木章司様、ようこそキララRCへ。キララのメンバーが緊急時にAEDを使用できるよう教えて下さい。

【鈴木昭夫幹事】
 西尾市消防署救急救命士 鈴木徹氏、本日は救急法実技・AEDの実技、指導よろしくお願い致します。

【中根勝美君】
 日々西尾市民の救急救命にご尽力を頂いている消防署の皆様、ご多忙中お越し頂きありがとうございます。
 西尾KIRARA R.Cの皆様、いざというときは躊躇なく対応出来る様に、本日はしっかりと研鑽しましょう。

【大高敏睦君】
 救命士の鈴木徹さん、同行者の高須則充さん、鈴木章司さん。いつも消防点検組合でお世話になっています。ありがとうございます。今日は救急法実技、宜しくご指導の程お願いします。

【西冨拓也君】
 先週は卓話の機会を頂きありがとうございました。

【柳本大輔君】
 先週は卓話の機会を頂きありがとうございました。

卓話

「救急法実技」(西尾市消防署救急救命士 鈴木 徹 氏)

西尾市消防本部からまいりました救急団部の鈴木と言います。
今日はAEDの使い方を知ってもらい体験して頂きます。最初にどのように使うか僕がやってみます。そのあと3つのグループに分かれて、それぞれ指導員が着きますのでそこで皆さんにAEDを操作して頂くという流れで行こうと思っています。

まずAEDとは皆さんどんなものかご存じだと思いますけど、突然心臓が止まってしまった人に対して電気ショックを起こします。そのための機械です。突然心臓が止まってしまう原因として、心室細動という不整脈によっておこることが多いと言われています。通常元気な時心臓は規則正しく縮んだり広がったりして体の全身に血液を送るポンプの役割をしています。この心室細動という不整脈が起きた時は、そうしたポンプの機能を果たしていません。簡単にいいますと痙攣しています。痙攣して吸って吐く、吸って吐くというようなことが出来ていません。このままにしておきますと、いずれ心臓は完全に止まってしまいます。この痙攣状態を取ってやる。そのために、このAEDを使って電気を回します。イメージ的には完全に止まった心臓を電気ショックで再び動かす。そんなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、厳密にいいますと痙攣状態の心臓に電気ショックをして痙攣を取ってやる。心臓は、私の意思とは無関係に動きます。心臓は筋肉の塊ですけど、手足の筋肉とは違って私たちの意思とは無関係に動く。そういう機能を持っていますので、痙攣を電気ショックで取って再び動き出させる。これを目指します。

一度使い方をやってみます。
AEDの使い方に関しては簡単です。AEDを使うのに資格は要りません。どなたでも使えるようになっています。電源を入れますとこのAEDがしゃべって次にこうしてください。あれをやってくださいと全部説明してくれますので、それに従って頂ければ誰でも出来ます。難しいことはありません。基本心肺停止の方に電気ショックを行いますので、心肺停止の方に関しては心肺蘇生法として、人工呼吸と胸骨圧迫これが基本ですが、それをやりながらAEDをみつけて届いたらすぐAEDを使って頂く。そういう風に覚えて頂きたいなと思います。今、心肺蘇生をやっていると仮定します。私がAEDを見つけて持ってきました。すぐ使います。開きますと1、2、3と番号があります。まず電源を入れて頂くと『パッドを胸に装着してください』としゃべります。箱の中にパッドが入っております。これは練習用ですけど、本物もこういう袋に入ってますのでパッドを胸に貼ってください。パッドの入った袋を開けて貼ってください。次に『パッドを胸に装着してください』『ランプが点滅しているソケットにパッドのコネクターを接続してください』としゃべります。パットを貼ってランプの点滅している先に、このコネクターをさしてください。
『パッドを装着してください』『コネクターを接続してください』としゃべりますのでそれではパッドを貼ります。
患者さんのどこに貼るか、貼る位置もパッドに書いてありますので、この位置の通りで結構です。このようにしっかり密着させて貼ります。
それではコネクターをさします。そうするとまた『心電図を解析中です』『体に触れないでください』としゃべります。解析中というのは、この方が電気ショックが必要かどうか機械が見てます。解析が終わると『ショックが必要です』『充電中です』『体から離れてください』『ショックを実行します』『オレンジボタンを押してください』としゃべります。ランプが光ってますので、これを押したら電気ショックで電気が流れます。誰も触っていないかしっかり確認してショックします。すると『ショックが完了しました』『一次中断中です。』『ただちに胸骨圧迫と人工呼吸をして下さい』としゃべります。これだけです。
重要なのは電源を入れる事なのです。電源を入れますとしゃべり出しますので、これは電源を入れないとしゃべらないですけど、ふたを開けただけで電源が自動的に入ってしゃべり出す物もあります。非常に簡単だと思います。貼る場所も書いてあります。補足ですけどもし間違えて貼っても大丈夫です。右と左を間違えても二つのパットの間を電気が流れるので心臓を挟んでいれば大丈夫です。ただ心臓を挟んでください。例えばナイフが刺さっていたり、怪我とかがあると貼れないですし、貼らない方がいいので心臓さえはさんでいれば大丈夫です。
雨の中被害者が濡れていたら、なるべく濡れない方がいいので雨の当たらないところが近くにあったら移動してください。移動してそこで拭いてください。なぜかというと、雨で濡れていると水に電気が流れますので心臓の方に電気が流れないです。全く流れないわけではないですけど、電気が水の方に流れて効果が少なくなってしまうので、もし移動できる場所があったら移動した方がいいです。

電気ショックは2分ごとに解析を自動に行います。機械がしゃべりだしショックを打てといったらショックを打っていいです。救急車が平均で6分できますので、場所によりけりですけど10回打つとかはそんなにないと思いますけど機械が打てと言ったらやってもらって結構です。

もし倒れた方をみつけてこれを貼って、コネクターをさして心臓が完全にとまった状態の時もしゃべってくれます。ショックの必要はありません。といって胸骨圧迫を継続してくださいと。頭のいい機械ですのでこれを信じてもらえば結構です。逆に正常に動いている心臓に電気ショックをしてしまうのではないかと思われる方もいますけど、それもないので機械任せで大丈夫です。安心してください。

テレビとかでお医者さんが手で持ってやるものは、自動では無くて波形を見て電気ショックをやっています。あれは心電図の波形を見て心室細動かどうか人間がみて判断する。この場合は波形も何もみなくていいです。必要ありませんと言われた時も胸骨圧迫と人工呼吸は続けて下さい。女の人の場合は移動したり、毛布や人で囲ってあげたりしてください。
では胸骨圧迫と人工呼吸のお話をします。心肺停止の方は呼吸も止まっていますので、代わりに呼吸を助けてあげます。それが人工呼吸。口から肺に息を吹き込んでであげる事が重要ですけど、まず意識が無い状態で上を向きますと舌が喉の奥に下がっていきます。これ舌根沈下といいます。そうなるので、人工呼吸をやる時はまず気道確保をして下さい。そうしないと舌が落ちた状態でいくら息を吹き込んでも入っていかないのでまず気道確保をして頂いてそれから人工呼吸をやっていただきます。頭部後屈顎先挙上法というのですが、苦しくなってくるとマラソンでもだんだんあごが上がってくるのと一緒で、こういう姿勢を作って喉を広げてやって口から2回吹き込みます。右でも左でもまず片側の手で鼻をつまんでください。鼻をつまんで、口をしっかり自身の口で覆ってもらって二回吹き込みます。口が小さいと結構漏れちゃいます。2回吹き込みます。これが人工呼吸です。
血が出ていたり、全く知らない人に人工呼吸をするのは抵抗があるのでやらなくても結構です。感染の可能性はほとんどないですけど、血液を直接触ったりしなければよっぽどはないと言われていますが、抵抗を感じられたりしたら無理にはやらなくてもいいです。
次に胸骨圧迫です。以前は心臓マッサージと言われてましたが、それをイメージしてください。心臓マッサージと言いますと手を胸の中に入れてお医者さんがやるようなものも入ってくるので今は胸骨圧迫で統一になりました。
パット開いて胸の真ん中、以前は乳首を結んだ真ん中で胸骨にあてるとかいろいろありましたが患者さんによっては分かりにくいこともあるので、ぱっと見た感じ胸の真ん中に手をどっちでもいいですので重ねます。重ねた手で胸の真ん中を押します。連続30回5センチ沈むくらい。単三の乾電池一本分くらいです。
ポイントですが実際に押すのは手のひらの付け根ですので付け根が真ん中になるように置いてください。手を真ん中に置きますと押す位置がずれますので、ずれるとあんまり効果ないので付け根が真ん中に来るように置いてもらって重ねた手で連続三十回。姿勢は、足は肩幅くらい開いて腕はしっかりのばして真上から1.2.3.4…..これを30回。30回やりましたら人工呼吸2回。これを交互にこの方が息を吹き返すか救急隊が来るかまで続けてください。その途中にAEDが来たらすぐAED使ってください。
一人が胸骨圧迫をしてAED持ってきた人がAEDの準備をしてその間も胸骨圧迫を続けて、開けてしゃべり出したらやめ。電気ショックの指示があったら電気ショックをして、終わったらまたやり始めます。2分たつと又しゃべりだします。心肺蘇生を中断してくださいと。そしたら辞めます。二分やると結構きついのでたくさん人がいたら交代して下さい。パッドは地肌に貼ってください。押すピッチは1分間に100回くらいです。
若い方も高齢の方も同じようにやってください。
子供も同じです。昔は違ったんですけど15:2とか。わかりやすいので統一になったので。幼児も新生児もいいと教えてもらっています。
充電管理は備え付けの物は点滅したり砂時計のマークで表示があります。一応3年くらいはいいという話ですけど、大体メーカーが点検してチェックしています。
一回使ったらパッドはかえます。使い捨てです。一式30万くらいと言われています。子供は子供用のパッドがあります。流れる電気が少なくなります。大人用が無かった場合子供用を使ってください。

各種委員会報告

会長挨拶 : 大須賀慶一会長

幹事報告 : 鈴木昭夫幹事

出席報告 : 大山勝男君

スマイル発表 : 西冨拓也君

炉端会案内 : 野口要二君

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