第20回西尾KIRARA賞 2012-2013年 高須光 社会奉仕委員会委員長
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【団体の部】2団体
<受賞者>宅老所・伊文「だんだん」 代表 加藤八重様
<推薦者>石川 逸大 君
<推薦理由>介護保険の施行に伴い、要介護認定の結果、自立と判定されたお年寄りなどが家にこもらず、地域内でふれあいが出来る場所を提供しています。家庭的な雰囲気の中でみんなが一緒おしゃべりしたり、身体を動かし、安心しながら楽しい時間を過ごしてもらいたいと始めたそうです。仲間が「暖・談」とふれあえるようにと願い「だんだん」と名付け、高齢者を支えています。スタッフ12名で以下の事をしています。
毎週水曜日午前9時30分~午後1時体操・脳トレ・季節の行事おやつ作り・昼食作り等
運動会・視察旅行・ふれあいコンサート等もしています。
<挨拶>宅老所は男性の方も来て良いのですが、女性ばかりです。最高年齢は93歳で13年続いて通所されています。
通所の条件は、自分で歩いて来れ、自分で身の回りの事が出来るということです。介護保険のご厄介にならないように宅老所ができました。西尾市には今7件あります。宅老所「だんだん」伊文は第1号です。
宅老所は10時から始まりますが、お年寄りは朝が早いので9時半位には半分の人がみえています。ぼけないために1時間元気体操をやっております。脳トレと元気体操を1時間、1年に2回ふれあいコンサートをやっております。ピカリコへ6月に訪問させていただき重度の障害の方や子ども達と一緒になって歌や踊り、劇をしたりしています。今年度はAKB48を歌いました。
運動会もやります。日頃腰が曲がっているお婆さんでもパン食い競走になるとなぜか伸びるんです。また1年に1回、市のバスに乗って見学会に出掛けます。今年度は新美南吉の故郷へ行って参りました。
今年で13年目が終わりますがこの様に表彰されましたので、私としましては元気の続く限り一生懸命やっていきたいと思います。
<受賞者>にしお観光ボランティアガイドの会 会長 長谷川惣太郎様
<推薦者>小林 豊 君
<推薦理由>西尾には古くからの歴史文化が数多く残されています。観光にみえた方に西尾の歴史と文化の由緒等を知って頂き、温かい地域の魅力を紹介するボランティアを行っております。地域を紹介し、地域の活欧化や交流に果たす役割の重要性はますます高まってきています。「おもてなしの心」を大切にしながら、地域を訪れる人々に喜んで頂ける事を糧に、日頃から地域を知る努力や、新たな知識の習得に努め、日々活動に取り組んでいます。現在会員40名程度登録、平成23年度は28組2、300人程の案内をされました。
<挨拶>私共にしお観光ボランティアガイドは平成19年4月に発足致しました。
平成7年に全国京都会議、小京都会議ともいいますが、こちらに西尾観光協会さんが加盟されました。翌年三河の小京都西尾を散策するマップを作って頂きました。
平成9年にマップに沿ってご案内できるガイドを観光協会さんが募集致しました。それに応募したのが30名でした。ガイドは個人参加でしたが活動は殆どありませんでした。
西尾を三河の小京都とうたっても観光客は皆無で、行政関係の来客のご案内が数回あった位です。転機になりましたのが平成18年にギネスに挑戦1万人大茶会です。メディアに非常に多く取り上げられ、西尾は抹茶の里という事で沢山のお客様がおみえになる様になりました。
平成19年に今迄個人の参加であった会員30名が集まって正式な会として再発足をしたというのが我々の会の現状です。
現在毎週日曜日に西尾駅構内の案内所に1名常駐し、駅から降りてみえたお客様をご案内しております。団体の方のご案内もしております。平成23年で45件程、1000名程のお客様をご案内しました。今年は11月現在で48件、850人程ご案内をさせて頂いております。
歴史公園を中心に町中のガイド、お抹茶を飲みにみえるお客さん、茶畑に行きたいというお客さんも多くご案内をしております。特に5月1日の八十八夜の茶摘みの写真が新聞に出ますと翌日からとたんに観光のお客様が増えまして茶畑のご案内が増えます。その他に岩瀬文庫、歴史公園、旧城下町等をご案内しております。何かご用命がございましたらいつでも声をかけて頂けたらと思います。