第1281回 通常例会「供養産業の変化」

開催日時 平成30年10月19日 金曜日
開催場所 西尾コンベンションホール
合唱曲 我等の生業
卓話者つちや仏壇店 代表 榊原 弘 君
お客様
司会進行野口要二君

会長挨拶

 今日はこのコンベンションホールで初の例会ということで、会場環境の方は昨日からの設営ありがとうございました。来週は渡会ロータリーの方がみえることもあり、大広間の方で行います。みなさん、2週にわたってこの新しい例会場を体験して、ご意見を会場環境の方に言っていただき、例会がよりスムーズに進められるようになるといいと思います。
 今日うれしいことがいくつかありました。闘病していた高原宏くんが約1年半ぶりに例会に参加してくれました。みなさんも心配していたので、参加してくれて良かったと思います。今日はこの場で少し話をしてもらおうと思います。まだ闘病中ではありますが、いちばんいいのはリラックスをして、良き仲間と和気藹々となんでも語らえるようになっていくことが高原君にとってもいちばんいいことだと思いますので、無理をしないようにしてください。

【高原宏君】ここから
例会に来るのはちょうど15ヶ月ぶりです。一時は自分でももう終わりだなと思ったときもありましたが、ここに来られて非常にうれしいです。入院中は色々な方に来ていただきましたが、ずいぶん長い間、面会謝絶だったので申し訳なかったです。これからもどうぞよろしくお願いします。
【高原宏君】ここまで

病気が病気なので焦らず淡々と高原流で頑張ってもらいたいです。頑張ってという言葉を久々に言ってしまったわけですが、高原君から「よく頑張っているな」と褒めてくれと言われてから「頑張れ」という言葉は言わないようにしてきたのですが、思わず今日言ってしまいました。でも本当に気持ち的には早く一緒にゴルフをして、運動やロータリー活動を一緒にできることを楽しみにしています。身体に気をつけて例会の方も出席できるときは出席してください。

出席報告
会員総数 出席免除者 本日の出席会員数 MU数 本日の出席率(%) 修正出席率(%)
54 30 42   84.00 100

スマイル委員会報告

【大須賀慶一会長】
 高原宏君、一年半ぶりの例会出席「おめでとう」。今後は「スローライフ」を楽しんで「ぼちぼち」活躍して下さい。

【鈴木昭夫幹事】
 コンベンションホールでの初の例会です。少し窮屈ですかね?
 会場環境委員会の皆様、会場の設営ご苦労様、ありがとうございます。
高原君、お帰りなさい。

【高原宏君】
 皆様にお会いでき、感無量です。クラブに大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。

【中根勝美君】
 外部講師の都合などで長らくStand by体制を続けて頂き恐縮していました。
やっと出番です。本日はよろしくお願いいたします。

【新海雄二君】
 長いこと欠席してしまいました。反省しています。

卓話

「供養産業の変化」(つちや仏壇店 代表 榊原 弘 君)

 供養産業の変化についてお話させていただきたいと思います。暗い話ですが、最後にはちょっと明るい未来が描けるような結論に持っていきたいと考えています。供養産業といいますと、うちの仏壇・仏具業界も供養産業のひとつに入ると思っています。もちろん、いちばんの供養産業といいますと葬儀屋さんで、そして墓石屋さん、そして仏壇・仏具業界というふうになると思います。これの基本的なところはお寺で、供養ということに関しては最も基本的な土台となるところだと思います。このような供養産業ですが、きっとみなさんも感じていると思いますが、非常に変わってきました。私自身もこの業界の中では新しいことを考えている方ですが、この私でさえこの世の中の動きにはついていけないくらい一般の人達の方が進んでしまっているというよりも、動きが激しいと感じています。
供養産業の話ですが、はじめに供養とはなんであるかをお話します。供養とは、普通に考えれば亡くなった人のご冥福のためにお祈りをし、お供えをし、お参りをするということで間違ってはいないと思います。日本の場合は縄文時代から供養というものをやってきました。それは、「この世」があり「あの世」がある。亡くなったら(ここが難しいところですが)肉体は亡骸となって滅びていくのですが、魂は「あの世」にいくわけです。その魂を送るためにいろいろな儀式を行ってきたということです。縄文時代から「この世」と「あの世」という感覚があったのではないかと思います。「この世」と「あの世」はまるっきりあべこべです。「この世」の朝は「あの世」の夜というようなことであったり、着物の袷も逆に着たりということです。「この世」と「あの世」は表裏一体であると考えられてきました。現在もそのように考えていくと、「この世」があまりにも進んでいるため「あの世」もちゃんと付いていけているのか心配になってしまいますが、きっと付いていっているだろうなという感覚はしています。
 縄文時代から続く供養ですが、アイヌのイヨマンテという熊の魂を送る祭が今も残っているように、いまだにその供養という考えは日本人の中にあると思います。時代が進み戦国時代になると曼荼羅という仏教絵画が出てきます。これは六道輪廻というものが描かれています。この中心に心という字が書いてあるのですが、この心に六道輪廻が全て含まれているという意味なのです。お釈迦さんの仏教を簡単に言うと、人生は苦である。その原因は愛欲であり、それを絶たない限り六道輪廻の中をぐるぐると巡り、いつまでたっても悟りに立てないというのが中心の仏教の教えです。この絵には「供養とはこういうものだ」ということが描いてあります。亡くなって地獄に落ちた母親をなんとか救いたい、お施餓鬼をして善を積み母親を救いましょうとことが描かれています。戦国時代にはこのような供養でしたが。現代は葬式もあり、考えもさほど変わらないと思いますが、亡くなった人の魂を送り届ける儀式で、供養の最大の儀式が現代の葬式で、年忌法要を行うというのも供養の形です。故人を忘れない為に年忌法要を行うというのが供養の真髄かなと思います。
このように供養というものを考えていただいて、現在の供養産業がどのように変化してきたのかというと、葬儀が家族葬や個人葬というふうに言われて、時代が流れてきたなと感じます。小さく葬儀をやるのであれば自宅やお寺でやるのがいいと個人的には思います。普通に「どうして家族葬にしたのですか?」と聞けば、「お金が掛からないでしょ」「迷惑かけたくない」「大々的にやる必要はない、できるだけ簡単がいい」と返ってくる返事は決まっていますが、それは本当の答えではないと思います。
お盆のお参りも、幼少の頃はお寺に多くの人が家族連れでお参りに来ていましたが、今はびっくりするくらい人が少ないです。そのように変わってきました。
この2,3年、大きな仏壇を新築の家に合わない、入らないからといって小さな仏壇に買い換える人が増えてきました。以前でしたら仏壇に100万、200万かけるところを10万、20万で済むというふうになってくるとこの仏壇業界も苦しくなるのですが、それはしかたがないと思います。もうひとつ、墓石もすごく変わってきました。最近は洋墓といって様々な形や素材の墓石を希望する人が増えてきているなか、海への散骨などを選択する人もいます。墓石に使う御影石の輸入額も半分位になってしまいました。
このように葬式・仏壇・墓石のあり方と供養産業は変わってきたと思います。この流れをどのように見るかというと、せっかく何百年と続いてきた生活文化がなくなってしまうのではないかと恐れているのですが、でもこの流れは間違っていないと思っています。この世の中の流れというのは、正しいとまではいえないが原点に返ってきていると思います。原点に返ってきたのはどの辺かというと、今の日本の仏教の原点は浄土宗だと思います。現代人は南無阿弥陀仏を唱えれば必ず極楽浄土に行けると信じるかというと、信じなくなってきていると思います。この世が全てであり、科学技術もどんどん発達する中ではとても考えられない思想です。しかし、遺伝子の発見があり、すべての命はひとつであり子孫が残る限り遺伝子はずっと生き続いていくことを思えば、浄土宗の考えは科学的ではないかもしれないが、人々の根底に流れている縄文時代から続く思想は遺伝子学に通じるものがあり、決して非科学的な考えではないと言えると思います。
このように供養産業は非常に変わってきていて、ありとあらゆる供養の形ができてきています。東京と大阪でエンディング産業展というものも開かれ多くの業者が訪れていました。今は少子高齢社会といわれていますが、今後は多死社会といわれるようになります。このような社会の中で、供養産業としてはどういう形の供養がいいだろうかと模索しています。そういう中で、東京などではビルの納骨堂が増えてきています。私はおそらく半分以上がそうなるのではと思っています。お寺でも合祀で供養するという形をとるところが増えてきています。そんな混沌とした供養産業の中で私は自然葬を提案したいと思います。自然葬は墓石を建てないお墓です。人は死んだら自然にかえっていきます。森こそ神が降りてくるところであり、木の中に仏がいるのだという森を作って、そこで散骨をしていこうと考えています。

各種委員会報告

会長挨拶   : 大須賀慶一会長

復帰挨拶   : 高原 宏君

幹事報告   : 鈴木昭夫幹事

出席報告   : 大山勝男君

スマイル報告 : 澤村彰佑君

国際奉仕委員長会議報告 : 久恒治人委員長

会長杯ゴルフコンペ報告 : 太田五九郎君

クリスマス家族会案内  : 秋山正純親睦委員長
 上記 担当者     : 榊原利夫君

会長挨拶 復帰挨拶 幹事報告
出席報告 スマイル報告 国際奉仕委員長
会議報告
会長杯ゴルフコンペ報告 クリスマス家族会案内 クリスマス家族会
担当者

詳細はホームページをご覧下さい。 [http://kirara-rc.jp/kaihou.php]