2007-2008年度会長岡田義雄 (おかだよしお) |
“高めようロータリーの奉仕と親睦の心”
〈一人一人が輝いて〉
西尾KIRARAロータリークラブも本年創立17年目を迎え、
これまでのクラブの礎を築いてこられたメンバーの皆様、
そして先輩諸氏に対し深く敬意を表し、
又クラブを支えて下さった地域の皆様方に厚く感謝申し上げる次第です。
さて、1905年にシカゴで世界初のロータリークラブが産声を上げ、
1920年には東京ロータリークラブが日本初のロータリークラブとして
創立されました。
そして、私共西尾KIRARAロータリークラブは1991年創立という
大変歴史の浅い若いクラブであります。
創立以来、私共のクラブはロータリーの基本にのっとり、
しかし余り伝統、歴史に固執せず、この若さを一つのバネとして
地域に密着した数々の事業を展開して参りました。
それのどれもが地域と時代のニーズに合った素晴らしい事業ではなかったかと、
創立来のメンバーの一人として誇りに感じております。
しかし今後も私共のクラブの継続と発展を考えて行った時に、
もうこの若さだけを頼りにした事業だけでは、
ロータリーの奉仕と親睦の精神を高めて行くことは
難しくなってくるように思えてなりません。
私共メンバーは各々が確実に年を重ねて行き、
メンバーの数も創立時と比べて減少する中で、
クラブメンバーとしての存在価値を見つめ直して行かなくてはならないと思います。
幸いにも私共のクラブには“キララ”というネーミングがあります。
私はこのクラブに“キララ”という名前があって良かったと思っています。
メンバーの一人一人がこのクラブの中で光り輝いている存在であると思います。
そして今年1年、ロータリーの奉仕と親睦の心に磨きをかけて、
この西尾KIRARAロータリークラブを光り輝やくクラブにしようではありませんか!
会員の皆様方の力強いご支援をよろしくお願いいたします。
基 本 方 針
◎次世代を担う青少年に夢を持ってもらいたい。
◎今この地域の現状に満足せず将来を見据えた、元気の出る地域づくりを。
◎国際奉仕として、国際親善としての一翼を担おう。
◎ロータリーの奉仕の源でもある、
メンバーと各々の企業が今以上に元気になるプログラムを。
◎ロータリーをよく知り、奉仕と親睦に磨きをかけよう。
2007-2008年度ウイルフッレツド J ウイルキンソン |
【会長方針】
ウィルフリッド J. ウィルキンソン2007-08会長は、
「ロータリーにイエスと答える」年度として、新ロータリー年度の幕を開けました。
RIテーマ「ロータリーは分かちあいの心」は、奉仕と新会員の勧誘を通じてロータリーを分かちあうという会長の信念の表れです。
トレントン・ロータリー・クラブ(カナダ、オンタリオ州)
会員であるウィルキンソン会長は、ロータリーの仕事を支える熱意こそが
分かち合いの精神であると考えます。「このテーマを選ぶにあたって、
ロータリーがどれだけ分かちあっているかを振り返ってみました。
私たちは、時間と才能、そして資金を、ニーズを抱えた人々と分かちあっています」と、去る2月の2007年国際協議会で次期地区ガバナーを前に、ウィルキンソン氏は語りました。
「ロータリーにおける分かちあいとは、
自分自身に不要となったものを施すことではありません。
分かちあいとは、私心を捨てて他者のために自らを捧げることです」
ウィルキンソン会長は、ビル・ボイド元会長の強調事項である水保全、
保健と飢餓、識字率向上、ロータリー家族を、そのまま引き継ぐ決意を示しました。
「このような基本的なニーズが、ここ数年間にわたって
ロータリーの取り組みの最前線に置かれてきました。
この傾向が続くようにと私が願うのは、きれいな水と健康と読み書きの能力が授かれば、多くの人々に自助自立の道が開かれるからです」と、会長は語ります。
世界各国で奉仕団体に参加する人々の数が減少の一途をたどる時世にあって、
ウィルキンソン会長は会員増強へのたゆまぬ努力がいかに重要であるかを力説します。「ロータリーへの勧誘が必ずしもたやすく運ばないことは承知しています。
断られることのほうが多く、断られれば誰しも落胆するものです。
しかし、断られることを当たり前とし、再度誘う好機をうかがい、
また、勧誘に応えてもらえそうな次なる候補者へと
焦点を移す時期を知ることが大切です」
同時に、ロータリーの未来にとって等しく大切なのが青少年プログラムへ焦点を当てることだと会長は言います。
「青少年プログラムの強化に努めることにより、
強い責任感と倫理観を持つボランティア志向の新世代を育てることができます。若い人々は、私たちのはるか先に広がるロータリーの未来への懸け橋なのです」
【履歴】
公認会計士を引退したウィルフリッド J.ウィルキンソン氏は、税務会計事務所、ウィルキンソン・アンド・カンパニーの設立者です。同氏は、オンタリオ州公認会計士評議会の会長、また、カナダ公認会計士協会およびオンタリオ州公認会計士協会の両団体の財務長を務めました。また、ケベック州公認会計士協会およびロイヤル・カナディアン・ミリタリー・インスティチュートの会員であり、オンタリオ州公認会計士協会フェローにも選任されました。
会計士を退職した後は、非常勤でクインテバレエスクールの常任理事を務めました。また同氏は、種植え・耕作用先進技術装置の製造会社であるモリス産業株式会社の理事です。ウィルキンソン氏は、トレントン・メモリアル病院の募金委員会委員長、ベレビル・チェシャイアー成人身体障害者ホームの創設委員長、ローヤリスト大学の理事長、カナダ・ボーイスカウト地区評議会会長として活躍しました。
ウィルキンソン氏は、1962年以来のロータリアンで、所属するトレントン・ロータリー・クラブ(カナダ、オンタリオ州)の元会長です。ロータリーでは、副会長、理事、財団管理委員、地区ガバナーを歴任しました。国際協議会で討論リーダーを務めたほか、シカゴで開催された国際ロータリーの百周年年次大会の議長を務めるなど複数のロータリー委員会の委員長と委員を務めた経験があります。
また、インターナショナル・ポリオ・プラス委員会の委員として、世界的なポリオ撲滅への活動に専心してきました。ウィルキンソン氏は、ケニア、タンザニア、インドで行われた全国予防接種日に参加し、パキスタンではアフガニスタン難民の子供たちにポリオ・ワクチンを投与しました。保健、飢餓追放および人間性尊重補助金プログラムのボランティアとしてインドに渡った経験もあります。そのほか、ウィルキンソン氏は南アフリカ、ナミビア、英国、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ合衆国とカナダの各地でロータリーの奉仕を行ってきました。
ウィルキンソン氏は、コロンブス騎士会、オンタリオ州、カナダ政府によってその人道奉仕活動を表彰され、2001年にはヨハネ・パウロ2世より有功十字勲章を授与されました。ロータリーでは、功労表彰状、ポリオのない世界を目指す国際奉仕賞、特別功労賞、超我の奉仕賞など多くの賞を受賞しています。
私生活においては、1953年にジョーン夫人と結婚し、4人の息子さんと8人のお孫さんがいます。