西尾KIRARA賞

第１５回　西尾ＫＩＲＡＲＡ賞２００７－２００８　三浦　社会奉仕委員長 ●団体の部　「西尾高校ボランティア部」 ●個人の部（伊藤総子さん）

・団体の部　「西尾高校ボランティア部」
　地域に密着した奉仕活動を行い、周辺住民の人たちよりとても喜ばれている。
（活動内容）名鉄桜町前駅の清掃活動、あしながおじさん募金活動、みどり川クリーン作戦参加、矢作古川クリーン作戦参加・・etc
・個人の部（伊藤総子さん　西尾市戸ケ崎在住）
「手話通話を考える会」「西尾手話サークル青い鳥」「コスモサークル」「音楽ボランティアひばり会」「ＮＴＴ　ＯＢ会」などのボランティア団体で長年にわたり息長く活動されている。
（活動内容）愛知県や西尾市の聴覚障害団体の研修会や学習会、各種行事の手話通訳活動。
●会長お祝いの言葉
　第15回のキララ賞、伊藤様、西尾高校ボランティア部の皆様、本当におめでとうございました。そしてご苦労様でした。団体で受賞されました西尾高校の皆様、このメンバーの中にもOBがたくさんいらっしゃると思います。どちらかと言えば体育会系、文化部が目立つ高校のクラブですが、こういった地道なボランティア部があるということを私も最近知りまして、大変申し訳ない気持ちであります。これからもこういった地道な活動、地域の貢献のためにがんばって頂きたいと思います。個人の部で受賞されました伊藤様、20年以上もボランティアをお続けになっているそうです。長く続けるという事が大変大事な事だと思います。伊藤様は西尾高校のボランティア部へもお教えに行かれた事があるそうです。どうぞ若い人へ色んなものを伝えて頂きます様にお願いしたいと思います。これからもますます、元気で頑張って頂き、皆様にはお続けになって頂く事をお願いしまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。おめでとうございました。
●来賓スピーチ（渡辺賢一）
　日頃はキララロータリークラブの皆さんには、西尾市の子供達のために、学校のために多大なご支援を頂いておりまして、この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。また、ひたむきに頑張っている市民の方達に光を与えて頂いているのもキララロータリーの皆さんです。心から感謝を申し上げたいと思います。
　今日は少しお時間を頂きまして、今年私が教育長として特にやってみたいなと思っている事を三つ手短にお話しさせて頂きたいと思います。一つ目は、特に今年やってみたいなと思っている事は、学校の品格とは何かという事について校長先生方と一緒に考えていきたいと考えております。国家の品格というのはよく耳にしますが、私は学校にも品格があると思っております。学校の品格とはその学校にいる子供達の行動、務めている先生方の意識だけではないと思います。校区全体の環境やモラルを含めまして総合的に形成されるものだと思っております。子供と先生と地域が一体となったものが学校の品格を作り上げる基本だと思っております。では何が大切かと考えた時に、校長先生のリーダーシップが大事だと思います。校長先生が今年は僕はこういう事がしたいんだと経営のビジョンを4月初めに示す事が第一先決だと考えております。先だっての校長会で話しましたが、市内20校、それぞれの学校がＡ3
一枚裏表のリーフレットの中に校長先生が今年何がしたいか具体的に3～5つ掲げて下さい。校長先生は学校の顔であると思うのでリーフレットの表紙には校長先生の顔写真を示して下さいと言いました。
教育委員会としても私が教育長として何がしたいかという事は、西尾市のホームページ、教育長の部屋に西尾の教育アクションプランと銘打って載せてありますので、機会があったら一度見て頂きたいと思います。
　二つ目は図書館の充実です。今までは学校の司書の資格を持った人が西尾市には2人しかいませんでした。今年予算化を致しまして、一気に4名増やし、市内6名の配置を致しましたので、各中学校区に一人ずつ図書館司書という一般の人を配置致しまして月～金曜日までいつでも図書館にいるという、図書館の整備だけでなく授業に役立つ図書館経営をしたいと思っております。本を好きな子供達を多くする、そのための手助けをしていきます。
　三つ目は花一輪運動に力を入れていきたいと思います。玄関の花はどこの学校も力を入れて綺麗にしておりますが、トイレに花一輪運動をやりたいと思っております。私は荒れた中学校にもいたことがありますが、その学校が荒れているかのバロメーターはトイレを見ればわかります。本当に荒れた学校はトイレのドアが蹴られたり鍵が壊れていたりと一つの現れであります。その家庭のしつけが出来ているかという事は、玄関の履物が揃っている家庭はきちっとしつけがされている家庭だなと思います。
　今日は大変貴重な時間をいただきありがとうございました。