第1280回 通常例会「米山奨学事業について」

開催日時 平成30年10月5日 金曜日
開催場所 西尾信用金庫中央支店2階
合唱曲 君が代・奉仕の理想
卓話者地区米山奨学副委員長 加藤英樹君(刈谷R.C)
お客様
司会進行野口要二君

会長挨拶

 10月になり、少し涼しくいい気候になってきました。本日のゲストは卓話もお願いしている、刈谷ロータリークラブの地区米山奨学副委員長の加藤英樹さんです。
 今日の会長の挨拶としまして、先日、安城ロータリーの横山会長の提案で、分区内の交流ということで、それぞれのクラブから雀手を集めて麻雀でどの程度のレベルかを競いながら分区の交流をしたいという話がガバナーの例会のときにあり、我がクラブからも私を含めて4名が出席しました。そして安城ロータリーと西尾ロータリーとこの3つの分区で行いました。3万点持ちの3万点返しで賭けは一切なしで、普通はダメなものも「あり」という麻雀でした。このような麻雀はやったことがなかったのと、やはり横山会長の意図することは、麻雀そのものが安城の会長・幹事の数名の方はだいたい1週間に1回くらい、今でもやっているそうです。KIRARAの中にもそういう方はみえるとは思いますが、うちの麻雀クラブは実質廃止になっているような現実ですが、そういう中で横山さんの麻雀のお誘いがあり、私も参加させていただいて今言ったようなルールの中で楽しんで、また終わってからの懇親会も和気藹々とした中でいろいろな話ができて楽しい半日でした。麻雀の結果は、優勝から3位までをKIRARAが独占しました。これも実力通りかなと思います。ルールも少し変わったルールでしたし、西尾ロータリーの方はご高齢の方中心でしたが、一番気の毒だったのが安城ロータリーの幹事さんで、45分で1回交代をするのですが4回やったなかで一度も牌に触れることなく終わっていました。そういう分区内の楽しい交流が横山さんによって行われました。またぜひこのような楽しい企画もあったらいいなと思いました。そのようなことがあったら、またお聞かせください。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
54 30 46   95.65 100

スマイル委員会報告

【加藤英樹君】地区米山奨学副委員長
 本日米山の卓話を致します。
 日頃は米山奨学会に多大なるご支援ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

【大須賀慶一会長】
 米山奨学副委員長の加藤英樹君、ようこそ西尾キララR.Cへ。米山奨学事業の話を聞かせて下さい。

【鈴木昭夫幹事】
 地区米山奨学副委員長 加藤英樹君、今日は「米山奨学事業について」の卓話よろしくお願いします。次年度は米山奨学生の受入を予定しています。受入れに際してのアドバイスをお願いします。

【加納隆君】
 先日、西尾機会工業会の月例コンペにて、西尾GC18番にてホールインワンを達成いたしました。
 初めてのことで事故にあった様な気持です。二度とないと思いますが今後もがんばってやっていきますのでお願いします。

【加納隆君】
 地区米山奨学副委員長 刈谷R.C加藤英樹君の御来訪を心より歓迎致します。
 本日は米山奨学事業について御指導の程お願い申し上げます。

【野口要二君】
 10月1日の広報にしおの表紙に写真が採用されました。
皆様、西蒲線の応援よろしくお願いします。

【杉浦加代君】
 介護施設をはじめて15年になりました。今回ある方より感謝状を頂きました。本当にまごころ込めた介護をして良かったと思いました。
これからも頑張りたいと思います。

卓話

「米山奨学事業について」(地区米山奨学副委員長 加藤英樹君(刈谷R.C))

 米山奨学委員会の副委員長をしております、米津です。よろしくお願いします。
それでは講師の紹介を致します。加藤英樹さんです。刈谷のロータリークラブのメンバーです。今地区では米山奨学委員会の副委員長をしております。会社は家庭用家具製造をしております、カリモクの取締役会長でもあります。大変有名な方であります。ロータリークラブの役歴につきましては2011年に入会され、親睦活動委員長、(会員)東京委員長、環境保全委員長、ニコニコボックスの委員長をされています。地区の役歴につきましては2015年から2017年に米山記念奨学委員会の委員であります。2017年から2018年は米山記念奨学委員会の委員長を適任しております。今日のテーマは米山奨学事業についてです。よろしくお願いします。


 先程ご紹介頂きました刈谷の加藤と申します。よろしくお願いします。
西尾キララロータリークラブ様は非常に和やかな雰囲気で、私は刈谷ロータリークラブですが非常に厳かな雰囲気ですからこの雰囲気がうらやましく思っております。先程(麻雀)の方でも勝たれたという事でルールの中にチョンボありということで、もし私の卓話をチョンボしてしてもお許しいただけるロータリークラブかなと思って安心しております。

 先程履歴の方の紹介もありましたけど、米山の方3年目という事で正直米山の事はわかっておりません。まだまだこれから勉強かなと思っております。3年目で副委員長なので私としては荷が重いなと思ってますけど、この卓話を通して、米山の活動を通して私自身もいろいろ勉強していけたらいいなと思って過ごさせて頂いております。

西尾キララロータリークラブ様におかれましては日頃から米山奨学基金の方に多大なご寄付等を頂いておりまして大変ありがとうございます。また、来年度は米山奨学生を受け入れて頂けるような話も頂きました。非常にありがたいなと思っております。奨学生の方を受け入れて頂きますとロータリーの方の意識もだんだんと変わってまいりまして、非常に米山の事に関しまして理解を深めて頂ける事もありますので是非来年度以降米山奨学生を通じて米山奨学金をご理解頂ければと思っております。

スライドの方でお話しさせて手頂きたいと思います。
最初に米山さんが作った奨学財団と書いてありますけが、皆さんご存じだと思いますけど実際これは米山さんが作った財団ではなくて、米山さんの意思を継いだ残った方達が作った団体です。
米山奨学事業とはと書いてありますが、頂いた文章そのまま読ませて頂きますと、日本のロータリークラブ独自の事業で、日本に34地区ありますが全部の地区で参加する合同のプロジェクトです。1952年に事業が始まって以来一貫して日本で学ぶ外国人留学生を支援しています。公益財団法人のロータリー米山記念奨学会というのはこの事業を行うために日本のロータリーが供用して運営している奨学団体で財源は全て皆様からの寄付で成り立っていると皆さん既にご承知の通りという事になっております。最大の特徴はクラブとカウンセラー制度という形になっておりますので、来年奨学生の方がいらっしゃったらまた違った形のカウンセラー制度の体験と成りますので、奨学生ごとに感覚は違うかなと思いますのでそれはそれで楽しみにして頂ければありがたいと思っております。
事業の始まりは、米山さんは1946年にお亡くなりになっておりまして、その3年後の1949年に戦争のために解散を余儀なくされた日本のロータリーが国際ロータリー復帰という形になっております。戦後の落ち着きを取り戻すにつれまして、梅吉さんの功績をしのぶ何か有益な事業が出来ないかという声が大きくなりまして、東京ロータリークラブは1952年古沢会長が米山基金の構想を発表し、アジアから優秀な学生を招いて学費を援助し二度と戦争の悲劇を繰り返さないように平和な日本をピーアールするためにもそういった事業をやれないかと始まりました。こうして東京ロータリークラブで始まった米山基金ですがわずか5年で日本全校のロータリークラブの共同事業として進むこととなりました。1967年に財団法人の米山記念奨学会が設立されました。
これは50周年の記念式典がひらかれ、ロータリーの方、奨学生の方合計700人が参加されました国際ロータリーと米山の関係は2004年の11月にRIの理事会で奨学金の授与を通して世界理解と平和に貢献されている財団法人のロータリー米山奨学会を賞賛するべきという事で、これ以降ロータリーマークの使用や今後の活動について国際ロータリーでみとめられたと聞いております。2007年には全34地区から合意を得て国際ロータリーの定める他地区合同の奉仕活動としましてすべての手続きが完了しまして、2014年ではRYの理事会ではロータリーの学友の定義を拡大解釈して頂きまして米山学友よりまた学友の一員となるといろいろ進めさせて頂いています。
日本最大級の奨学委員数でどれくらいかというと、外国人留学生を対象とした民間団体最大規模で、2018年度日本全国で852名。現在各ロータリークラブでお世話頂いていて累計しますと世界127カ国地域別にいいますと地域から20,396人からご支援を受けています。これだけの数の留学生をこれまで受け入れています。
累計で行きますと中国がどうしても多くなってしまい、中国、韓国、台湾の順になっております。最近ではベトナムの留学生の方もだんだん増えてきていますが中国が余りにも総数が多いものですからこのようになっております。
奨学金の種類ですが、一般的には学部修士、博士課程の一番上の14万の奨学金制度を利用される方が一番多く、788人。地区の奨励もありますしクラブ支援というのもあります。海外応募枠というのもありまして、これに関しまして2760地区名古屋大学が主な対象になっております。名古屋大学が世界5カ国にセンターを設けていまして、海外の学生の方を受け入れております。そこで日本語教育をしっかりされており、日本に初めてきたけど日本後ペラペラという学生の方がほとんどです。そういった方々を受け入れているのもありまして、そちらの方を対象に回させて頂いております。おもな面接方法はスカイプで映像を見ながらマンツーマンでそれぞれ各センターをつなぐシステムが名大にあるので、名大の方に行きまして学生の方々を面接します。非常に優秀な方々です。実は名大でも法学部が対象になっておりまして、文系の方が多いのが難点かと思います。
最後の海外学友会の推薦奨学金2760地区なかったかと思いますが海外の学友会が募集して推薦するという制度で、主に台湾韓国の学友会の方々を対象に実施をしております。
学生は選考をどのようにやっているかといいますと、勉学に意欲があり、人物優秀で日本との架け橋になりうる人物。一番ポイントなのは日本との架け橋になりうる人物だと思っております。そして家庭状況、経済状況は評価対象外となっておりますので他の奨学金とは違う形になります。
当地区の米山奨学生に関しまして本年度新規で35名、継続で頂いている方が19名合計で54名の奨学生を受け入れていまして、国でいいますと中国、観光、台湾、ベトナムとなっております。他の国の方も当然いらっしゃいます。来年度の受け入れ予定人数ですけど少し減りまして49名。内訳が新規が37名継続が12名です。新規の募集人数に関して37名となっており、米山本部から3倍ルールというものがあり、資金補助費というものも出てきており、一人2千円111名分3倍になり22万2千円資金補助費が出ますので、これはこれで活用していきたいと思っています。あくまで資金補助費として使う事になると思います。
全国で巣立った方の活躍ですが、米山奨学生を巣立って(ロボタリア)になった学友が全部で231名、ガバナーになった学友が3名、学友中心になって設立したロータリアンというのが5つとなっております。一番左の韓国の方は650地区のガバナーをされた方です。2番目は台湾の方でこの方も3490地区のガバナーです。3番目の方も台湾の方でこの方も3520地区のガバナーをされています。
世界的に学友会がどれくらいあるかというと、国内に33学友会、海外に9学友会があります。こちらもしっかり連携を取ってやっていただきまして、日本は34地区なのに33になっておりますが、北海道が2地区に分かれておりそれが一つで学友会を作っております。それで33になっております。
学友の活動ですが左上はミャンマーの学友会の写真です。子供の教育支援に力を入れている。右の上の方は台湾の学友会で毎年日本留学フェアというのがありましてそれに出展して米山奨学金のピーアールをしています。左の下は韓国ですが、韓国で学ぶ日本人留学生の奨学金の支給をしており今年も累計8人の方が反対にお世話になっております。
ベトナムはまだ正式な学友会では無いですがホーチミンで学友グループが養護施設の慰問等で活動しています。
国内の学友会は2620地区の山梨静岡地区ですけどこちらの学友会はスリランカの病院に医療機器を寄付したり、子どもたちの文具を送るという支援活動をしています。2790地区の千葉の米山学友に関しましては学友とロータアクトがフットサルの交流をしています。
関西の学友会では米山教室という試みをして、学友が先生になり毎週語学やその国々の料理をやったりして交流しています。東京の学友会はセレモニー的ですが米山梅吉の生い立ちを寸劇を披露しております。
昨年の秋の研修会で米山梅吉記念館に行ってまいりました。非常に天気のいい中米山梅吉を学びながら富士山の綺麗な風景を見ながら非常に有意義な会でした。
12月に奨学生の合同忘年会をしています。奨学生の方、指導教員先生、カウンセラーの方をお招きしまして交流を図っております。指導教員の先生にはなるべくお越しいただいていろいろ交流を図って頂きたいと思いまして努力をさせて頂いております。
最後は卒業になりますが米山の終了授与式と合わせて指導教員に対する感謝の集いをやらせて頂いています。学友の方々がどんな恩返しをしているかというと、東日本大震災の義援金に760万とか学友の寄付は全部で3339万円となっております。弁護士の方ですが毎月50万をもう既に600万以上をお返し頂いています。
奨学生の数が寄付の総額で決まる。先程2760地区少し人数が少なくなりますがこのへんが厳しい所です。
来年は650名、776名は昔から変わりません。配当金というのは当地区から寄付していただいた方の配当金が主な部分です。こちらの奨学金制度も増えましたが850名になっております。特別寄付割合10%というのが一昨年くらいから増え始めた新しい割合でこれを増やさないと当地区の奨学生の数は増えていきません。当地区がどのくらい寄付をしているかというと全国平均が16,068円当地区は13,493円。順位でいいますと20位真ん中より少し下になりつつあります。13,493円の内訳は普通寄付が4,713円全国平均も4,797円なのでほぼ平均。特別寄付が8,780円、全校平均が11,271円ですので特別寄付に関しましては頑張らなくてはいけないところです。お願になりますが皆様のご意思を反映して頂きますと大変ありがたいと思います。
特別寄付の所を取り上げますと全国平均は大体会員の45.4%特別寄付をしているという事ですが、当地区は29.1%となっておりますのでがんばって増やしたいと思っております。
寄付全体は6千万増えていますけど利息が減っていてなかなかその部分が維持できていません。
支出と収入を見ていきますと寄付がほとんど奨学金に回っています。事務費と管理費はほとんど使っていませんのでご安心ください。
当地区の目標がガバナーの方から言われているのが1人当たり2万円と言われておりまして、普通と特別とたして2万円となっておりますのでお願いしたいと思います。
財団の方も刈谷は2万円と言っていましたので、だんだん上がっているかなと記憶にありますのでなかなか頼みづらいですが米山奨学生を育てるというところでご理解いただいて2万円いただけるとありがたいと思います。

先程の50周年の記念誌がありますのでご購入頂きますと助かります。1冊1,800円です。ネクタイやチーフも販売していますのでご協力頂けるとありがたいと思います。
最後のお願いですが今年の9月に14年間理事長を務めました小沢さんが退任されまして第7代の理事長として齋藤直美さんが就任されました。私がロータリー入った時には既ガバナーも()かもしれませんが2760地区の豊田ロータリー所属からで2006~2007年に地区ガバナーをされた。2016年から2018年に国際ロータリーの理事を務められました。当地区から理事長が出ておりますので頼みづらいと言った2万円の寄付ですが是非がんばってやっていきたいと思っています。あくまでもお願ですがよろしくお願いします。
自分が奨学生から聞いた一番いい言葉だったのが自分は奨学金を受け取ることで勉学に専念することができました。自分はすごくいい人間になったと思っていますと言っていました。これから返していく分はお金で返すのではなく、自分の知識や身に着いたロータリーの方々の奉仕の精神、そういった所を他の学生たちに伝える事で恩返しをしたいというお金や物ではなく、日本人的な心も伝えてくれる大変素晴らしい事業だと思っていますので、奨学生を今後も育てるとご理解いただき寄付を多めに頂けるとありがたいと思っておりますのでお願します。今後も米山奨学事業をよろしくお願いします。


ロータリー米山記念奨学事業とは何でしょうか。
新しい会員だけでなく、ベテラン会員の皆さんの中にも、「今さら人には聞けないけど、実はあまりよく知らない…」と、いう方がいらっしゃると思います。
まず簡単に、米山記念奨学事業についてご説明いたします。
ロータリー米山記念奨学事業とは、日本のロータリーが作った独自の事業で、34地区、全地区が参加する合同プロジェクトです。
1952年に事業が始まって以来、一貫して、日本で学ぶ外国人留学生を支援しています。
「公益財団法人ロータリー米山記念奨学会」というのは、この事業をおこなうために、日本のロータリーが協同して運営する奨学財団で、財源はすべてみなさんからのご寄付で成り立っています。
この奨学金の最大の特長は「世話クラブ・カウンセラー制度」です。銀行振込が多い他の奨学金とは違って、米山奨学生にはロータリー活動に共に参加してもらい、交流することを大切にしています。
世話クラブ・カウンセラーになったロータリアンからは、「カウンセラーをして、ロータリーの楽しさを知った」「いったんロータリーを退会したが、また米山に関わりたくて再入会した」「目に見える国際奉仕の最前線。これほど面白いチャンスはめったにない」といった声が寄せられています。
終戦翌年の1946年、“日本のロータリーの父” 米山梅吉氏が亡くなりました。
3年後の1949年、戦争のため解散を余儀なくされた日本のロータリーが、国際ロータリーへ復帰します。
戦後、落ち着きを取り戻すにつれ、梅吉氏の功績を永遠に偲ぶことができるような、何か有益な事業をやろうではないかという声が大きくなってきました。
当時の日本はまだ食糧事情もはかばかしくなく、会員たちは「クラブへ行けばお茶を入れてもらえる」と、弁当を持参し、ストーブを囲みながら熱心に議論をしていたそうです。(『ロータリー米山記念奨学会25年史』より)
そして1952年、東京RCの古沢丈作会長が「米山基金」の構想を発表しました。これは、アジアから優秀な学生を招いて学費を援助し、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために“平和日本”を肌で感じてもらいたい、というものでした。
こうして、東京RCが始めた「米山基金」は、わずか5年で、日本の全ロータリークラブの共同事業として継承され、1967年には財団法人ロータリー米山記念奨学会が設立されました。
昨年2017年7月には、財団設立50周年を迎え、今年(2018年)2月には記念式典が開かれまして、ロータリアン、学友、奨学生など約700人が参加しました。

ところで、米山は日本のロータリー独自の奉仕事業として作られ、発展してきました。このため、ロータリーの活動ではあるものの、国際ロータリーとは一線を画す状況が自ずと続いていました。そうした関係が次第に変化してきたのは2004年頃からです。
2004年11月のRI理事会で、「奨学金の授与を通し、世界理解と平和に貢献されている財団法人ロータリー米山記念奨学会を称賛する」とされ、これ以降、ロータリー米山記念奨学会が「多地区合同奉仕活動」(現在は多地区合同活動)の手続きを取ることにより、ロータリーの名称やロータリーマークを今後も続けて使用することを認める、ということが決議されました。
2007年には全34地区からの同意を得て、国際ロータリーの定める多地区合同奉仕活動として、すべての手続きを完了しました。
そして2014年1月のRI理事会では、ロータリー学友の定義が拡大され、米山学友もまた、ロータリー学友の一員となりました。これを受けて、2016年のソウル国際大会には世界中から多くの米山学友が集まり、ロータリーファミリーの一員として参加したのです。
次に、米山ではどのくらいの奨学生を支援しているかについてお話しします。
米山は、外国人留学生を対象とする民間の奨学金では国内最大規模です。
2018学年度は日本全国で852人が採用され、現在、各ロータリークラブでお世話をいただいています。累計では世界127の国と地域から2万396人を支援しています。
奨学生の国・地域別の割合はグラフのとおりです。累計では中国、韓国、台湾が多いのですが、最近ではベトナムの奨学生が急増しており、今では中国に次いで、多くを占めています。
米山の奨学金プログラムには5つの種類があります。
基本的には、大学・大学院の学生がほとんどで、学部生は月10万円、大学院生は月14万円が支給されています。期間は半年から、長い人で2年間です。
大学だけでなく、それ以外の教育機関、たとえば高等専門学校専攻科(学部に相当)、短大、専門学校などからも、地区奨励奨学生として採用することができます。
クラブ支援というのは、現役奨学生の期間延長プログラムで、延長期間の半額を世話クラブが寄付として負担しています。
2760地区の特徴として、奨学生募集要項の対象として米山本部の「奨学生募集要項」では、 『「日本の大学と同等とみなされる高等教育機関(高等専門学校専攻科、専修学校高度専門士課程等)※」に在籍又は在籍予定の外国人留学生』
を対象とする記載されていますが、2760地区では、※印は対象としていません。
海外応募者対象奨学金は、試行期間を経て、来年2019学年度から正式プログラムになります。
これは、日本への留学が決まっている外国人が、海外から個人で直接応募し、奨学金を予約できるものです。
2760地区の名古屋大学ではアジア諸国にサテライトキャンパスを置いており、加えて法学部では、テレビ会議ができるシステムを所有しています。
各サテライトキャンパスをシステムで結び、面接可能です。利便性の高いシステムを所有しているため、海外応募者が多いのが現状です。 「名古屋大学法学部以外」の海外応募者は、スカイプを使い、面接をすることになります。
最後の海外学友会推薦奨学金は、海外の学友会がその国で募集し選考・推薦するもので、対象となるのはすでに博士号を取得した上級研究者です。現在は台湾と韓国の学友会で実施しています。
では、奨学生の採用は、どのような基準で行われているのかと言いますと…
「将来の目標・留学の目的がきちんとしているかどうか」
「交流への熱意があるかどうか」
「人柄の良さ」
「コミュニケーション能力の高さ」
詳しい評価項目や点数配分は公表できませんが、こういった項目で点数化し、各地区選考委員会が面接選考をしています。
ロータリー米山記念奨学会は2012年に公益財団法人となりました。
より一層の公平性・透明性を確保するため、このように全地区共通の選考基準で選考をし、そこに地区ごとの裁量を加えています。
米山奨学金はお金に困っている留学生の経済支援ではありません。
珍しい国だから、生活に困っているから、学校の成績が優秀だから、それだけでは米山奨学生に合格しないのです。
当地区では今年度、新規35名、継続19名 合計54名の奨学生を受け入れています。国・地域別には、中国・韓国・台湾・ベトナムとなっています。
来年度の受入奨学生数は、49名です。 内訳は新規 37名。継続 12名です。新規の募集人数は「37名」のため、「3倍ルール」が適用され、
米山本部から、当地区に「試験補助費」として、222,000円(111名×2千円)支給されます。
こうして巣立った奨学生たちは、さまざまな形で活躍しています。ロータリアンなる学友もおり、現在把握されているのは231人。その中には、ガバナーになった学友も3人います。
学友が中心となって設立したロータリークラブも国内外に5つあります(豆辞典10ページに記載)
また、韓国では2016年に、学友だけの衛星クラブ、「韓国米山セソウル・ロータリー衛星クラブ」も設立されています。
巣立った奨学生のOB組織、米山学友会は日本に33、海外に9つあります。
日本は34地区なので1つ足りないように見えますが、日本の全地区に学友会があります。
(1つ少ないのは、北海道はロータリー地区としては2つに分かれていますが、学友会は「北海道米山学友会」として活動しているためです)
豆辞典p14にありますように、各学友会ではさまざまな活動をしています。
一部ですがご紹介します。
左上、ミャンマー学友会では、子どもの教育支援に力を入れています。
右上の写真は、台湾米山学友会です。毎年、日本留学フェアでブースを出展し、米山奨学金をPRして台湾の若者に日本留学をすすめています。
左下、韓国では、韓国で学ぶ日本人留学生に奨学金を支給しており、今年で累計8人の日本人がお世話になっています。
なおこれは台湾米山学友会がもともと実施していたもので、台湾では今年で累計25人の日本人を支援してくださっています。
右下の写真は、ベトナムです。まだ正式な学友会ではありませんが、ホーチミンでは学友グループが養護施設を慰問するなど、活発に活動しています。
国内の学友会では、現役奨学生と一緒に活動するところも多くあります。
左上、第2620地区(山梨・静岡)学友会では、スリランカの病院へ医療器具を寄贈したり、子どもたちへ文具を贈る支援活動をしています。
右上の写真は、第2790地区(千葉県)学友会が行っているもので、米山学友とローターアクトがフットサル交流をしている様子です。
左下、関西学友会は、「米山教室」という面白い試みをしています。学友が先生となって、毎週、語学や料理などを教えています。
右下の写真は、東京学友会の総会の様子で、米山梅吉翁の生い立ちを寸劇で披露しました。
昨年度の秋季米山奨学生・学友合同研修会では米山梅吉記念館にお邪魔し、米山梅吉氏の偉業を学びました。
12月には奨学生・学友合同忘年会を開催し、奨学生、指導教員、カウンセラー、学友の交流を図りました。
米山の卒業式にあたる米山奨学期間終了者歓送会・指導教員感謝の集いを開催しました。
米山記念奨学事業の成果、それは「学友」そのものです。寄付が減っても学友の数は増え続けます。

2011年、東日本大震災が起きたとき、発生直後から日本の無事を願うメッセージが相次いで寄せられ、国内外の学友から760万円の義援金が送られました。
米山奨学会への寄付は、ロータリアンだけではありません。学友からも、先ほどの義援金以外に、累計3,339万円の寄付をいただいています(2018年6月末)。
東京の事務局にわざわざ大阪から来てくれた台湾出身の学友は、これまでに計200万円の遺言寄付を申請しています。
このほかにも、2007年から11年間、毎年欠かさず50万円を海外から送金してくれている中国の学友もいます。
こうした「寄付」という形での恩返しは、他のプログラムではあまりみられない、米山学友ならではのものだということです。
地区で採用できる奨学生の数は、このような計算式で算出しています。
まず、収入予測をもとに、採用数が決まります。2019学年度は850人枠です。
株式の「配当金枠」や、海外から直接応募する「別枠」を除く776人を、その地区の寄付総額、個人平均寄付額、特別寄付者割合、有資格者数、それぞれの対全国比で案分します。
奨学生数は寄付で決まるといっても過言ではありません。
例えば、会員数が少ない地区は、「寄付金総額」で大きな地区に及ばなくても、個人平均寄付額や、特別寄付をする人の割合が高ければ、その分採用数がアップする可能性があります。
一つのクラブで誰か1人が10万円寄付するよりも、同じ金額なら全員が5000円ずつ出した方が有利に働くのです。
これは、地区別の個人平均寄付額です。
昨年度の全国平均は16,068円、最も高かったのは、第2590地区(神奈川県横浜市・川崎市)の31,193円でした。
当地区、第2760地区は青い矢印が指している所で、一人平均13,493円、全国で20番目でした。
もう少し詳しく見てみますと、当地区の普通寄付金は平均4,714円、全国平均は4,797円。
また、特別寄付金は8,780円、全国平均は11,271円でした。
みなさまのご寄付は、どのように使われているでしょうか。
2017-18年度の寄付金収入は14億3,381万円(前年度13億7,305万円)、前年度から約6千万円の増加となりました。
昨年度は財団設立50周年の節目となる年度であり、個人が特別寄付をした割合も、過去最高の45.4%と多くの方々からご支援をいただきました。
上段紫色の有価証券の配当金(※1)は奨学金として、また、皆さまからの寄付金は奨学事業に使用しています。
2019学年度の奨学生採用数は30人増の850人枠とし、黒字分を積み立てている奨学事業安定積立財産からも使用します。
参考:2018学年度採用は820人枠、2019学年度は30人(枠)増の850人(枠)
(※1)2016年9月に坂本ドネイション・ファウンデイション株式会社(SDF社)から当財団に寄贈された株式の配当金となります。
ガバナーが掲げる当地区の今年度の目標額は、1人当たり20,000円となっております。
地区で奨学生を何人採用できるかは、ほぼ、寄付額の全国比で決まります。
1人でも多くの奨学生を採用できるよう、今年度の目標に向けてご協力をお願いします。
米山の50周年記念誌、ネクタイのご案内をさせていただきます。
昨年度、財団設立50周年を迎えた米山記念奨学会では、25年ぶりとなる「記念誌」を発行しました。
これを読めば、よねやまの歴史のすべてがわかる!という貴重な一冊です。1冊あたり1,800円です。ぜひ、まだの方はお申し込みください。
さらに、記念ネクタイとスカーフも出ました。スカーフは売り切れてしまいましたが、ネクタイはまだあります。1本2,500円で、なんとポケットチーフまで付いてきます。
こちらも限定品なので、ご希望の方はお早めに。
最後に…
2018年9月、2014年から4年間理事長をつとめた小沢一彦氏(写真左)が退任され、第7代理事長として斎藤直美氏(さいとう ただみ/写真右)が就任されました。斎藤直美氏は我々第2760地区・豊田ロータリークラブに所属し、2006-07年度同地区ガバナー、2016-18年度国際ロータリー理事をおつとめになられました。斎藤理事長のもと、50周年後の新たな一歩を踏み出して行くことになります。
これからの世界情勢では、国と国との懸け橋となるような、優秀な人材が果たす役割はいっそう大きくなっています。米山記念奨学事業の重要性は、さらに増していくことは間違いありません。これまで日本のロータリアンが蒔いてきた「平和の種」を、今後も絶やすことなく、大きな花を咲かせ続けていくこと、それが我々ロータリアンの使命と思います。今後も、皆さんで一緒に、この米山奨学事業を盛り上げてまいりましょう!ご支援、ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

各種委員会報告

会長挨拶 : 大須賀慶一会長

幹事報告 : 鈴木昭夫幹事

出席報告 : 市川 治君

スマイル発表 : 澤村彰佑君
 各種お祝い : 西冨拓也君

社会奉仕委員長会議報告 : 委員長 丸目藤二君

同好会助成金授与 : ゴルフ同好会

炉端会案内 : 野口要二君

会長挨拶 幹事報告 出席報告
スマイル発表 各種お祝い 同好会助成金授与

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]